2005年 12月 25日
今年は25日の朝のミサに、オルガン当番が回ってきた。 30人ほどのコーラスがついて、聞いてるほうは良いが、演奏する側は連日寒さの中を練習に通い、寒中水泳の気分で、冷え切った黒檀の鍵盤をまさぐるのだから心臓まで凍りそうである。 おまけに演奏中、風箱からパイプに冷たい空気が降りて来る。 バルバストルの「クリスマスがやって来て」を弾き始めた瞬間、22日に亡くなられた辻宏さんを思い出してしまった。 葬儀は26日。たくさんのオルガン弾きたちが集まってもらえるように配慮があったのだろう。私はこの曲で、辻宏さんとのお別れにした。 さて、クリスマスというので我が家でパーティーをやった。客様は3人のところ、前日に一人増えて4人。 メニュは以下のとおり。 生ハム。 フォアグラのパテ、メルバトースト。 水烏賊、オレンジ、水菜、セロリ、玉葱のサラダ。柑橘のドレッシング。 生鱈と生牡蠣のクリーム煮、クリスマスなので、人参、芽キャベツ、マッシュルーム、で、赤、緑、白をあしらった。舞茸も添える。 あわびと、雲丹の炊き込みご飯、三つ葉。 自然薯、柿、軸三つ葉の白味噌胡桃あえ。 五島列島の話題が出たので、赤だしを長崎味噌に変更して、あおさと、焼き麩の味噌汁。 お酒はドンペリ、1995年。 以前に、ピンク色のドンペリを飲んだことがあるが、95年は初めて。 しっかりしていて、コクがあって、うますぎる。 5人であっという間に一本空にする。 もう一本あるが、それは次回のお楽しみにとっておくことになった。 グラスはドンペリに敬意を表して、モーゼル・グラスのフリュート形のシャンパングラス。 無鉛のクリスタルグラスの輝きは、水晶のように透明で、無鉛ガラス唯一といわれる輝きがある。 金の部分は瑪瑙でこすって仕上げるという。 乾杯は、もちろんグラスを少し、持ち上げるだけである. 食後に、「咲元」という琉球泡盛をお出しした。 これがまた上等で、うまい。 予定を一時間オーヴァーして、4時に始まった酒盛りは8時にお開き。
by coppoumon
| 2005-12-25 22:36
| メニュ
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Comments(2)
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iiiikko at 2005-12-27 00:19
メニューといい
なにやら年代もののドンペリ!! 優雅すぎのホームパーティですね。。。 お料理はコップさん?! リンクいただいていきます。。。 1杯いただいて、、と打ち間違うとこでした。。。。
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coppoumon at 2006-01-04 12:29
iiiikko様
年配のお客様がおられるので、和洋折衷です。しかも下準備に40分あれば、仕上げは5分で出来るものばかり。 うにとあわびの炊き込みは、友人から送られた取って置きのイチゴ煮の缶詰。 フォアグラのパテはフランス産の缶詰。 なさってみられたらいかがですか。 |
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