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カテゴリ:京都( 242 )


2017年 05月 18日

春蘭を見に、蓮華寺へ

子供の頃、年長のものと山へ行くと、したり顔で、蘭はこう・・こうして葉のふちをしごくと、滑らかなのが
蘭。
春蘭は、ジジババと呼ばれて、蘭の範疇には入れてもらえなかった。

先年亡くなった、お向かいのおじいさんは、「万松院」という名の対馬春蘭を大事にしていた。
園芸店で3500円で買った、ということだった。
そうして、入院中に枯らしてしまった。

下さい・・と言うべきだったか。匂いをもっと嗅いでおくべきだった。

蓮華寺は今の時期、春蘭が咲いている筈だ。

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青楓の美しさを、もっと見ていたい気にさせる。ガラケーのレンズでは到底収まらない、さまざまな緑。

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ヒトリシズカは、二人静なのか。
目当ての春蘭のある場所まで進んでいく。
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花は終わっていた。かろうじて一輪だけが残って咲いていた。
撮影禁止の場所に咲いているので、降りていけない。
縁側からだと、これ以上大きく出来なかった。

今日は川の水がありません。 ご住持がおっしゃる。
田植えが始まる前に、一日だけ、川をせき止めて、川掃除をするのですが、今日がその日なのです。

池もずいぶん水位が下がっていたが、川は、水音なしで、流れている。
そこに、カワトンボがやってきて、大きな肢体を休ませている。

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ヒトリシズカは川の前の庭では三人静になっている。

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雨上がりで、キノコを探すが、見つからなかった。
さて、蓮華寺の春蘭は、ニオイシュンランなのだろうか。ご住持にお尋ねしたらよかった。

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by coppoumon | 2017-05-18 20:24 | 京都 | Comments(3)
2017年 05月 08日

附子 ~京都をあるけば

細見美術館では「附子」が売られているという。
もちろん本物ではなくて、水飴である。舐めても、顔がこわばったり、表情を失ったりするわけではないらしい。

ここの販売員たちは、附子をなめているのだろうか・・そんな和菓子屋があったので、おいでになりたければ、お知らせください。

久々に訪ねた店は、相変わらず名物の「松風」が売れるようで、ほかにも菓子はあるのだけれど、もうちょっと詰め合わせにくふうがあれば、しゃれた手土産になるものを、とおもいつつ、生菓子を求めることにした。

涼風、胡蝶・・・と希望を告げると「、少々お待ちください・・」とあきらかに附子を服したと思われる妙齢の店員が、奥に入っていった。
そして、同じ表情で出てきて、「必ず、本日中にお召し上がりください」と声を発した。

・・・そらないやろ、ここでつくってへんのんかいな。わし、通う店は、「作りたてでございますが、3日以内にお召し上がりになられるのが、よろしかろうと存じます」いわはるで・・と、口に出そうに成るのを、慎んだ。

京都の地元民は何と受け答えするのだろう。
へえ、おおきに。ありがとさんどす。ほな、御代、ここにおかしてもらいますえ。ありがとさんどした・・だろうか。

おばさんら、雇われかい? 努力せえでもきゃくが来るよって、笑う必要もないんかい・・隣の漬物屋みとうみ、和やかでにこやかで、えらい違いや・・とさらに内なる声が湧き上がりそうになるのを抑えた。

これも、地元民はなんと言うのだろう。
白い割烹着がよう、似合て、よろしな・・・くらいだろうか。

今度、地元民の知人に聞いてみよう。



ま、いい。はよ帰ろう。

たべれんこともないやろ。

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なるほど、藤の花びらがひとひら、涼しげに散るのどすなあ。よろしな。

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ぱぴよんどすか。紋が3つもありますのんやなあ。珍し。よろしな。

と、賞でる。

薯預の皮も愛でさせてもろたけど、薄おす。すこし噛み応えがおますな。

ういろ地の蝶々も、角々しっかりしたはります。

よろしな。



器は、三代目、森岡嘉祥さんの花三島。





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by coppoumon | 2017-05-08 21:35 | 京都 | Comments(0)
2017年 03月 17日

冬との別れ 蓮華寺にて

冬さんさよなら・・という題で記事を書いたことがある。
冬さんさよなら・・ドイツの子どもの歌の題である。

蓮華寺に行った。

不思議な日だった。
土曜日の朝、先客が独り居て、お寺の方もお一人だった。
お茶をお願いしておいて、庭先のたくさんの植物を数える。

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縁側から敷石の間に春蘭を探すが、まだ早いようだ。
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日差しがあると、暖かい美しい緑が広がる。
きょうは本堂が良くわかる。
しばらくすると、芽吹き、若葉に隠れて本堂の全体を見ることは無い。
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誰も居なくなった。
すると、みなれぬ鳥たちが池にきて枝を渡り歩く。
もうすぐ、北に帰るであろう鳥たちの声を聴き、しばらくの間、姿を楽しんだ。
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座敷から茶室にまわり静けさを楽しむ。
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時々椿が流れていく。
山門をでると、何か降り始め、しばらくするとまた陽が照り始めた。

山里から御蔭神社に向かう。
その入り口で、鹿が2頭私を追い越した。
12時丁度に、御蔭神社を引き返し、鳥居のところまで来ると、また何か降りはじめ止んだ。

柴漬け屋さんが開いていて、箸を使わせてもらい、お茶をいれてくださった。
12時33分のバスが無くなり、1時17分に変更になる・・と顔見知りのおばさんが教えてくれて、そのひとはこの間のように、北白川で降りていった。

熊野神社で降りることにした。
聖護院の拝観日だ。
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書院、杉戸、キリシタン灯籠をじっくりと観た。

境内を出て、通ったことの無い道をあるく。
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この武家門は・・と見ていると、通りがかりのおばさんが、「山内さん言う○天堂の社長さんの家でんがな。亡くならはったけど」と教えてくれた。

ああ、伏見の安本茶舗で、いつも特上のほうじ茶を10本買っていたあのひとだ、と結びつけた。

あれ?
山門を出たら、また何か降り出したようだ。
手が冷たい。
仁王門前で豆腐を買って退却。

不思議とおもったのは、鳥や鹿までが近くに来て、それに、山門を出ると、なんとなく降っては止み・・というのが約束事のように必ず起こったことだ。

もう、春がきている。


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by coppoumon | 2017-03-17 22:39 | 京都 | Comments(2)
2017年 03月 03日

建仁寺・久昌院拝観

平生は、非公開のお寺であった。

何の予備知識も無く出かけたのだが。長篠合戦の徳川方であった、奥平信昌の菩提寺であった。
合戦の様子が襖絵に描かれていた。

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枯山水ではなかった。

奥に書院があり、茶室が4つもある。
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さすがに大名の寺だけあって、書院でお茶を楽しんで、のちに庭をめでる、というので、泉水がしつられてあるのだそうだ。
書院の杉戸はソテツか描かれていたようだ。
その奥の書院は、一見、簡素なつくりであるが、意匠が凝っている。
つい、この間まで、江戸時代だったのか・・とおもわせるような、空間である。
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合戦で、影の功労者であった鳥井強之助(すねのすけ)の解説をしていたスタッフに、「父はその鳥井の18代目です」という人物が現れ、感動した、という稀有な話も伺った。

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by coppoumon | 2017-03-03 22:27 | 京都 | Comments(0)
2016年 11月 20日

11月第3週の3連休は御所へ

18,19,20日。
私なりに、11月最期の3連休である。
18日は枚方で、19日は、年に一度の京都新聞社に出かけたので、それぞれに用事を済ませ、昨年と同じ場所で、同じ食事をして、午後は御所から荒神橋、下鴨まで歩くことにした。
行き当たりばったりで、まずは御所の中の拾翠亭(しゅすいてい)。

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庭石の一つ一つを見ているだけでも、時間が過ぎてしまうのを忘れそうになる。

ほどほどに辞して、御所の中を歩く。

巨木、大樹に圧倒されそうになる場所がいくつもある。
大きな松を見に来るのなら、ここしかない、とさえ思う。
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まったく人の気配が無い場所で、貴族風のデリカシーを見せながら、秋が過ぎていこうとしている。
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荒神橋に出て、下鴨へ。

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三井家別邸を拝観するために、さらに歩く。

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3階は展望台というが、実質、木造4階建てである。
写真は、撮って良い場所がかなりある。

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公開初日とあって、たくさんの見学者だった。土曜日はここで日没。

3日目の日曜日は、ミサに出かけ、帰宅してからピアノをさらい、一日が終わる。



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by coppoumon | 2016-11-20 22:32 | 京都 | Comments(2)
2016年 10月 04日

10月に入ると

もともと、10,11月は苦手でよく熱を出した。
風邪とおもい医者に行けば決まって咽喉炎だ、といわれる。
泣き所らしいので、罹らないようにじょうずにつきあってきたが、4年ほど患わなかったら、薬を飲むきっかけを誤ってしまった。

それでも、外は良い天気である。
大好きな八瀬界隈を、案内。体とは別に気力が充実。

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蓮華寺の座敷から東側を撮ったが、コンデジでは良さがなかなか収められない。
いま、一番すきなのは、本玄関の式台からみた中門と塀で仕切られて、見えているこのばしょである。
写真は、難しくて、私には取れない。

瑠璃光院にも立ち寄った。
拝観料が3倍近くになって2度目。通算10数度め。

中村外二棟梁の名はこのブログの中にあると思うが、今回はおだやかなご住持がコンセプトなどを丁寧に説明をしてくださって、なるほど・・とおもうこともあった。

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主庭はカメラではまったくだめで、庭の広さ、奥行きの深さ、光の微妙さは私では出ない。
大きな5メートルほどもあろうかとおもわれるツクバイまで苔を踏みにじり歩きたいなどとは絶対思わない。

雪見灯篭に灯が入った情景を見てみたい。

そういうこと思った。

帰宅して駅前。

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なんとまあ。

これ毒キノコじゃないですか。ホットケーキより二周りは大きい。おおきさにうっとりとして、帰宅した。


それからが大変であった。
翌日、仕事に出たが、声が出ない。ついに咽喉炎のクライマックスだ。

翌々日、仕事を休んで、寝た。

夢をみた。
きれいな花が咲いて、30頭ほどのヤマトシジミが舞っている。
見ていると、芸をしている。蝶なのに。

こちらへどうぞ、お次はこちら・・・と蝶がしぐさをする。

花畑の奥は、行きたくない。まだ、いややねん。あわてて目を開けた。

きのこの横を通り抜けただけで幻覚を見るようになったのだろうか。

就寝前、37,6度。咳は徐々に収まっている。


束の間、熱が下がった間に、瑠璃光院の記事を探し、見つけやすいようにタイトルを変えた。
記事は2010・11・21の日付になっている。
もうひとつは2009・11・29.


交換レンズも入れると2キロにもなるフィルムカメラを持って行ける日が再び来るかなあ・・いや、ぜひ・・とかんがえる。
フィルムカメラに戻りたいなあ。















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by coppoumon | 2016-10-04 22:06 | 京都 | Comments(0)
2016年 07月 20日

祇園さん その2 2016

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by coppoumon | 2016-07-20 10:55 | 京都
2016年 07月 20日

祇園祭 前祭り

暑すぎて、せっかくの祭りも家に篭もる気持ちが強い。

17日は、日曜日で、午前中はミサに出た。
ミサのあと、京都に出ることにした。

巡行も終わって、一段落ついた京都の町を歩く・・という経験は無い。

菊水鉾が会所に帰るために、最後の辻回しをしているところに遭遇。
一気に90度回りきる元気はもう無いのか、5度のチャレンジで少しずつ向きを換える。そのたびにコンチキチンの音楽が緩やかなものから、速いものへと変わるのを、5回も聞くことができた。
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明倫小学校がそのまま残されて芸術センターになり、今は「LOVERS] ー永遠の恋人たち の展示が行われていた。
古橋悌二の名を久しぶりに見た。活動をしていた、80年代なかばの雑誌ブルータスだった・・・そんなことを思い出した。

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芸術センターの階段の親柱をこれが小学校?と驚きの目で見る。

隠れ家のような喫茶店で休憩。

午後過ぎたばかりだというのに、「はい、もう、食べるものは何もありませんねん。小さなピザくらいです。ビールでもいかがです?」
私の次の客は「・・あら?もうビールもありません。珈琲かぜんざいが、あるかな・」・と、いかに忙しかったか、如実にわかるような、老店主の対応だった。

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膏薬辻子といわれる面白い抜け道の一角にあるこの店を、みんな良く知っているなあ・・みんな、ファンなんや・・と再認識する。

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by coppoumon | 2016-07-20 08:52 | 京都 | Comments(2)
2016年 07月 08日

祇園さん

7月に入った。

7月中は、祇園祭である。早速ハモが食べたい。



東福寺から歩いて魚市というお店に出かけた。
このブログで2,3回取り上げたことがあるかもしれないが、ハモを食べるのは初めてである。

この店、ハモを扱わせたら右に出るものがいないそうだ。店内にはハモの骨格のレントゲン写真が額に入れて飾ってあった。

いつもの、お昼のお膳が大好きで、それにハモの落としを頼んだ。

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お皿には、出汁まき、大豆の煮物、ヤマメ。三つ葉とご極小のえのきのごまあえ、自家製ひろうす、かぼちゃ、小芋、楓の生麩。お吸い物は湯葉、独活・・・・私の好物のオンパレード。

そこに、名人芸の骨きりのされた落としを、二杯酢とすりわさびで楽しむ。

暑い日だった。
祇園の一力の交差点は、ほとんどが外人。

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進々堂という喫茶店へ行く。祇園の舞妓さんたちの団扇にまじって、小澤征爾のサインの団扇を発見。

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尋ねると、玖珠球もありまっせ、と見せてくださった。

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もひとつはしご。

鍵善である。
まだおなかに入るか・・・いや、やめとこ。

御名「祇園祭」を求めて、帰宅。

家で、お薄を楽しむ。

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おいしおすやろ・・・・よろしな。


京都弁だと、こう、答えるだろうな。

平生、食べている和菓子がそうとう良いものばかりのようであることを、再認識。
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by coppoumon | 2016-07-08 21:38 | 京都 | Comments(0)
2016年 07月 01日

遺芳庵

高台寺も7月に入ると納涼の催事があるが、いまはちょうど何もないとき。

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塔頭でみた桔梗と、捻り草。カンカン照りで、画像では、色が飛んでしまっているがきれいなピンクだった。
意外な場所から見る京都の街。

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人も少なめだろうと訪れてみた方丈は外人客のほうが、多いような気がした。

遺芳庵は、いつ見ても、水木しげるの世界だ。

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名石ばかりの庭なのだろうけれど、だれもそういうことにお構い無しに過ぎ去る。

もうすぐ、妖怪たちの提灯が下がるようになるだろう。
すべてのものを供養するのがてらのお役目なのだそうだ。

今年も、黙雷和尚の毒婦の軸が見られることだろう。

夏だなあ、とおもう。新盆が近づいた。
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by coppoumon | 2016-07-01 23:10 | 京都 | Comments(2)