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のんびりいこうよ

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2016年 03月 24日

春分あとの満月の日に近く

オルガンの友人が来て、演奏と東北からのメッセージが聴ける、というので、会場となる宝ヶ池の、国際会館近くの教会に足を運んだ。

宝ヶ池は素通りするだけで降りたことはない。
一人で遠出するには、もう、ぎりぎりといってよい距離・・遠さなのだが、実際には1時間前後で行くことができる。

ただし、一旦、伏見桃山で降りて、手土産をさがし、近鉄から京都地下鉄へと、非日常のような、そうでないような行程で、ちょっと時間を多めに見積もる。
そういうことを頭の中で反芻する自分に、なんだか、慎重になったなあ、行き当たりばったりでもいいのじゃないか・・とけしかける自分が居て可笑しい。

コンサートは、大変よかった。演奏への旗振りのつもりでもあり、心の糧として自分を鼓舞するためにでかけたのだが、大変有益だった。

画像はない。

コンサート終了後、写真など、ご自由に、ということだったので、楽器をちょっとだけ撮影させていただいた。

春分あとの満月の日に近く_e0036151_2114937.jpg


これは88鍵あるけれど、ピアノではなくて、足踏みオルガン。

外に出て、比叡山を見る。

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微妙に、春には未だ遠い。

春分あとの満月の日に近く_e0036151_2117458.jpg


空の色、広い公園に、ポーランドを思いだしたが、ここは日本、京都である。

時々、自分がどこに居て、どこに行くのか、そんなことを思うときがある。
今まで、なかった感覚だ。

こんなところで、ワルシャワの記憶がよぎるなどとは思わなかった。

場所はどこでもよいのだ。どこででも、生きてける。


今日のコンサートの中で、バッハの「バビロンの流れのほとりに」が演奏された。


イースター直前の、この静けさを好きだ。

by coppoumon | 2016-03-24 21:22 | Comments(0)


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