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2007年 02月 28日

今年の梅

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隣の公園に梅が24本植えてある。
30年間毎日のようににらめっこをして、花が咲く順番をだいたい、分かってきた。
一番早いのは12月20日くらいから咲き始める。
それも、年によって違うが、あまり早くから咲くと枝を折られるから不憫だ。
引きちぎられたように、花の付いている手ごろな枝がなくなっていることはよくある。
手口が同じなので、同人物のようだ、と思っていたら、前に海棠を、引きちぎっている町内のお婆さんを見つけた。

注意しようかとおもったが、いや、いずれ、こういうことは無くなる、とどこからともなく声が聞こえてきたようで、止めた。

いや、注意をしたバアサンに「ふんっ! 私だって、殿方に、こうやってむしりとるように手折られたワイ!!」などと、喰ってかかられたら、私も不憫だ。
いや、このバアサンに思いを寄せたに違いないジイサンは居る。
現に、海棠の立派な枝を持って帰ってくるのを、ジイサンは門扉の前で待っていたではないか。

似たもの夫婦、これは不憫ではなくて、可愛げの範疇に繰り入れられるのかも知れない。


頃合の梅の枝を探してレンズに収めようと、時間があれば公園に出て逡巡するが、何時間経っても決めることが出来ない。
梅はそういうものなのだそうだ。

あまりにも動かないで居ると、今日もメジロが来て蜜を吸い始めた。
いまは椿が咲き始め、メジロは、梅よりも椿の方に夢中らしい。
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by coppoumon | 2007-02-28 22:59 | Comments(0)
2007年 02月 26日

二月のふりかえり

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振りかえり、といってもおまんのことだ。

同郷に、賢い女狐を裏返しにしたようなある種の美人がいて、良く憑りつかれた。
母が、同郷の好(よしみ)というので、親切にしていたが、私は裸足で逃げ出した。

逃げたきっかけは、京都の割烹に出かけての帰り道、いましがた食べたものを覚えていない、という事実を彼女のなかに見つけたことからだった。

それでは、何を食べさせても良かったのだ、どっちみち、すぐに忘れてしまうのだから。
それに、そういうお方と、一緒に食事をする滑稽さ。

なぜ、急にそんな事を思い出したのだろう。和菓子があまりにも美味しかったから、に違いない。

二月のおまん、きんとん製の鬼、お多福、手毬、黄身しぐれ。

鬼の角は牛蒡だった。人に喰われる鬼の儚さ、いや、鬼でも食べてしまう人の怖さ・・。
人の持つ原罪なんだ。

お多福は粒餡だった。

そして手毬が漉し餡。
4本の異なった色の糸を一本ずつかけて作る手間を煩わせて、あっという間に口の中に消える。

黄身しぐれを私は大好きである。お茶のお稽古に、あまり喜ばれないそうで、ウグイス餅になると黄な粉がこぼれて、もっと嫌がられるという。
お作法が引っ付いてくると、食べにくいお菓子なのだ。
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by coppoumon | 2007-02-26 23:17 | 和菓子 | Comments(4)
2007年 02月 25日

お月様

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先週の初め、新月が水平に出て、感動的な美しさがあった。
あの月にロープをかけて首を吊っちゃいけませんぜ・・そんな馬鹿馬鹿しいことをふざけていたら、
新月の時に願い祈ることは、遠い将来に実現する事柄だと、どなたかが書いておられた。

だれだっけ・・。

私は首吊り願望ではなくて、憑りつかれる様な、吸い込まれるような美しさを言ったまでだから、お月様、誤解しないでください。

・・・あばたもえくぼと、いっただろっ

いえ、夜目、遠目と言いかけて止めたんです。

こんな会話を月とするはずもない。

月にピエロがいて、ちょっとその持ってるペンを貸してよ、と歌う、フランスの子どものうた。
そんな夢を描いたカードを発見した。
やはり夢であるらしく、カードの楽譜がところどころあらぬ方向を向いている。
それが良いのだ、夢なんだから。

レモン姉さんは、月のウサギが搗いているのは、餅ではなくて、薬草なのだ、と教えてくれた。

私も月に葱を植える夢が見たい。
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by coppoumon | 2007-02-25 22:44 | Comments(2)
2007年 02月 23日

#10000

一万人突破。

今日の午後一時二十分ごろ、10000人目のカウントがあがりました。

いつも来ていただいて有難うございます。

エキサイトブログに誘ってくださった友人Z氏に先ずお礼申し上げ、ん?・・・誘ってくださった割には、覗いてくださっているのかどうか・・・今頃、輪ゴム咬んでんだろうな・・・ま、それはそれ。

携帯を変えました。だから、今度から携帯でも少しましな画像が出るだろうと思います。
取り扱い説明書が難解で、やっとメールのところまで、こぎつけました。
もう暫らくで、動画も載せられるかもしれません。

スキンも変えてみました。

どうぞ、相変わりませず引き続き宜しくお願い申し上げます。
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by coppoumon | 2007-02-23 21:50 | Comments(11)
2007年 02月 22日

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日本にあって、どことなく日本の風景に馴染まない花として、梅を上げていた。
梅は原産が中国だったのか。

そういえば、今が盛りの迎春花・ユインチュンホア、日本名は黄梅だったっけ、こちらこそ黄砂の中でもひときわ目立ちそうな色ではあるが、紅白の梅の花、枝ぶりをおもうと、確かに、中国の賢人達の姿が浮かんでしまう。

私に、私設後援会があって、その会長が天に召されてから、形見になった梅干を、なかなか食べる気にならなくて、ガラスの壜越しに眺める日が続いている。

正月に、一個だけ、金時人参をグラッセにする時に使った。年に一度の贅沢くらい、許していただかねば、と。
で、この間、母にグラッセを作った時に、一つまた、取り出した。
で、また、旧正月ということで取り出した。

残りはあと五つ。

これも、いずれなくなる日が来るのだろう。それまでに、また良く似た味の梅干を探しておこうと思う。

そういえば、松坂屋に梅干だけのお店があった。いまは、その松坂屋がないのを残念に思う。
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by coppoumon | 2007-02-22 13:54 | Comments(2)
2007年 02月 18日

旧正月

まさか、生徒さんが、旧正月に、お年始に来られるなどとは、思いも拠らなかった。
いや、お年始かどうか・・

とにかく菜の花とケーキを持って立ち寄ってくださったので、3時のお茶のあとはお酒でもと、お引止めして、俄かにコップレストラン開業。

ナマコ 柚を絞った二杯酢につけたもの。(ストックがあった)

丸大根で、風呂吹き。ゴマ味噌、鉄火味噌掛け分け。

マルアジの酢洗いをお造り風にしてわさびと醤油で。

ゴルゴンゾーラとメークイン、京人参のグラッセ。

生協の特大の牡蠣で、オイスター・シチュウ。

菜の花・おひたし酢味噌かけ。

生協の鳥取牛で、和風照り焼き、芽キャベツ、赤ワイン蒸。

雑穀ご飯。 高菜漬、赤かぶら漬。

ワインは神戸ワインの白、辛口。 ボジョレー・マコン・ヴィラージュの赤。

神戸ワインは、和食にあう。お醤油を使った料理が出ても違和感がない。これは日本のワインについて、いつも、そう思うのだが、土壌のなせる業とでも言うべきか。

マコン・ヴィラージュはミディアムボディより、僅かに軽い。


実は数日前、夜、帰宅すると玄関にバレーボールほどの大きな丸大根、見事なキャベツ、これまた見事なブロッコリー、芽キャベツがおいてあった。

これはこれは、笠地蔵様のおでましじゃ・・・有難や、有難や。
ここで、お題目を唱えなくてはならないが、クリスチャンの悲しさ、東京音頭のメロディーで、てんにまします、チョイト、われらのちちよ、ヨイヨイ♪

で、昨日、近郊農家の朝市に行かないかと、アサイチに電話で誘われて、キントキ人参、牛蒡、
自家製の高菜漬、九条葱等を仕入れていたことが幸いした。

鉄火味噌、白ソースは土曜日の夜に作っておいた。ゴマ味噌はストックがあった。

生協に買いに走ったのは牡蠣と鳥取牛。

なんだか、馳走そのもの。


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番外。

昨夜、鉄火味噌を作ったのには「わけ」がある。

音楽仲間の母上が、北海道で過ごした子どもの頃の話をなさった。

小学校いくとさぁ、芸者見習いというのか、お廂(ひさし)さんってのか、ゆくゆくは半玉にでもさせようかって言う子供を、義務教育だから学校にも行かせなきゃなんねえやって、通ってきてたのっ。それがさ、弁当、いつも鉄火味噌が入ってんだよ。大豆を油で煎ってね。ご飯の上にぺたって塗ってあるの。

今日、ミサで会った時に、この話を持ち出すと、そうかい、あんた、鉄火味噌作ってくれたんかい。大豆を油で煎ったのかい。

いや、大豆はないから、牛蒡としょうがを油で炒めて、赤味噌はないから、白味噌と味醂でつくったもので、鉄火とは言えないけれど、半玉の話を思い出したんだよ。おっかさんも、早く、玉におなりよ。

ははは、私が、玉かい、そいつは、大笑いだよっ。これ、ありがとね。

以上がその「わけ」の続きである。
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by coppoumon | 2007-02-18 22:33 | メニュ | Comments(7)
2007年 02月 16日

実生の縁

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越してきたばかりの頃の公園はただの空き地にしか見えなかった。
神社の小さな祠の周りに杉やサザンカ、ヤマモモの苗木が数本ずつ植わっていたが、育つのだろうかと心配なくらい放置されたままで、桜も、何度植えても枯れると言う有様だった。
セイタカアワダチソウと萩とクローバーが主役だったが、いま、これらはどこにもなく、こんもりとした森を形成し始めている。

鳥がたくさん来るようになり、赤い実のなる木が実生で増えてきて、今では植えていないはずの南京ハゼ、合歓の木が目立って立派だ。

マンリョウが増え始めた。万両の横に柊を発見。離れたところにはピラカンサも発見。
ピラカンサは微量の青酸を含むので、食べたカワセミが数十羽落ちてきたと、大騒ぎになったがこともあるが、たべた小鳥はどうだっただろう。

貧弱だった実生第一号のマンリョウが、サツキの陰で生長していた。ここまで大きくなれば、もう大丈夫。
近くをツグミが歩き回っていた。
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by coppoumon | 2007-02-16 19:02 | 京都 | Comments(2)
2007年 02月 14日

廃寺

今は掘り切られて道路になってしまったが、平安時代の廃寺遺跡があり、50メートルほど北に移して二つの遺跡が保存された。
一つは平安時代の三重塔の礎石群。
もう一つは鎌倉時代のお堂の礎石群。

西側には貴族の宏大な別荘が淀川まで広がり、愛宕山、大山崎、ポンポン山と連なって、六甲山まで見渡せる。地形的にも絵になる場所だ。
当たり一帯には東大寺の瓦を焼いた窯あとが、いくつも発見されながら、開発で一つを残して壊され、また発見されて、人家の庭に保存された。
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公園を歩くと、何ごとも無かったかのように礎石群が並んでいる。


芯楚が突き出た形のめずらしい礎石は、鳥達の水場だ。

雨の後、ヒヨがやってきて、順番に水浴びをしていく。
一羽が水浴びする間、もう一羽が必ず見張りに付く。そうして、順ぐりにバスタブを譲っていくのを物陰からこっそり見ていると、ヒヨのやり方に、軍隊出身者でもいるのじゃなかろうかと、勘ぐりたくなる。

礎石の中の水が濁っている時は、絶対ヒヨは水場に近づかない。 恐れ入る。
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by coppoumon | 2007-02-14 20:00 | 京都 | Comments(4)
2007年 02月 12日

誕生日

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どの誕生日が一番印象に残っているのだろう。

子供の頃は小豆を炊いてのお祝いだったが、関西に出てきて、さて、どの歳の誕生日を記憶しているというのだろうか。

バースデー・ケーキを前にろうそくを吹き消して・・ということは、したことは、まだ無い。
やりたいか・・いや、あの煙は吸いたくない。

二十歳の時に、お世話になっていたお宅の幼い姉弟からもらった、三角帽子をかぶった藁の人形の中に入ったボンボンが、はじめて、身内以外からのプレゼントだった。
それからは自分自身に欲しいものを買ったり、色々と頂き物もあったが、誕生日をレストランで、とか、料亭で河豚を、などということは未だに無い。

一人で静かにしているのが、好きなのだが、今年は関学のグリーの定期演奏会を約束していたので、西宮まで出かけた。

幸い、この秋にコンクールで32名で一番になった時の曲が、演目にあがっており、中勘助の詩に、関学グリーのために書かれた曲が、OBも加わって120名で演奏されて、大いに満足し、充実した一日だった。

そのあと、演奏会に誘ってくださったご夫妻が、日本料理で、私の誕生日を祝ってくださり、私は、ドッドレードファーミーと書かれた絵葉書を買って、自分のプレゼントにした。
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by coppoumon | 2007-02-12 22:22 | Comments(4)
2007年 02月 10日

そうなんだ

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京都を歩いて、というか、それは京都でなくても良いのだが、特に京都で、変な看板や張り紙を探すのを好きである。

またまた、見つけてしまった、ある、図面引きのお宅。
古い家を、上手にリフォームしながら、最後には新築にしてしまったような、きれいなおうちだった。
使われた材料の垢抜けしていること。

で、何か書いてある。

何とも味のある字体だ。設計屋さんの字は独特な美しさがある。

友人に、美山出身の建築士がいて、数十年前のことだが、時々美山の建物の図面を引きながら、
これで、字が上手かったらなあ・・。
仕上がるといつもの決まり文句をいいながら、筒のなかに収めていたことを思い出した。

しかし、家の前に煮干を置かれたら、いやだろうなあ。
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by coppoumon | 2007-02-10 22:11 | 京都 | Comments(4)