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2006年 09月 10日 ( 1 )


2006年 09月 10日

同窓

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友人の所属する某オーケストラを、滅多に聴きに行くことがない。
いつでもいけるという安楽な気持ちから、聴きたかったものまで逃してしまうこともある。
だが、彼は気配りをしてくれて、Aさん、定年で今度の定期が最後だから、ゲネプロが終わる時間に楽屋に是非、などと、連絡をしてくれるのであたふたと出かけるのだ。
演奏家は若いうちから禿げるのか、白髪が増えるかだね・・などと、言い合っていた私達も白髪が混ざるようになった。

いらっしゃいませ、今日はどのような髪形になさいますか?と聞くから、黒いのを全部抜いて、白髪だけで三つ編みにしてください。と言ってからかってやった、などと、そういう他愛も無い話から、国民的、且つ美貌のピアニストがショパンのホ短調コンチェルトのとんでもない大ミスで、めちゃくちゃになった新年演奏会の話とか、尽きることの無い話題が、可笑しくて仕方が無いのだが、練習に明け暮れた学生時代の話は出ない。

私は最近やっと、音から離れて、音以外のことをぼんやり考える時間を半日くらいなら捻出できるようになった。
そうなれば鴨川を飽きるまで歩いてみたい、とおもっていたのだが、出かけてみると鴨川をジョギングする人の足音の、繰り返されるリズムを聞いてたのしんでいる自分を見出す。

これはもう、音楽をやっているものの宿命なのかもしれない。
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by coppoumon | 2006-09-10 09:04 | Comments(2)