2005年 09月 03日
茨木市を歩いた。 行動パターンの優先順序にしたがって、おまんやを探し、求めることにした。 茨木童子の饅頭を作るお店が阪急通り商店街の奥にあったのだが店の佇まいはそのままに、売店舗の看板が出ていた。 阪急茨木駅で茨木童子の饅頭を買うことが出来るというから、どこかに引っ越されたのだろう。 どんなお饅頭なのだろう、オニのような形相で、中から血よりも真っ赤なあんこが出てくるとでも言うのだろうか。ハエが止まらずに、蚊が止まれば本物だ。 茨木童子は地元の民話で、16ヶ月胎内にいたために、生まれた時には歯が生えそろい、すぐによちよち歩きを始め、にっこり笑い返したその眼光で母を殺し、父に捨てられ,拾われた床屋に育てられ、店を手伝い始めると、客の顔をかみそりで傷つけて、舐めるのがクセになって、ある夜、近所の小川で自分の顔が鬼の相になっていることに気づき、驚いて、丹波の山奥に帰った・・こんな話です。良い事なしの人生・・。 その後、大江山で酒呑童子の舎弟になったというけれど、後日談はもっと哀れ。 宮元町から本町通りに出る手前におまんやがあった。 入り口に、赤飯、山菜おこわ、丸もち、水羊羹、色々なおまんがならべてあり、いがぐりのようなおっちゃんが、「いらっしゃい!!」と大きな声を上げた。 そのおっちゃんに、紅を刷いたような桜餅、買おうかな、止めとこうかな。 粒餡をくりきんとんで包んだ「栗時雨」一個120円。 器は清水焼の森岡嘉祥作、花三島八角皿 こなし餡に紅色の羊羹地をまいて栗を載せた「べにばな」一個120円 器は三浦順一作、女郎花色絵皿 栗羊羹。一個70円。 包みを開けて写真を撮ろうとするとCalcite・方解石の形をしていて長方体ではない。 おっちゃんの遊び心なのだろうか。賽の目崩れ・・こんな命名では売れないかな、やっぱり。 器は森岡嘉祥氏、三島銘々皿 栗が一個入っただけの錦玉。70円。キンギョクはいろんなものが入って、丸い巾着にしてあるものとおもったら、ここでは棹物に作っている。 器は清水焼・賀善窯 染付け高台寺
by coppoumon
| 2005-09-03 22:47
| 美味しかった
|
Comments(3)
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カッパちゃん
at 2005-09-04 00:54
x
にゃ~~~~~~~ん!!
おいしそうだにゃんwwww コップしゃん 全部食べたにょ?w オイラもたべた~~いお~~w
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栗蒸ようかんが食べたいです。
美味しいお茶も添えてね。
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coppoumon at 2005-09-04 21:28
この写真の4種類は、肉体労働の後には、向いているけれど、ちょっとお薄を・・というような上品な甘さではありませんでした。砂糖がガジガジと、口に当たりそう。
栗蒸しは、やはり老舗の和菓子屋のものに限ります。 お茶は、伊勢茶を毎日つかって、時々宇治茶に変えます。 宇治茶は鮭や鯵には向かないのです。 |
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