2009年 07月 07日
七夕の朝は良い天気だった。 珍しいなあ、七夕で晴れたことはあまり記憶に無い。 街は無用なネオンを消して夜空を楽しむ、という筋立てになっていたが、ゲリラ雨のあと、どうも雲が退散しないまま、夜になってしまった。 残念。 旧暦の七夕があるから、まあ、いいか。 今日は満月、旧暦の七夕の日は新月。 負け惜しみのようだが、満月じゃ天の川は見えない。 大阪で、黄色とピンクの団子のようなものを串に刺し、水羊羹を三切れあしらって「七夕」という名で売り出していた。 もちろん、当日限りと朱書きがあった。 七夕はそのまま「たなばた」と読むのだろう。お茶席で出すようなお菓子ではなかった。 じゃあ、主菓子になるようなものは「ななせき」とでも読ませるのだろうか。 たった一日のためのお菓子。 私が買ってすでに口の中に消えてしまった和菓子の名は、織姫だった。
by coppoumon
| 2009-07-07 21:16
| 和菓子
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