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2017年 03月 25日

彼岸に宇治まで豆腐を買いに

宇治を歩いてみたくなった。
行きたいところは、ご飯屋。コーヒー豆屋。豆腐屋。葉茶屋。裏通り。
春分の日で、良い天気という日もたまにはあるもんだ。日差しは暖かい。

駅まで出る手前で特急、快速急行が通過した。
ホームに上がったとたん、「ただいま人身事故発生のため、全ての電車をストップいたします」とアナウンスが繰り返された。処理には55分平均かかる、と巷間の話を思い出した。

案の定、1時間遅れで、宇治に到着。

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宇治川の水の色が春になっている。お彼岸だから向こう岸を撮る。
空腹が先をせかせ、観光客を目当てにしているとは思えない裏通りの小料理屋へ直行。
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お茶の葉のてんぷら、茶そば、赤米、野菜の炊き合わせ、花豆。精進である。

川魚の定食、茶そばの天ざる、というのも食べてみたいと思いつつ、お茶の葉をたべる。

中村茶で有名な老舗は、梅田阪急にも店を出したので、敢えて買う気はない。友人は北海道で遭遇したと言ってた。
美味しそうな菓子、チョコレートが並ぶのを「外部委託製造品」とその友人は解説してくれた。
お茶の味見だけで、外に出た。
あ、先ほど混雑した電車の中に、この人居た・ここの店員さんだったのか・・と販売品でないものを発見。
豆腐屋を目指す・

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どう考えても、豆腐屋はここだ。
中を覗くと、家の構造がわかって面白い。
戸は開きっぱなしである。



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まさか、ここが豆腐屋?隣の「AJIな店」ともども消えている。

コーヒー豆屋はシャッターを下ろしている。その向かいの市場の入り口のコーヒー豆屋でコーヒーを楽しむ。
確か、隣にあった大阪屋とかかいてあった総菜屋も撤退して、ベニヤやダンボールで閉じていた。

かんばやしで休憩。郷里に送るものを求めた。

隣は空き家。

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裏通りを歩くと、観光化されていない暮らしが見えて面白い。

表参道のごった返す駿河屋で牡丹餅を買った。
人の多さにレンズを向ける気にもならなかった。


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あの世とこの世を見てきたような宇治散策だったが、このあと、三室戸に寄り、市場で赤霧島の1升ビンを買った。
それで、勢い、この世は天国だ・・などと心を入れ替えた。
めでたし。

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by coppoumon | 2017-03-25 14:57 | Comments(2)
2017年 03月 10日

誕生日の頃 うましもの

一番寒い頃に生まれたらしい。
寒くてもこの時期が好きなのは、そのせいだろうか。
厳寒期は、身が引き締まる思いがする。
生きていこう、という意志が強くなる。

では、夏の一番暑いときはどうか・・
これがあきまへんねん。
エアコンのほどよく効いた部屋で、薄いケットを被り、投げやりにごろ寝して、
季節の過ぎるのを待つ。
なんせ、39度です。脳みそ腐る・・

いやはや・・

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京都のうましもの・・とある。
長崎まで修行に出かけて、学んだカステーラなのだそうだ。

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京都には、天皇家の方々がお求めになる味噌松風という和菓子があり、あとを引くおいしさだが、わたしは、やはりカステーラのほうが好きだ。

で、この「カステイラ」、悪くない。
悪くない、というのは、京都には京都生協の「さくらカステラ」という安くて美味しく、飽きのこない「うましもの」があり、甲乙をつけがたいのだ。

値段を考えると、悪くなくて当たり前・・という気がするのだが、ええやん、おいしいねんから・・と内なる声が言う。




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by coppoumon | 2017-03-10 22:22 | Comments(2)
2017年 03月 09日

2017 初春のコップレストラン

久々に開店。

お客様は5人。

ビーフストロガノフの予定をしていたが、モモ肉を買ってきて、それなりに厚めの薄切りに作らないと、美味しくない、とこだわると、無理。

今回は、お疲れさん会でもあったので、手抜きをする。

ハッシュドビーフ。

赤身の良いところがあった。

牛肉赤身、シャンピニオン、舞茸、シメジ、たまねぎ。

トマトピューレーにレモングラスを入れて、水を加えて煮詰める。
砂糖代わりに、ケチャップを足して作ったソースを、
たまねぎ、肉、きのこをバターとオリヴ油で炒めて加えちょっと煮る。

バタライスではなくて、麦ご飯。

初めに、ジャーマンブレッド(砂糖をまったく使っていない)を薄切りにしてモツアレラチーズをのせて焼いたもの、焼いた薄切りパンにパテ、ピクルス、オリーブを適当にチョイスして食べてもらっている間に、
ハッシュドビーフが出来あがる。

次に、フルーツサラダ。
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パイン、イチゴ、キウイ、スナップえんどうなどに、マヨネーズとヨーグルトを半々したものをドレッシングとした。

そのあとは、頂き物のうばたまで、お薄。

お薄は、来客用に、別のものを買い置きしていたのだが、今回は、自分だけ用の上等を出した。
ま、いいか。身内なんだから。

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by coppoumon | 2017-03-09 23:12 | Comments(2)
2017年 03月 09日

寒い日の休日

日差しは明るく、家の中に居ると春を感じる。
しかし外出した日は、その寒さに閉口してしまう。

休日はガラス越しにまばゆい透明な光が入ってくるように、窓ガラスを磨く。
やはり春だ。


寒い朝を、どうやって過ごせというのだ。
そりゃもう、お茶の時間を増やすに限る。

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モンブランを二つ。

定番のモンブラン。
もうひとつは季節物のショコラのモンブラン。

ショコラのほうが小さい。
小さいのではなくて、この量が、適量、と言わんばかりに濃い。

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by coppoumon | 2017-03-09 22:23 | Comments(2)
2017年 03月 02日

重労働

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この寒いのに、とんでもなく働かなければいけないことになった。

若い頃は、20代のころは、それが普通のことで、何の苦も無くやってきたことだから、いまでも、やってしまうのだが、
複雑なバッハを弾いていて、無理せんかてええで・・と耳元でささやかれたような、そういう錯覚が、デジャヴとして押し寄せてきた。

帰り道、ケーキを買って帰った。ショーケース全部、食べてしまえそうなテンションだった。

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翌日は「お多福」に気分転換にでた。
目当てはプリン。

絶品である。甘さが、かなり控えてあり、カラメルはビターで、絶妙さに感嘆する。

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これだけ甘いものを食べれば、疲れも取れるであろう、と踏んだ。

いやいや、万が一ということがある。
カステーラを一本買った。

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カステーラは1週間かけて、食べた。

まだ、なんとなく疲れている。

疲れが取れるまで、おいしいものを、もっと探してこなくてはならない。
食べ疲れるまで、食べるのだ。

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by coppoumon | 2017-03-02 22:10 | Comments(2)
2017年 02月 12日

かれいの日

日曜日に誕生日が来ることには、それほど強い記憶があるわけではない。
10日深夜から降り始めた雪も11日朝には止み、寒気だけを置き去りにしていった。

日曜日のあさ、裏庭に回ると、ひょこっと、ジョウビタキのメスが顔を出した。胸毛をふくらませて、まん丸だ。
梅や椿にりんごを差しながら、ああ、ジョウビタキがりんごを食べるのを見たことは無いなあ・・それでは、と、
畑を掘り返してから部屋に戻ろうとした。
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ジョウビタキに背を向けるようにシャベルで掘り返していると、ジョウビタキは降りてきて端のほうで獲物を捕らえている。
畝からそっと離れて、斜面の草取りを始めると、今度は近くに寄ってきて、手元を見ている。
2メートルも無い距離だ。

場所を変えるとまた近くに来ている。
ストーカーや、いわれるで・・と声をかけたが逃げる気配も無い。

部屋に戻りたいのと、しばらくえさ拾いに付き合ってやりたいのとで、この寒さに辛抱できる間は、庭に居て、土を掘り返してやるはめになってしまった。

今日のような冷えのきつい日に戸外で働く人たちの辛さを思う。

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お昼を食べに出る約束をしていた。
行き先は船宿でもあった元料亭鍵屋。

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押し寿司、ごんぼ汁、うどん。
催事があるときのいつものメニュだが、くらわんか舟で売られたごんぼ汁が、くらわんか茶碗で供される。
うどんは細めんだが、コシがある。
京都は同じように細めんでありながら、コシが無い。大阪のけつねうろんでおますな・・と、お出汁までとっくりとあじわう。悔しいくらい美味い。
ごんぼ汁は、ごぼう、カシワ、薄揚げ、おから・・でニンジンが入っていなかった。

いやさ~ここはどこじゃと・・とはじまる淀川三十石舟舟唄の二番にここは枚方・鍵屋の浦よ、やれさよいよいよ・・・という句が出てくる。

のんびりした民謡である。一番は、淀辺りの風景、三番は天満の八軒屋。
このうたは、川くだりだけではなく、綱で舟を曳いて川を上がる唄もあるそうだが、上がりの方は、私は聴く機会がまだ無い。


帰り道、本屋さんに寄る。
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この本屋さんは、わたしにとって、パラダイスである。
大きすぎて、洋書など、どこにどんな本があるのか、まだ、理解できていない。

良い日曜だった。めでたし。



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by coppoumon | 2017-02-12 11:04 | Comments(2)
2017年 02月 11日

近年で、一番若い日

寒波は居直ったまま、今日も寒い。
幸い良い天気なので、近場に出かけた。
花見である。

本来、花というのは、梅の事を指すらしいが、きょうは桜を見にでかける。

例によって頭の中で一筆書きをしてみる。

中書島からキリシタン灯籠を見て、龍馬通り、安本茶舗、穀物屋、門前町を上がりながらJR桃山駅で、花見。
GOCYAで喫茶。自然食品の店で柑橘を2キロ。どこかで聖護院かぶらを探して帰宅。
もちろん、行き当たりばったり。

灯籠の竿の部分をしゃがみこんでみていると陽が指し始めた。裳のひだが判る。

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別の場所のキリシタン灯籠は、竿に彫刻が無い。
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月桂冠の蔵を見ながら龍馬通りに入った。
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このブログで何度か取り上げたこの喫茶店はまったく人気が無いどころか、店内が整理され始めていた。
中は、町家で、垢抜けした入り口とは別の世界だ。

葉茶屋さんで、くりくまのママさん・・と紹介された。
その方曰く「あら、どこかで、お見受けしたことが」と言い、「私、もう、90を超えまして、今日はお店の片付けに来てましてん。手に持てるだけ持って、今から近鉄に乗って帰ります」と、店を閉めたことを私に告げた。

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「では、さようなら」と茶舗をでる後姿を撮らせていただいた。お達者でいて欲しい。

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ひとつ踏ん切りがついた。界隈も、少しずつ変化していくのだ。

桜は、案の定、開花していた。
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時折、雪になった。
寒さに耐えかねて、先ほどの茶舗まで舞い戻った。

明日は誕生日。
夕飯はチキンカツと、たまねぎ、ジャガイモ、舞茸くらいしか入っていないカレーを食べた。

あすは、加齢日。

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by coppoumon | 2017-02-11 11:07 | Comments(0)
2017年 02月 10日

この冬、一番の寒さ

毎日、聞いているような気もするが、この週末が、この冬一番の寒さだという。

灯油、食べ物は十分にある。冷蔵庫には甘酒まで、入っている。

今朝、早くから、ヒヨの子どもが、親鳥を呼ぶ声がうるさいほどであった。
午後からまったく静かで、セグロセキレイが数軒先のおたくの玄関でうろうろしている。
昨日もいたなあ。

朝食のりんごを少し残しておいて、裏庭の紅梅に刺しているときに、チュッ!と泣き声がした。
知らん顔をしていたかったのだが、目と目が合ってしまった。
白い腹、赤茶色の頭。
何だろう、瞬間だったので、よくわからないがシロハラなのだろうか。

りんごの端のほうも刻んで撒いて、小一時間後裏庭に回ると、りんごは落とされていた。
ヒヨのヤツめ・・・と、勝手に犯人をでっち上げる。
もう一度、梅に刺していると、ジョウビタキのメスがお隣の椿のところから、飛び出してきて、じっとこちらを見ている。

はいはい、もうすぐ立ち去ります。

食べるものが、何にも無いだろう。畑を少し掘り返しておいてあげよう。


殺風景な庭だ。玉之浦が、根付いてくれたのか、蕾をつけている。咲いてくれるだろうか。

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出かけなかったので、買い置きの和菓子がない。
柚子の皮の砂糖漬け、大徳寺納豆で、お茶。

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なぜか、今日は大体同じ色に写り込む。
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日本画をなさっておられる方が、このお茶碗で一服召されたことを、思い出した。

寒い日ではあるが、家の中は22度。

外で仕事をされる方々をおもう。


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by coppoumon | 2017-02-10 22:48 | Comments(0)
2017年 02月 08日

裏庭で

一月下旬から少しずつ開き始めた紅梅が、かすかに匂いを漂わせるようになった。
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40年前は、鉢植だった梅。近所の方に裏庭を使ってもらっている間に、めちゃくちゃに伐られたり、
放置されっぱなしだったり、という梅である。
私が住むようになって、手の届かないところは、枝を払った。実が採りやすいからである。

本来なら、水仙が良い香りをさせているはずなのだが、今年は花が少ない。
掘り起こして、植えなおしてやらねばならないのだろうなあ。

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この時期に、水仙がたくさん咲いてくれないと、殺風景な庭である。
南天の実は白も赤も、万両も全部食べられてしまった。

ご近所の、ピラカンサまで、無くなったから、鳥たちのために、畑を掘り返しておいてやろうかと思う。

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オモトが、赤い実を見せている。

去年、まさか、食べないだろう・・と思っていたオモトの実が散乱していた。

毒でっせ。



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by coppoumon | 2017-02-08 22:57 | Comments(0)
2017年 02月 02日

旧正月の頃

今年は1月末に旧正月が来た。
この時期は、絶対、といってよいほど風邪を背負い込む。
罹って、遠因をたぐってみて、なっとくするのだが、手遅れである。

旧正月のその日はお茶会をお招きに与っていて、前日に和菓子を探しに出かけた。
帰宅して、時間変更を持ち出され、おながれになったお茶会であったが、和菓子は手元に届いた。

「春告鳥」 こなし・白こしあん
「つばき」 こなし・黒こしあん

裏庭の椿にやってくるメジロのイメージである。

一応、ウグイスということになっている。
和菓子やさんは、梅にしましょか?と聞いてきたが、あえて椿にしてもらった。
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お向かいに、お裏さんも、表もやりました、というおばさんがいて、半分ほどを差し上げた。
わたしは、家のテーブルで・・・ウグイスの踊り食いやなあ・・・といいながら楊枝をいれた。

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そうして、ついに、わたしの声は、出なくなった。

声を出さないほうが良い・・のだそうだ。 はやく、さえずりたくて、むずむずしている。

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by coppoumon | 2017-02-02 21:04 | Comments(2)