2013年 06月 25日
5月の連休に訪ねた大統院の記事がアップされていないことに気づいた。 さっそく、門前の雨落としから。私は、雨の日のこういう遊びが好きである。 方丈前の庭園は3年前、2010年より、庭匠北山安夫氏によって作庭されたもの。 茶室前の南向きの庭。 これは、いわゆる旦那の間から北側の庭を見たもの。 この日の大統院はお客さんがまばらで、ガイドの方も手持ち無沙汰だった。 驚いたのは古清水、仁清や、奥田頴川、二代目高橋道八、光琳そのほか著名な人たちの作品が所狭しと展示されていたこと。 嬉しかったのは、黙雷和尚の隷書がかけられていたこと。 「松無古今色」 「家和百事成」 建仁寺は廃仏毀釈でかなりの境内の中の土地を失った。 塀ひとつ隔てて娑婆である。 もし、領地を失わなかったら、見事なまでの東山の借景であったろう。 振り向けばこんな借景もある。パンツのオンパレード。 廃仏毀釈がなければこのようなシチュエーションは出現しなかっただろう。 黙雷和尚様、色無し・・と、もうされますか。
by coppoumon
| 2013-06-25 22:56
| 京都
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