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2008年 09月 16日

となりの公園

この夏は、散歩に出なかった。

暑すぎて、ヴェランダの朝顔を枯れさせないように水の世話だけで精一杯だった。
今日公園に行くと、暑さで参った感じはどこにもなく、確実に秋が来ていた。
地面に根を張る植物は強いなあ。プランターの朝顔に気の毒になる。

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マテバシイが実をたくさんつけている。
これは食用になるのだけれど、誰も、見向きもしない。

散歩から帰ってくると、友人がマンションの下まで降りて来いと携帯で呼び出し、パンを手渡してくれた。

抹茶の生地を練りこんだパン。
なかに小豆が入っていて、裂いて食べていると、コロンと小豆が出てくるさまは、なんだかゴキブリのさなぎを見つけたようで、ぎょっとするが、そんなはずはないので、口に出しては言わない。

柏屋貞光という東大路の和菓子屋の、音羽山という菓子は、あずきを半分に割ったものが芯にはいっている。

あのデリケートさを私は好きだ。

で、このパンはどうなのか・・というと、指で裂かないで、食いちぎったらよいのだ、と結論付けた。
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by coppoumon | 2008-09-16 23:14 | 読んだ | Comments(0)
2005年 08月 20日

夏の終わりに

e0036151_22331763.jpg昨年は台風の当たり年で、母の家が被害をこうむった。こうむったというより、少しずつ雨漏りが気になり始めて、屋根の全面葺き替えをしたのである。 
工事は玄関と台所の改装して終わった。
もう大雨が降っても大丈夫、と安堵していたら、冷蔵庫が微妙にお漏らしを始めた。もう16年使ったんだから諦めよう、と買い替えることになり、貴重な休日を割いて家電販売店へ。
トイレ、風呂、屋根、冷蔵庫、順に新しくなってきて、次は洗濯機だろうと親は言う。水に縁のあるものばっかりだ。
ゆくゆくは水葬にしてあげようか・・といいかけて押し留めた。瓢箪からコマというからである。

出かけるときは良い天気だった。

買い物を終えて配送日のことで家に電話をすると、今、夕立ちで、強烈な雨だという。
これでは、届けてもらう日も、きっと雨に違いない。こんなに水が好きなんだから。


出掛けに、本が届いた。堀江敏幸の「河岸忘日抄」「もののはずみ」である。
今年の夏は恒例にしている戦記物を読まなかった。暑さにあえぐばかりで、本田靖春全集を読むつもりでいたことを、今頃、思い出す始末だ。
かれは「暮らしの手帳」に身近な事柄を取り上げて穏やかな語り口の良い文章を寄せていてすきだった。
e0036151_15484745.jpg堀江敏幸は、本の中に、ふんだんに写真を使っていて、それはそれで好きなのだ。ファンタジーをひろげてくれる。
そして、最近堀江が「暮らしの手帳」に連続して文章を寄せるようになった。
このようにして、私の好きな作家が結びつくとは思いがけないことだった。
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by coppoumon | 2005-08-20 23:06 | 読んだ | Comments(4)