2006年 05月 22日
京都に行く時は一筆書きのように次々と用事をこなしながら歩き回る。 徘徊師・・そんな言葉はないけれど、升目のような道筋はそれが簡単に出来て好きだ。 雨が降るのか降らないのか、そういう日に訪れた建仁寺は平日で観光客も少ない。 建物が全て渡り廊下で繋がって中庭が四方から見渡せる。 観光客のために敷かれたであろう赤い毛氈の北側に庭を見る。 この寺の庭は全体に簡素。 雨樋がかけていないと言う事は、雨の日なりの楽しみがあるのだろうとおもう。 機会があれば、大きな屋根から落ちてこの庭に流れる雨の様子を、半日でもいいから見ていたい。
by coppoumon
| 2006-05-22 11:13
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