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2017年 06月 16日

コップレストラン 久々の開店

このブログは、恰も居心地の良いところ、そのままずっと佇んでいたいところについて、記事をアップしている。

まったく関係ないが、軸を毎日変えるとき、中には贋物を混ぜておくと、楽しいのだそうだ。混じる胡散臭さがよいというので、なるほど、そういうものか、と思いもする。
人の集まりもそうなのかもしれない。

コップレストラン。

今回はちょっと気乗りがしなかったが、食事をお出しします・・と約束をしてしまった。寿司でも取ればよいではないか、と、約束の直後にそんなことを思った。また約束を反故にされるのか、とカンがはたらいたのだ。

来客は3人。パソコンの先生、神父様、もうひとり、なかなかお出まし願えないかたが今日の主客である。
皆さんそれぞれに、知己の間柄。
ただ、常連でない人が混ざると、メニュが決まらなかった。

神父様がお越しに成られるのは、長崎で活躍されたド・ロ神父がフランスから取り寄せた器具で焼いた、神父用のミサのパン、ご聖体を、とりにこられるためだ。
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神父様はご聖体を、われわれは、真鯛を。

鯛を一枚買うことにした。後は季節のもの。和食の比重の高いメニュになるようにした。

鯛を買った以上、鯛のアラがついてくる。三枚におろしてもらって、何かかんがえる。

鯛のアラ炊き、新ごぼう。

鯨のかぶら骨の粕漬け。

茶そば・とろろ芋。

鯛の香草焼き。

淡路の新たまねぎの含め煮

雑穀ご飯、エノキ当座煮 奈良漬

国産黒ビール


お出ししたメニューだ。
神父様にはベルギーの修道院の黒ビールのほうが良かっただろうか。
越後ビールで良かったかどうか。

寡黙な神父様は、つつましい。

玉ねぎの含め煮は握りこぶしよりやや小さめのもの。おわんに、ぽってりとひとつだけ入る。

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きゅうり、新玉ねぎ、メイクイーンのサラダをそえて、鯨の赤身をしょうが醤油で付け焼きにしたものをもう一品、用意しておいたのだが、出番は無かった。

主賓は、なしのつぶて。その後も連絡はない。


あら焚きの骨をどこに入れるか・・というのでお鉢を出した。

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江戸末期の伊万里である。

珍しいのは、バテレンが十字架を持って、信徒たちを探している図である。

食事は美味しかった。
一人来ないのであれば、もっと濃密に美味しいものを準備できたはずだ。

茶そばで、鯛そうめん、締めは鯛茶漬け・・・次はこういうメニュにしようではないか、と閑古鳥のコップレストランの店主は考えた。

レストラン廃業。そうして身内だけで、しみじみと美味しいものをたらふく食べる。
これ、いいなあ。






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by coppoumon | 2017-06-16 21:32 | メニュ | Comments(0)


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