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2013年 07月 06日 ( 2 )


2013年 07月 06日

七夕 2013

御名のついた和菓子は短期間で入れ替わっていく。
時期を逃すと翌年までお目にかかれない。

半夏生を観た帰りに松壽軒に立ち寄った。

「行ってきはったんどすか。雨上がりのあとで、景色、きれいだったでしょう」

「そうです、この日、この時間なら観光客も少ない、思うて行きましたが、建物のなかは景色のわるいおばさま方でいっぱいでして、お茶室もたくさんの人でした」

で、先日頂いた赤飯のお礼を申し上げた。

「大変美味しゅうございました。丹波の大納言がふっくらと美味しかったですし、香りも素晴らしかったです」

「あら、そうでしたか。すっかり忘れておりました。そうでしたか。美味しかったでしょう」と破顔された。

「今日はね、ちょうど七夕のお菓子ですの。七夕のお稽古に使うお菓子です」

それで、水無月を2種と、笹でくるんだ御名「笹の露」というお菓子を求めた。

笹の露を集めて墨を摺るのだったっけ。里芋の葉の露だったっけ。そうして短冊に願い事を書く。
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笹の中は道明寺で、粒餡。

道明寺のえもいえぬムッチリとした食感、餡の甘さ加減。これより美味しいものは知らない、といえるほど、美味。
道明寺は、乾飯のこと。このように、古来の食材が未だに生きている。そして、取り扱いの見事さ。


のと正で、エビ豆と小鮎をも求め、宮川町を下がっていくと豆腐屋にはなんにもなかった。
3時をとうに過ぎているんだものなあ・・店の中ではおからをどうしようと、声がしている。
無性に豆腐が食べたくなるが、諦める。



折り色紙のガラス皿は伊藤孚氏。
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by coppoumon | 2013-07-06 22:54 | 和菓子 | Comments(0)
2013年 07月 06日

両足院の半夏生 2013

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両足院は織部流なのだそうで、天目台に載ったお茶碗が出される・・・と、こういうことばかりが頭をよぎる。
人出の少なそうな曜日と、時間を予想して出かけた両足院は意に反してたくさんの観光客。

今年はお軸の数が少なかったが、新島八重の色紙の表装したものが掛けてあり、その横に黙雷の寒山拾得の一対の軸。

クリスチャンの八重は、黙雷和尚と同世代で、親しく交流があり、禅を学んだお礼に袈裟を贈った、というエピソードがあるのだそうだ。

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半夏生はちょっと盛りを過ぎて真っ白に化粧していた葉もすこしベージュがかっている。

お茶室もいっぱいの人だった。
今日は織部流の先生ではなくて、府大の茶道部の方々のおもてなし。
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床には昨年と同じく白い実のついたニワナナカマドが活けられ、お軸は黙雷。

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水月の軸。香合は輪島塗で、楓と篠笛。香合の右端は胡麻竹でアクセントが付けられている。
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茶室から庭全体が見渡せる。

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茶室から本堂に回った頃には、かなりの人数が引き上げて静寂が戻りつつあった。
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by coppoumon | 2013-07-06 07:04 | 京都 | Comments(0)