2013年 05月 04日
頻繁にジャムを作る年は、作ったものにアルファベットを冠しておいた。通し番号の代わりである。 今年はバラジャムが「D」 薔薇は40年生もの。昨年秋から尽くせる限り手を入れてきた甲斐があって、一度に4輪のつぼみを付け、3輪の花を一度に収穫することができた。当然であるが、無農薬自家製の薔薇の花。 私の知るバラジャム、生姜ジャムは、材料にペクチンがないので、りんごのジャムを色無しで作って混ぜるというやり方である。 バラの花3輪で110グラム。 林檎が250グラム、砂糖100グラム、レモン果汁1個分。 バラもりんごもたまたま分量がそうだった、ということで分量についての根拠は無い。 りんごジャムを作る。 まず、りんごの皮を剥き、小さく薄く切ったりんごに砂糖とレモン果汁を掛けて少し水を足して蒸し煮にして、裏ごしをする。 その作業の間バラの花びらを洗い、ひたひたに水を入れて静かに煮る。 20分ほどで半量に煮詰まるので、そこにりんごジャムを加えてしばらく煮て出来上がり。 同日、ママレードの材料が友人から届いた。 食べて美味しいので甘夏ではないかと思う。 これは2キロ少しあった。砂糖を4割入れて、作った。 一晩置いたのを味見したら、穏やかな味である。 先日オールドパーを振舞ったママレードは初日より苦味のある中年男のような出来栄えであった。 今回の分の今朝の印象は柔和で素直で謙遜で・・とどこかで聞いた話のようではあるが、 鍋に残った分だけでも、タリスカーというウイスキーを加えるか、生姜を少ししのばせるか遊んでみたくなった。 この果実だと、クセのある砂糖で煮詰めると美味しく出来上がるようにも思ったが、4日間は味が変化するので、今のところなんとも言えない。 事実、夜になって味を見ると、ほろ苦さが強くなっている。
by coppoumon
| 2013-05-04 20:30
| ジャム
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Comments(2)
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mitsuketai at 2013-05-05 19:07
やはりバラジャムのボディはりんごジャムでしたか?バラの花弁と砂糖を煮詰めてもボディ感が出ないのでどうかなあ?と思っていたので納得。ただ、バラの花弁の色もおそらくアントシアニン系で水溶性ですから
褐変しやすいのが難点。色合いはいかがですか?
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coppoumon at 2013-05-05 20:39
隊長、それがですね、自然光で色を撮ろうと思っていたのですが、時間がなくて、アップしていないのです。紫がかった緋の色、そのものです。
今のところうまくいったと思っています。出来上がってあら熱をとって、さらに冷却水を使いました。 味は、まあ、ご愛嬌ですね。 |
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