2006年 05月 03日
華やかなのか下品なのか、ありのままを撮ったらこうなった。 牡丹のようなお嬢さん、尻尾出すぜと浜松屋。 緋縮緬から彫り物の二の腕が出てくるこんな唄を幼稚園の頃歌っていた。 大学に上がる頃には緋牡丹のお竜、というのもあったっけ。こっちは背中だった。 なんだか、牡丹は渡世と結びつかせるものがあるのだろうか。 漫才師の牡丹ちゃんも、悲しいお別れだったっけなあ。 友人Z氏は行く春を4番目に好きな季節だと、文学的な表現をなさる。おフランスでもエレジーが歌われるのは春である。 O, doux printemps d’autrefoir, Vertes saison, vous aves fui pour toujours! ああ、お春ちゃんや。楽しかった日はどこへ行ってしまったのだろう・・・。 確かに行く春は淋しい。美しい花が全部散るのだから。 しかも、花もここまで派手だと悲しからずや、ってことになるんだろうなあ。哀れを誘うほどの美しさ。 白痴美的アクティヴィティ。あ、白痴なんて言っちゃいけないんだ。不快語だって。じゃあ、音痴はどうなるのだ。どっちも遍在してそうなんだけどな。 何故牡丹か。それは来年の干支だからである。 いま、年賀状の用意をしておかないと、芍薬では代用が利かないのだ。 で、もちろん年賀用には、もっと、派手な写真を撮った。 京都市内の、錦天満宮にて。 カメラはアルパ10d、レンズはマクロスイター50mm
by coppoumon
| 2006-05-03 22:50
| 京都
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Comments(6)
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zara-7 at 2006-05-04 14:52
はい、“ちょい役”で書かれているZです(笑
そうですよ、春はですね、嫌いではないんですけどね~(笑 錦天満宮。。。京都市内には天神様がまだ他にもあるんですね。 私は大宰府と北野と湯島と谷保しか知りませんでした。見聞が狭くてすみません。
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coppoumon at 2006-05-04 15:53
Zさま。 色の流れ方がいかにもマクロスイターでしょう。四隅のグリーンのボケ方大好きなんです。 これを京都の和菓子屋は有平糖(あるへいとう)で細工してそっくりのお菓子をこしらえるんですよ。その技術を持っているのが和菓子屋なんだそうです。 天満宮、どこにでもありますよ。ただし、こんなところに何故?という天満宮が山の中にあったりすると、時々隠れキリシタンのいわれがのこっていることがあるんです。
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coppoumon at 2006-05-04 18:02
とらさん、そうでっせ。余り美人じゃなくても、皆さん短命やった。
売れっ子やったし、吉本がこき使うたのかなあ。 牡丹さんがマシだったかなあ・・ちょぼちょぼやったかなあ。 これ、哲学より難しい。よう答えんわ。
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zara-7 at 2006-05-05 05:41
マイクロスイターといわれても、そんなに詳しくないのですが。やはり良いレンズなんでしょうねー。私の知っている外国ブランドなんて、カールツァイス位なものです。。。
はい、和菓子は花をかたどったものがありますね。あの技術はすごいと思います。きれいに作りますよね。 そうですか、有名でなくてもあるんですね、天神様。 “ここはどこの細道じゃ、天神様の細道じゃ。。。行きはよいよい、帰りは恐い。。。”こんな歌ありましたね、今書いてて思い出しました♪ やはり天神様は恐いのか。
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coppoumon at 2006-05-05 07:34
ZARA様
その天神様に、行った事ありますよ。池袋から東武に乗って。 川越まで江戸情緒を楽しみに行った帰りに細道を通ってきました。 いっつも天下の公道ばっかり歩いていると、不気味さは良く理解できないんですよね。 北野天神に遊びに行こうかなあ。美味しい豆腐屋がありますよ。 |
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