2006年 04月 16日
賀茂川はいろんな人がそれぞれのイメージで写真を撮っていて、どれも面白いなあとおもう。 友人のKAZUの撮った写真は、真夜中に河原にでて水の流れを撮った組写真だった。 静謐で、きれいで、しかし、モーツアルトの音楽のような悲しみが流れていて、あるとき彼が話をしてくれるまで私からは決して彼の悲しみに触れなかった。 さて、ぐっと品(しな)下れる私がファインダーを覗いたらこういう写真になった。 2003年の事である。 誰も居ないところでカメラを構えたら、お決まりのスタイルで目の前を大学生が歩いていく。 ふと、これから就職活動を始める、カメラのk君のことを思い出してしまった。 そうだ、この写真をK君に送ったのだ。 それぞれの春。
by coppoumon
| 2006-04-16 13:48
| 京都
|
Comments(6)
こんばんは(^o^)/
ここに来るとモノクロの風景写真に心を奪われますね。 (*^_^*) コップさんの写真も素晴らしいと思いますよ。 観る人にいろんな色を想像させますね。 目に見えた色以外の色を想像できるのは人間の特権かなぁ o(^-^)o
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coppoumon at 2006-04-16 21:01
とらさん。
そう、目に見えないものを色々と想像するのは私たち、人間だけ。 しかし、犬のヤツもそうかもしれない。ネコも同じ。 奴らのほうが手ごわい時もあるしね。 そのうち、色つきのおまんに、心を奪ってあげますよ。
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zara-7 at 2006-04-17 23:29
この人は満開の桜の下を歩きながら、この春を楽しく思っているのか、そうではないのか。。。なんて事を考えてしまいました。
四季の中で春が4番目に好きな私なもので。。。
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とうちゃん
at 2006-04-17 23:47
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すごくいいですね。桜の下を大学生があるく姿。上の写真の場所と同じ場所とは思えないぐらい静観ですね。
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coppoumon at 2006-04-18 07:09
ZARAさん、鋭い。そうなんですよね、オーラがね。
苦悩する背中。諦めて、日陰の妻や子供達が待っているアパートに帰ろうか、清算して一人になろうか、と、そんな身勝手な事を考えながら歩いているような、所帯背負った背中でしたよ。
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coppoumon at 2006-04-18 07:13
とうちゃん。河原には、たくさんの人がいるんですよね。花より団子なんでしょうか。皆さん、花に背を向けて、というより太陽に目を向けて団欒していましたよ。
そんなところに行くと、よけいに静かなものを撮りたくなります。 |
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