2006年 03月 10日
三月初め、わが家の隣の公園はまだ冬のままだ。 何時までも枯葉が落ちずに梢に残っているという異変を、そのまま春になろうというのに、いまだに見ることが出来る。 こういうとき、冬芽はどうなっているのだろう。 やっと鳥達が姿を見せるようになった。シロセキレイである。ねぐらに帰るであろうまでのひと時、食事の時間なのだろうか。いろんな鳥達が、この公園で餌をついばんでいる。 シロセキレイは渡り鳥。 私が「渡り鳥」という言葉を知ったのは小学校に上がる前である。その頃は新聞や週刊誌などの活字にルビが振ってあったのでひらがなさえ読めたら、正確に音読できたのだ。 物心ついた当時から、歌を、一度聞くと覚えてしまうという、変なクセがあった。 こんな歌だった。 ・・別れちゃいやよと、泣いたとて 花でも摘んで捨てるよに 口笛吹きふき 別れ行く あなたは男、きままな男 いいえ 私は 離さない。 死んでも離しはしないよと 誓ったことば うそなのね・・・・「渡り鳥いつ帰る」 この渡り鳥が、住所不定の男であるらしいと薄々分かったのはもっと後の事である。 こんな歌詞を唄う女って、ぐちゃぐちゃしてて、いやだなあ、などと子供心に思っていたから、 ちゃんちゃら可笑しい。 幼稚園では覚えてきた歌謡曲を弾いて、先生に歌え歌えと、私が言うので困ったと、幼稚園の先生だった従姉の友人がぼやいていたそうだ。
by coppoumon
| 2006-03-10 23:19
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Comments(2)
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でじかめ
at 2006-03-11 11:53
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↓梅!綺麗ですねえ^^ ↑よく歌詞を覚えてますねえ^^
子供の頃って意味分かんないでよく唄ってた記憶があります。 そして、ずっとあとになってから、ふと歌詞の意味に気が付く。 唄の殆どは、男と女のなんたらかんたらみたいなのばっかりですねえ^^ 洋の東西に関わらず。 それだけ、人生に於いて男女の問題というのは大きいって事ですかねえ^^ もう遅いし笑われるけど、死ぬまでの間に、熱い恋をしたいなあ・・^^;
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coppoumon at 2006-03-11 12:48
でじかめ様
東山三条の古川町商店街を歩いていたら、お暇なら来てよね~私淋しいの~~って歌が流れてきて、お暇なのはこの商店街だろって、噴き出したくなったのですが、お次が、恋をしましょう、恋をして、浮いた浮いたで暮らしましょう・・という歌でした。 恋も景気対策なんでしょうか。なんという商店街!! で、でじかめさん、これから始まる恋は、悲恋が良いですか、駆け落ち? それとも、囲い妻?? は~~、我々って、絵に描いた餅専門かもしれませんね。 |
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