2009年 09月 27日
場末に行くと前座の歌手がいて、前歌を歌う・・・・・ 昭和30年ごろ、銀座の外れのある店でも、客がいない時に作家の野坂某が歌い、客が来ると突然おろされて、戸川某嬢が、歌い始める。 戸川嬢は出番のない楽屋で小説を書いて、小説家になった・・こんなことを聞いた。 店はなくなってしまったが、この店の歌姫、戸川嬢は、高槻の出身だと伺った。 三年続いたヘルマンの演奏会は、今年はオルガンを外れた。というより、断られた。 ファックスで、よろしくお伝えくださいませ、と簡単な外れ方だった。 やれやれ、開放された、と思ったが、別枠でオルガンを弾くように言われて、それではコンサートの前にウエルカム・コンサートを少しの時間やりましょう、ということに決めた。 要するに前座。 18分ほど弾くことにして、曲はバッハの小フーガト短調、ヴェルディのグランド・マーチ、オーヴァー・ザ・レインボウ。 もう一曲アメージング・グレースのテーマによる変奏曲を用意したが、まさか、前座にアンコールはないだろう、と踏んだ。 譜めくりとストップの出し入れの補助を頼む予定だった大飯喰らいの、わたしよりうんと大きな坊やがインフルエンザになった。 これが、思わぬハプニングで、楽譜を三分の一に縮小し、ストップや、カプラーは強引に自分で操作することにした。 写真は家での練習の際の譜面台。 前座の後の本物のコンサートは、お粗末だった。 最後には、フルートとハープの指導者の猿蟹合戦だった。 時々、音楽的良心の欠如した人をみかける。 二度と前座などやらないようにと、いろんな人に釘を刺された。 ノーギャラで持ち出しで、これだもんなあ、と可笑しい。
by coppoumon
| 2009-09-27 22:47
| ああ、びっくり
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