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2008年 10月 30日

聖保羅教会

今、お初天神の北側の通りを歩くと混沌としていて、教会や病院があったなどとは考えられない。
何が残っているのだろう、と思うが、川魚屋さんくらいなものだろうか。小さな、輸入食料品を扱う店も、どうやら立派な店構えになっているそれが、記憶にあった赤と白のチェックのカーテンがあった店の前身のように思えてくる。

キャバレー街といってよいくらいたくさんのキャバレーがあったこのあたりは新御堂筋が出来てから、変わってしまったのだが、すこし歩いて行くと、まだ人の生活の場になっているような長屋や路地、地蔵さん、地元の常連さん達のための喫茶店、ガラスやさんなどが、40年前とおなじようにいまもある。

消滅した教会堂はこれ。

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戦災に遭って、焼夷弾のために窓のアイアンフレームが溶けて開けることができない箇所があったり、雨漏りがあったりで、保存にはあまりにもお金がかかりすぎるので、取り壊して移転せざるを得なかったと当時の役員さんから聞いた。
70年代の終わりだったと思う。
薄いピンクのテラコッタは、アトランティック社製の大同生命のものとよく似ていたが、同じものだったかも知れない。
内陣の祭壇上の7本の十字架は、神戸女学院のソールチャペルとおなじ意匠だった。
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by coppoumon | 2008-10-30 12:00 | ヴォーリズ | Comments(0)
2008年 10月 22日

振り向けば

京阪電車の中之島新線が開通した。
早速大江橋まで乗ってみる。そこからだと梅田まで歩くことになるがお天気の日はそれが良い。
駅は木がふんだんに使われていて、地下深くにいることを感じさせない。
ところがエスカレーターを見たとたん、その長さに、ため息が出そうになった。


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そのエスカレーターを上がって、駅を出て振り返ると向こうに西天満が見えている。
写真左側の、高い建物がある場所は、對州藩の藩邸があった場所の一部だ。
その裏は、道路拡張によって少し削られてしまった。

味の素のビルだったころは、南西角のガレージがそっくり蔵の敷地として残っていたのだった。
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by coppoumon | 2008-10-22 22:20 | 郷里 | Comments(4)
2008年 10月 20日

ママレード

いま、せっせと青梅のジャムを食べている。
青梅と蜂蜜で作ったジャムは、甘みよりもクエン酸を強く感じるが、相当にはちみつが入っている。
街には紅玉が出回り始めた。
12月初頭に紅玉が姿を消すと、柑橘類の登場である。

振り出しにもどったかのように、やっと朝食にママレードが登場する。

成りっぱなしで、肥料もやらない、薬もかけない、味の保証もない。こういう柑橘からだと、おいしいママレードができるのだ。

柚子、文旦、グレープフルーツ、三宝柑、橙。

一通り作るとまた春が巡ってくる。

写真は実生のグレープフルーツの木。
クリスマスのころ、5個ほど頂戴して、レモンを加えてママレードをつくる。

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自生のグレープフルーツの木はあちこちで見る。枚方市の中小企業団地のなかの木は日当たり抜群なのでいつも樹勢がよい。
島根の友人宅にもあるが、花は咲くのだけれど結実が難しいのだそうだ。

なんだって、結実するってことはありがたいことだけどね・・と笑い話になる。
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by coppoumon | 2008-10-20 22:26 | ジャム | Comments(2)
2008年 10月 18日

秋に

最高気温が25度を下回るようになった。

季節のごあいさつをする国許から、イリコとかすまきが届くと連絡があった。
「土曜日の朝に焼きまして、冷め次第すぐにお送りするようなことでございます」という。
日曜日の午前中に着くので、焼きたてに近い風味があるのがうれしい。

ありがたいことに、イリコは1年分あり、かすまきは、インフルエンザの時に、バナナと牛乳とかすまきで、朝食にする。

こちらからも、栗蒸し羊羹、伊勢茶、豆乳とアロエのゼリー、おからとごぼうのせんべい、京都祇園のオジカソース、丸ごと一個を使った大きなトマトのゼリー、京柚子をお送りした。

水曜日、八百屋に並んだユズを、おっちゃんが、どれにしまひょな、一番色のええやつ。といって濃い緑色の柚子を選んでくれた。

木曜日、同じ八百屋で、2個が昨日とおなじ価格だった。たくさん収穫が始まったのだろう。

大きさは7センチ足らず。
ああ、これは、2寸なのだ。1寸は、一口で食べることができるサイズ。
こういうところに、まだ、尺貫法が生きていたのだ。

柚子はすりおろしたり、へいだりして使う。
汁は醤油とあわせて、湯豆腐に。
絞りかすは、紙パックに入れて風呂に入れる。
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by coppoumon | 2008-10-18 21:15 | 郷里 | Comments(2)
2008年 10月 07日

秋色

京都にでた。

浪川菓舗で、和菓子を求め、お隣の喫茶店に立ち寄る。

あら、いらっしゃい。あ、お隣で、買うてきはったん。おいしいでっしゃろ。
どうぞ、おいくつでも、ここで召し上がりください。

ママさんがオーダーを聞く前に、こう、口を開いた。

いや、今日は一人ですから・・・と、わけのわからない弁明をする。

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光琳菊。紅菊。松茸薯豫。金柑餅。栗むしようかん。

和菓子の御名違っているかもしれない。お許しを。



おはなちゃん、
おはなちゃんのブログに秋色とあったけん、お題ちょうだいしたけんね。
悪うおもいんさんなや。
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by coppoumon | 2008-10-07 23:56 | 和菓子 | Comments(2)
2008年 10月 02日

値札

初めて大阪の祖父の家に遊びに行った5歳のころ、高麗橋の三越でピアノが三十万だった。

そのあと、シャープ製のテレヴィジョンを、生まれて初めて見た。
相撲の中継だった。で、そのテレヴィの値段が十四万で、私が感心したように「安いね~」といったのだそうだ。

それで、皆、大笑いになったと。

ピアノだったら一台しか買えないのに、テレヴィだと2台買える、と言いたかったのだろう、とおもう。

いま、西武が優勝記念セールをやっている。
一通りバーゲンのシーズンが終わった後では、これといって買うものもない。


特選日本画セールというのをやっていたので覗いた。

上村松園、前田青邨、堂本印象・・・・有名なものばかりが並んで、安い。
何といっても買う気がないから、安い、と思いながら、見ているだけ。

荒木十畝の軸があった。最晩年のものなのか、署名が何気なく枯れている。

四十八万。

安いね~~、頼むからもっと、良い値をつけてくれ。



買う気は全くないけれど、長崎出身の人のものがあるとついつい、こういうことが言いたくなる。
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by coppoumon | 2008-10-02 22:44 | 見た | Comments(0)
2008年 10月 02日

オフ会

オーガニストの仲間達は、なぜか関東から仙台に住んでいる。会うとオフ会ばかりしている。

今回、関西にある某交響楽団の友人たちと、のんびり食事をした。

学生時代、学食では顔を合わせたかも知れないが、これまで待ち合わせて食事をしたかどうか・・。

場所は高槻。

高槻は、ゲルハルト・ボッセさんが住まわれている。

ボッセさんは戦前のライプツィヒで音楽の勉強をされた。
学校はメンデルスゾーン音楽院だ、と話された。

私がライプツィヒに行った時は、ベルリンに壁が存在したその東側で、旧庁舎で、トランプを買ったりトーマス教会の横の楽譜屋で楽譜を買いあさった思い出しかないが、ナチスの台頭で大変つらい思いをなさったようだ。

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阪急高槻、旧国鉄高槻の間は住宅街だった。
今は、歓楽街に近いものがある。

この日、携帯で撮った空の色は夕方、6時前だが、25年も前のベルリンの夏の夜、9時半ごろとおなじ色をしていた。
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by coppoumon | 2008-10-02 22:15 | Comments(0)