<   2007年 04月 ( 14 )   > この月の画像一覧


2007年 04月 28日

桜のわかれ

隣の公園に今年も「苔清水」という山桜が開き始めた。三日で散ってしまう花なのに、その日から二泊三日で島根に出る事になってしまった。

公園の下の道を、苔清水を見上げながら出かけるような時間の無さだったが、高速バスの中で、京都から米子につく間、ずっと、山桜と八重桜の切れ目が無いほどに、桜を楽しんだ。

今年はソメイヨシノも長い間咲いていたが、入れ替わるように咲く、地の桜は美しい。

米子の朝、駅への裏道で咲いていたこの桜はなんだろう。

園芸種を裏庭に植えたら背丈より伸びてしまったのだろうか。
桜は長寿だというがこのまま伐られずに数百年を生きていくことができる環境なのだろうか。

高麗美術館の北側に「お土居」の、人が踏み込めない場所に、苔清水に良く似た大きな桜の木が存分に枝を広げ、風の吹くままに花を散らすのを楽しみながら、数日前に見た米子の桜を思い出していた。

そうだ、黄桜酒造の黄桜も今が盛りかもしれない。

e0036151_851763.jpg

[PR]

by coppoumon | 2007-04-28 08:05 | Comments(0)
2007年 04月 27日

行列のできる路地

四条小橋を下がっていくと名物の漬物屋がある。
少しお年を召した品の良い方々が嬉しそうに穏やかに歩いているのを見ていると、名刹でもあるのかと思ってしまうくらいの参詣者。

その漬物屋を左に曲がると、ちいさなグリルや喫茶店、料理屋、タバコ屋、豆腐屋どれも間口が二間半くらいで、小ぎれいな店を構える路地がある。

夕方客が行列をなすグリルがある。元は鮨屋だったのだろうか、と思わせるような檜の一枚板のカウンターと座敷。
卵を4個使ったサンドイッチが名物で、夕食にそういうものを食べるのかと、疑いたくなるが、皆さん召し上がっておられる。

おじいさんが一人頑張って作る手元が見え、17席しかない店はすぐにいっぱいになり、外で列を成して客が待つ。

待つ間、退屈すると、他所へ行こうかとおもったり、向かいの料理屋を覗いたりしたくなるが、いつごろか向かいの料理屋に「やってます」の看板が出るようになった。

豆腐料理なのだけれど、その3軒先の名物の豆腐を買って、持って帰って家で食べたらもっと美味しいかも知れないしなあ、などと考える私のような者は多いのだろうか。

確かに静かなたたずまい。

e0036151_753499.jpg


観光客に「はやってます」の情報が流れるといいな。
[PR]

by coppoumon | 2007-04-27 07:56 | 京都 | Comments(4)
2007年 04月 23日

あらえっさっさ

e0036151_17251057.jpg

駅の北側にずいぶん大きな民家があって、桁7間、奥行き4間、総二階というのだろうか、通り過ぎようとして玄関のガラスに目をやった。

安来高等洋裁学校

こんなところに、と思ったが、街の賑わいの名残なのだろうか、駅に沿う日立の工場で働いていた娘さんたちが通ったりしたものだろうか、などと勝手な想像をしてみる。
昭和30年代の匂いを残すこの建物は、現在は空き家であるらしい。

駅舎が立派になるらしい。今でも充分立派なのになぜ、と思うが、自治体が肩代わりするのだそうだ。
写真に写っているのは駅舎ではなくて、日立の工場。

e0036151_17401967.jpg

[PR]

by coppoumon | 2007-04-23 17:21 | 行った | Comments(3)
2007年 04月 22日

どぜうすくい

e0036151_6325417.jpg

春先は楽しいのか、エレジーを歌いたくなるのか、あまりにもたくさんのことが重なる。

島根に行った。
友人の住む町の、神社の遷宮があるから来ないか、というのだ。
気分転換にもなるだろうと思い立ち、出かけておもてなしを受けた。

朝の散歩で安来の街は、駅のすぐ前が安来港であることに気づく。
駅前は何度か車で通り過ぎたが、自分なりに目印になるものを決めていてそれ以外は良く分からなかった。

たとえば、赤い看板の「銀の女」

大阪、都島に「ブス」というラウンジがあって、表にはブスだという条件付でラウンジレディ募集と、張り紙があった。
銀の女とは、なんだろう。ぎんさんという亭主がいるのか、シルバーグレイのおば様が鎮座しているのか、私が興味を示すと、友人が、行こうか?とまじめに聞いてくる。

安来の港は対馬の雰囲気に似ている。

e0036151_6331732.jpg

駅前の人の気配の無さ。
今、午前8時ちょっと前だ。
駅の後ろは日立の工場。
[PR]

by coppoumon | 2007-04-22 07:55 | 行った | Comments(0)
2007年 04月 18日

三名さま、ご来客

毎週決まった日に近郊農家の青空市が立つ。

誘っていただいて出かけると、翌日はだいたいお客様がある。不思議だ。

今回は母が近郊農家の切干大根を煮てくれていた。
近くの生協には、この時期明石鯛が入荷している。
筍の湯がいたのを頂いて、酒と水を半々で下煮しておいた。
対馬からの新うに、わかめが届いてる。
木の芽を母宅からたくさん摘んできている。

あわてることはない。

ヤギのチーズ、春野菜のポタージュ、鯛のポワレ。
ウニを乗せた雑穀ご飯、千切り大根、若竹、農家のお漬物数種。

これで、メニュがそろう。

実際はヤギのチーズが冷蔵庫になかった。
それで、ジャガイモの入ったオムレツを頭にして、鯛もすでに調理されて切り身になっていたので、ササミでコートレットに変更。

鯛がないので残念に思っていたら、お客様が杉樽に入った小鯛の笹漬けを持ってきてくださった。

まず、

スペイン風オムレツ。
      ソースはトマトピュレと白ワイン半々にして煮詰め、レモングラスを加え塩で整える。

えんどう豆のポタージュ。
      新じゃが一個、たまねぎ半分、さやえんどう、生クリーム。

チキンのコートレット、サヤインゲンをオムレツのソースの残りで少し煮込んだものを添えた。

アスパラ、トマト、パセリのサラダ。
      ヨーグルトにマヨネーズを合わせたドレッシング。

筍とワカメを薄味で炊いたもの。
母の千切り大根のたいたん。
小鯛の笹漬けに木の芽。

雲丹のせご飯。ご飯には雑穀をスプーン2杯加えた。
お漬物は高菜とQちゃん。自家製の筍昆布。

     Qちゃんとは、農家の方の、手作りのきゅうりのしょうゆ漬け。


飲み物は、神戸ワインの白。隠してあった青島ビール。

う~ん、写真を撮りわすれたが、ポタージュ、きれいな深いグリーンに仕上がった。


母が退院してきて、料理がかなり薄味になって、うれしい。
[PR]

by coppoumon | 2007-04-18 20:21 | メニュ | Comments(2)
2007年 04月 15日

裏通り

四条小橋の欄干の親柱は大変凝ったつくりで祇園のお茶屋の玄関先に残っていた。
その一つ南がわの橋は何の変哲もないコンクリートだが、橋の名前が立派だった。へえ、とおもったら、もう、名前を忘れた。

橋をわたって左側の小さな路地を歩いていくと、曲がりくねりしながら、向こうまでずっと続いていた。
まるで廃棄されたかのような街並が出現したが、昼間のことだから眠っているだけで夜は飲み屋がちょうちんを並べるのかもしれない。
それにしては、空き家も多い。
e0036151_109532.jpg

店先に京野菜が並べてあった。
このまま、南に下がっていくと弁慶の石像のある五条大橋までたどれそうだ。
カメラのフィルムを使い果たしたので、引き揚げることにした。

この画像は、携帯レンズで撮ったもので、メモ代わり。
改めて撮りに出たい。
[PR]

by coppoumon | 2007-04-15 10:13 | 京都 | Comments(2)
2007年 04月 15日

老桜 4月10日記載分を追加

e0036151_6454996.jpg

イースターのオルガン練習に出かけることが多いのと、住んでいる鉄筋アパートのポンプの不具合で、睡眠不足が続いて、写真撮影に出かけることが後回しになった。
桜便りは絶好調。

場所は東山五条。
フィルムを買いに寄る時間さえなく、カメラに入れたのは、イルフォードの100。
カラーは携帯のレンズが頼りで、カメラを2台持って歩けない、この体力のなさはいつもどおりなのだが、はじめから、そのことはあきらめる。

ここにはよく立ち寄る。誰も観光客が来ないからだ。正月にこの桜を見て、描いたイメージそのものの絵が現れて、1時間ほどこの場所で過ごした。

たくさんの観光客が通り過ぎていくのを、誰もいないお寺の境内から山門越しに見てすごすのは、なにか不思議な気がする。

その間二人のカメラマンが訪れた。一人は観光客。一人はプロの方のようだ。
e0036151_1094833.jpg

さて、この桜をモノクロで撮ってみたのだけれど、どう仕上がるだろうか。
[PR]

by coppoumon | 2007-04-15 09:56 | 京都 | Comments(4)
2007年 04月 13日

花の別れ

e0036151_231449.jpg

所用で、京都に出るついでにカメラを持った。
フィルムはイルフォード、モノクロームである。この美しい桜の下で、モノクロは如何なものかとも考えたが、手持ちがそれしかない。
後はメモ代わりの携帯レンズに頼るほかない。

祇園から四条小橋のかかる、高瀬川を少し下がった。
このあたりはまだ30年前から変わらないたたずまいが残っていて、流行っているのかそうでないのか分からないような小料理屋、喫茶店などがあり、あいまいホテルもそれなりに存在感を示している。

小説家の平野啓一郎氏は、京都から東京に居を移したそうであるが、私は彼の書いた「高瀬川」に出てくるホテルはここではないかと、踏んでいる。

朝日新聞の評に、こんな私的なことまで書かされる小説家の辛さ、などと書かれ、実際読まなければよかった、などとも書かれたが、罪人を十石船で運んだ高瀬舟の通った鴎外の「高瀬川」とはまったく違った内容だった。

今日は散った桜が流れ始めていて、「桜川」というにふさわしい。
平野氏の主人公はこの橋の上から、二人のパンツをペットボトルに押し込んで川へ放った。

やれやれ・・。 

川に流れるものは、桃の実か、桜の花びらがよい。

高瀬川の流れはのんびりしたものだと決め込んでいたら、花びらを追って結構早く流れ去るものだと思いを新たにした。
[PR]

by coppoumon | 2007-04-13 23:33 | 京都 | Comments(2)
2007年 04月 12日

イースター

ここに黒マリアの写真がアップされる予定だったが、出し惜しみ。
それで、いつも弾いているオルガンの写真に変更した。

e0036151_905291.jpg


ぼ、っと押せば、しゅっとなるオルガン。
これまで、ほとんど弾きこまれておらず、第一鍵盤のキーの鈍さと格闘するような有様だったが、近頃、機嫌よく動いてくれる。
パイプも鳴ってくれるようになったと皆は言うが、笛によっては、どうもところどころハスキー。


イースターのミサでは30人ほどのクワイヤーがついた。
クワイヤーはできるだけ、アカペラでがんばってください、とお願いしていているが、今回、オルガンよりきれいにハモった箇所があった。

礼拝出席者は、名簿に記入された人数は98人だった。

私はイースターの奏楽よりも、その一週前のパッションの音楽のほうが印象深いし、さらうのに時間がかかっている。
[PR]

by coppoumon | 2007-04-12 06:42 | Comments(2)
2007年 04月 11日

4月になると

e0036151_7111738.jpg

東山に花見に行けば、買って帰るものは、おまん。
これはおまんではなくて、和菓子。

季節の先取り感を大切にするので、旧暦でお雛様がおわったらすぐに柏餅になる。
今日は、左回りに筍、藤、蕨餅、柏餅(こしあん・みそあん)二種。

味噌餡の柏餅を好きである。浪川菓舗の柏餅の餡は絶品。
味噌餡には、微妙にしょうがの絞り汁が加えてある。

この日、知人のお好みで、東山阿月の最中を東京に送ったら、90歳を越えておられたお身内の初七日だったそうだ。
で、最中が喪中についたわけ?などと、内心そのタイミングに感心。
[PR]

by coppoumon | 2007-04-11 07:18 | 京都 | Comments(2)