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2016年 09月 28日

ちょっとした異国 相国寺

若冲ブームらしい。

昨年はいろんなところで若冲の足跡をみた。

今年も相国寺・承天閣美術館に若冲を観に出たのであるが、大典と落款のある軸を拝見しつつ、若冲と交流のあった梅荘顕常の活躍した頃の相国寺を想像してみた。

灯籠や石造物が朝鮮文化を思わせる。大典は、輪番僧として2年間対馬に滞在している。
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蘇鉄の庭、というか、蘇鉄を植えるのは江戸中期より少し前で、これは宣教師のもたらしたもの、といわれている。
芭蕉・・バナナの木・・も、たくさん描かれており、実際に黄檗の寺の庭には植え込んであって、これまでにないどこかエキゾティックな趣味が喜ばれたのかもしれない。
蘇鉄はある程度大きくなると、成長を止めるのだそうで、大きくするために掘り起こして根を焼くのだと、父に教えられた。赤い実は毒を抜いて、飢饉のときには食べるのだとも。

筆頭家老だった古川の長屋門の奥の大蘇鉄を、思い出しては目の前の蘇鉄と比べてみる。

芭蕉を植えた屋敷もあった。実がなるには北限を過ぎていて、バナナはならないよ、といわれたが、今なら小さな実くらい、つけるのではないか。

今の国許は、建てては壊し・・という繰り返し。

記憶をとどめておくためには、帰省したくない。
そんなことを思った。



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by coppoumon | 2016-09-28 22:53 | Comments(0)


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