2014年 05月 04日
以前住んだ街は上等の筍の生産地だった。 筍の山がずいぶんと少なくなったが今でも生産されているようで、お向かいの方から届いたからと、白子と呼ばれる筍を頂いた。 掘りたてなので糠を必要とせず、水だけで湯がく。 毎日水を交換してやれば冷蔵庫で1週間持ちます、という。 しかし、それまでにはなくなるだろう。 湯がいたら、水と日本酒で小一時間下煮する。 それを調理するのだが、しまった。初めに湯がかないでステーキにしたらよかったのだ。 亀甲に包丁目を入れてごま油で焼き、しょうゆとみりんのたれをかけまわして、叩き木の芽をまぶす。 今回は、まず、実山椒を入れた筍昆布を作った。 下準備からはじめると丸一日これにかかっていた。 鰈と筍の煮物を好きであるが、鰈がすぐに手に入らないので、しゃぶしゃぶ肉を濃い目の出汁にくぐらせてさっと炊いておき、酒で下煮したあと味付けした筍を合せ、食べる直前にもう一度暖める。木の芽をこんもりと盛る。 ソラマメと掻き揚げにしたり、炊き込みご飯にしたりもするが、わかめと炊き合わせるのが、一番おいしい。 すぐに食べられるようにしたものと、炊いて3日ほど味を含ませるものと、しょうゆを使い分けて2種類一度にこしらえる。 写真はご飯の友の「竹の子昆布」 「筍」「卵」は素材。 調理して出すときには「竹の子」「玉子」、こんな約束事でよかったかなあ。
by coppoumon
| 2014-05-04 23:30
| 常の日の惣菜
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