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2010年 02月 28日

レトロ・モダン

京都市内で、入ってみたい、と思わせるような喫茶店が減ってきた。
喫茶店でコーヒーを楽しむような人間でもないし、禁煙のはずがないので、ますます喫茶店探訪からは遠ざかる。

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この喫茶店は、40年前に見かけたままのたたずまいだ。
どこか南おフランス風なアプローチなのに、京都の民家の屋根がよく似合う。
面取りガラスのドアと窓。窓の内側には一枚板で作った二重の窓。
Cafe’ のはずが、Caf’eとアクサンタギュがずれていて、ご愛嬌。
いいじゃない。フィーリングでいこうよ。

いつかこの店に入ってみよう。
それも客のいない早朝に。
いつまでも店が流行っていますように・・と思いながらその場を離れた。
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by coppoumon | 2010-02-28 22:39 | 京都 | Comments(2)
2010年 02月 27日

花粉症

2週間ほど前から鼻がむずむずしていた。
今年は杉花粉の飛散は少ないと言う。それ以外の花粉に反応しているのかもしれないが、以前より軽いので薬のお世話にはならない。

昨年秋から春先まで出雲の紫蘇番茶を飲んでいた。それも幸いしているのかもしれない。
今年も紫蘇番茶を飲んでいるが、脱力感、鼻水、くしゃみ、目のかゆみは、ある。あるが、先年と比べたら軽微だとおもう。

今日は良い天気になった。午後から京都にでも出かけたいのだが、ベッドで横になっていると全く花粉症の症状がでないので、家に閉じこもることにした。

買い物に出ないので食べるものが少なくなった。外は良い天気だ。
なんとか、しのげるだけしのいで、家にいよう。

今日の昼食。

牛肉の入った金平牛蒡を出汁と卵でとじた柳川風。粉山椒を振る。
粉かじめと、短冊に切った大根をたくさん使った、味噌汁。
自家製の生姜の甘酢漬け。
白ご飯。
大徳寺納豆を三粒。

以上、コップレストランの、貧民定食。

大徳寺納豆は、塩辛くて濃いだけで好きじゃない・・というイメージが強かった。
一休寺納豆は比べると、まろやかで、塩辛さは少ないし、一粒食べてもう一粒、とおもう。
禅味なのだそうだ。甘さ、苦さ、辛さ、香り。

先日、松屋藤兵衛の大徳寺納豆を頂いて、一休寺納豆と同様においしいと感じた。奥の深い食べ物だなあとおもう。
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朝顔の種のような写真は、大徳寺納豆。

3時にちびちゃんたちと、おやつタイム。

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常使いにしている赤絵の囲碁の小皿の赤が剥げてきた。
赤絵は仕方がないなあ、とおもいつつ、
思い切り剥げるまで使ってやろう、などと考えている。
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by coppoumon | 2010-02-27 14:17 | メニュ | Comments(4)
2010年 02月 26日

サクラサクの続き

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見事な咲きっぷりにミツバチたちが盛んに活動している。
ミツバチにすれば、この冬に思わぬめっけもんがあったものだと、狂喜乱舞しているのかもしれない。

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坂を下り御香宮(ごこうのみや)の門前を更に下ると鳥居の中に聖公会の教会がすっぽり入ってしまうアングルがある。

おミサに行くにも、この鳥居をくぐるのだろうか。

いつかこの教会のおミサに出ることがあれば、鳥居をくぐって教会へ・・と言う体験をするだろうと思う。

鳥居のすぐ脇の和菓子屋で、菱餅を売っていた。
餅を菱形に5つ重ねて、肉桂の茶、蓬の緑、粟の黄、餅本来の白、海老の赤。値段は650円。
手間を考えれば、如何ほどの利益なのだろう。飛ぶように売れて欲しい。
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by coppoumon | 2010-02-26 21:33 | 京都 | Comments(3)
2010年 02月 24日

サクラサク

最低気温9度、最高気温20度という2月24日の春日和。

高槻から京都駅で下車。駅ビルをでて京都タワーを見ると抜けるような空。
冬だということを忘れそうなくらいのさわやかな秋空を見たような気がした。気分は10月10日だね。
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茶杓と茶筅直しを買う。
西陣織のいろんな吊紗に目が行くが、先を急ぐので、今日は見るだけ。

その後奈良線に乗り換えて桃山へ。
私はこの奈良線からみる景色を大好きだ。

で、桃山で降りて、跨線橋を渡って降りようとしたら、なんと、桜が咲いている。
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どこから見てもソメイヨシノのこの桜は、すでに4分咲きではないか。

う~~ん。まだ2月でっせ。

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日本歌曲の浦山弘三先生が亡くなられた。

桜の花の咲くころは、うらら、うららと日もうらら
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by coppoumon | 2010-02-24 21:54 | 京都 | Comments(3)
2010年 02月 23日

菱餅

菱餅は5色・・という記事を書いた。
このブログにあるのか、さて、それとも、10年も前に消滅したインフォだったのか。

菱餅は、赤は海老、白、黄色は粟、緑は蓬、茶色は肉桂。
ひとつに見える餅は5枚重ねられて5度美味しい。
十二単を思わせる色の置き方は上からの順。


幼稚園を卒園する頃、園に雛飾りが並んだ。
私の興味はひたすらに菱餅だったが、本当にもらえるのだろうか、どんなにか美味しいものなのだろうか、という、期待感。

そして、配られた。
ところが、あれほど、見事に外れたものはなかった。

緑とピンクは色がついているだけ。海苔と海老でななかったのだ。
餅網であぶって食べたが、色が着いた分だけ苦そうで、子供心にがっかりしたことを覚えている。

その後出合った砂糖菓子で出来た菱餅。
落雁で拵えた菱餅。
鶴屋八幡の干菓子のなかで、雛菓子の中の羊羹の菱餅。
これらを可愛いが、見てくれが優先して・・などと書いてはいけないのだろうか。

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家の近所の和菓子屋の菱餅はういろう製。
普段のういろうの半分ほどの大きさ。

緑は抹茶、赤は僅かな塩分を感じる桜の味が絶品。
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by coppoumon | 2010-02-23 22:50 | 美味しかった | Comments(0)
2010年 02月 18日

春告鳥

お濃茶を体験させていただけることになった。

一人当たり茶杓三杯の濃茶。3人で10杯分使ってお濃茶を練っておられるのを拝見しながら、主菓子を頂く。お菓子の御名は「春告鳥」「咲き分け」から選ぶ。
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お茶碗は「楽茶碗」なので、小袱紗は使わないのだそうだ。
お茶は小山園の「喜雲」。
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とろり、とした甘さを味わって、自分が口をつけた場所を懐紙で3度拭き、次客にお渡しする。

そのあと、お薄を点ててくださった。
お薄は、私の近所で宇治に茶山を持つ人の手摘みのお茶で「大極」をお出しした。
これは、柔らかくて、渋みのない味で、私は好きである。
濃茶のあとのお薄はおいしいですよ、といわれていたが、こんなにも、美味しいものだろうか、とおもいつつ二服した。

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お薄とともに頂いたお菓子は徳島の小男鹿(さおしか)。
和三盆を使った上品な蒸菓子の棹物。



去年、誕生日ということで、干支のお茶碗と香合を頂いたが、使わずになおし込んでいた。
今年は、誕生日に抹茶を求めたので、できる限り毎日一服を楽しもうと思う。
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by coppoumon | 2010-02-18 23:05 | 美味しかった | Comments(4)
2010年 02月 14日

ル・ペイザン

友人が来ることを名目に、近所に京都では有名なケーキ屋があるのを、久々に買いに出た。
今日はバレンタインなので、そういったケーキばかりが目を引くように並んでいる。
実は二十歳の頃から25年ほど、週一回はケーキの日があったので、最早そんなに食指が動かないのだけれど、食べるとなれば張り切って食べる。

パンも10種類は並んでいるのだが、何ゆえかピザまであって、それが美味しそうで、昼ごはん代わりに買って帰ることにした。
これだけで、お昼ご飯を済ますのもどうだろう、とおもいつつ、ル・ペイザンというスープを思い立つ。

ミストローネと、どう違うのか、本場のミストローネを知らないのでよくわからないが、同じものではないかと言う気もするが、あの、ちいさなアルファベのパスタは入らない。

ル・ペイザン・・田舎風の。

冷蔵庫にあったのは、マッシュルーム、人参、たまねぎ、生協の荒挽きソーセージ、もっとほかにもジャガイモも入れる、セロリも入れる・・のだろうが、マッシュルームをメインにした。

マッシュルーム8個、人参5センチ、たまねぎ4分の一、荒挽きソーセージ3本。

すべて5ミリ角に刻む。

鍋に無塩バター大匙1、グレープシードオイルを熱して刻んだ具を炒めカップ三杯弱の水を入れる。
こういうことは、もう、目分量。
アクと、油をすくい、ローリエを半分、コンソメキューブ1個を入れて中火より弱くして煮る。

たったのそれだけのこと。

マッシュルームがたっぷり入ったのでスープは少し色が濃い。荒挽きの胡椒を振る。

買ってきたピザより、美味しいと、思った。

スープカップに三杯分できた。


おはなちゃん、やってみんさいや。
日ごろは、我慢してバターをたべんようにしとるけんね、
こういうときは、思い切って少しだけ使うんよ。
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by coppoumon | 2010-02-14 23:07 | メニュ | Comments(4)
2010年 02月 13日

明日は旧正月

旧正月が誕生日だった日を覚えている。

昭和32年2月のことだ。

私に会いたがっている人がいるのだけれど、会ってやってくれるか、と父が言うのを「うん」と返事したことも。

旧正月は漁が休みで、漁師さんたちが陸に上ってきて冬のひと時を楽しむのだそうだ。
そういえば旧正月の頃は穏やかな暖かな日が多かった。

小学校は半ドンだった。
郷里の八幡宮には正月ほどではないが露店が並び、にぎわってはいたが、確かに田舎から出てきたであろうと思われる人たちも多かった。

学校から帰ってくるとすぐに、その頼まれた人にあった。夫婦者で自分の親よりは少し若そうで、男の人はネンネコのような綿入れを着て、笑った。話はしなかった。

父から、会ったか?と聞かれて、それが、何であったのかは後日の話である。

父の話。

数年前のことだけど、田舎に住む漁師さんのご夫婦に子供が無くて、町に出かけて見たお前のことを、養子にくれないか、という話があって。
それは、とても、無理な話だ、とお断りしたのだけれど、2年も経って、もう一度、あわせてもらえないか、ということだから、大きくなったので子供が良いといえば、どうぞ、と話をしておいたのだ。と。

先に、この話をしておいたら、お前、どう思った? と、父が聞くので、いや、行ってもよかったけど。と私が返事をした。
私はことの次第をよく飲み込めていなかったのかもしれない。
ふ~~ん。と父は短く言った切りだった。

時代性なのか、郷里は養子に行く人、来た人がかなり居た。
昔から家が絶えそうになったら、重要な家には殿様の家から誰かが養子に行って断絶しないように心配りした・・などという話はざらだったし、父の兄のところには戦災孤児になってしまった網子さんの家の兄妹がいて、養子にしよう、と言う話が進んでいた。

旧正月といえば、必ず、この話を思い出す。

その後も間に立った人が、時々訪ねて来ていたので、何度もアプローチはあったのかも知れない。
思わぬ迷惑を掛けられる・・とはこういうことかもしれない。

母は一切そのことを言わないから、頭から相手にしていなかったのだろうとも思う。聞きもしない。
知らないのかもしれない。



2月は誕生月、と言うことで、母が和菓子と金一風をくれた。一封ではなくて、吹けば飛ぶ。

菓子の御名は「春告鳥」

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「八重水仙」
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by coppoumon | 2010-02-13 13:56 | 美味しかった | Comments(4)
2010年 02月 12日

ちりめん山椒

ちりめん山椒を、京都に来るまでは、知らなかった。
郷里では小さな「かえり」を佃煮にしたり、頭を取ったイリコを、腹のところを指で押さえて骨を抜き、酒、醤油、みりんで佃煮風にしていたが、これもまた、ちりめん山椒とは風味が違う。

嫁いでから、かえりの佃煮を知ったと言う親から、いずれ手の内を聞いてみたい。


ここでは、京都のちりめん山椒。

ちりめん山椒を作るためには、実山椒を季節に求め、根気よく掃除してから、軽く塩を落とした熱湯で湯通しして冷凍保存をしておく必要がある。

ちりめん雑魚100グラムに対して、日本酒大匙2、醤油大匙4、みりん大匙2、実山椒大匙4。

これは、目安なので、山椒をもっと増やしてもよい。

ちりめんじゃこを熱湯消毒のつもりでさっと、湯通しするか、ざるで、熱湯を掛けまわす。

鍋にちりめん雑魚を入れて、熱湯をじゃこの半分量くらい入れて火にかける。
杓子で軽く混ぜながら、酒を加え、じゃこをふやかすように、急がずにあわてずに鍋の中の水分を飛ばす。

まだ、なべ底に水が残っているなあ・・と思うくらいで醤油を入れてさっくりまぜながら煮詰める。
再び、なべ底に水がのこっているなあ・・とおもうところまできたらみりんをいれ、山椒を入れて軽くかき混ぜながら煮詰める。

煮切っても良いが、少し汁が残っていても良い。それで、出来上がり。
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出来上がったものをざるにあけて冷ます。冷めてから消毒した壜にいれて保存。
初めは色が薄いが、だんだん時間がたつと良い色になっていく。

熱いまま壜に入れて冷ましてもよいが、蓋はしないこと。


実山椒が、ないときは、ほかのものを使う。

青紫蘇の葉を細くきざみ、炒りゴマとともにじゃこの中に加える。

梅干を3~4ミリ角にちぎって、炒りゴマとともに、じゃこの中に加える。

紫蘇、梅干、炒りゴマを加える。

10日ほどで食べきってしまうこと。

あつあつのご飯に、おにぎりの具に、お茶漬けに合う。


三島の小皿は白井直樹作

白井氏は現在50歳くらいの方。
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by coppoumon | 2010-02-12 19:47 | メニュ | Comments(4)
2010年 02月 11日

聖護院かぶら

聖護院かぶらが美味しい。

蕪を「かぶら」という言い回しがだんだん聞かれなくなった、というが、錦ではかぶらがふんだんに聞かれる。
西瓜のように切って障子まで分厚く皮を剥き、昆布だしで焚いて田楽にする。

今日はかぶら蒸を味わいに京都へ出かけた。

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器に昆布を敷き、グジの切り身をのせる。
ユリネ、銀杏、きくらげをその上に置き、
すりおろした聖護院かぶらを軽く絞り卵白とあわせたものをこんもり載せて蒸す。
熱々の銀餡を掛けまわし、擦りわさびを乗せて、出来上がり。

精進でもかぶら蒸を作る。
精進なのでグジや卵は使わない。

中身の加薬は、ユリネ、銀杏、きくらげの他、ムカゴ、蓮餅の5種。
精進はだいたい、5種類入っている。

蓋ものに加薬をいれて、だしを張る。
かぶらをおろして、布巾で軽く絞り、加薬を入れたそのうえにのせて蒸す。
最後にわさびをのせる。
このときのお出汁は吸い物地よりすこし濃い目。しんみり二つほど濃い目、と習った。
あんかけにはしないやり方。

餡かけの餡の塩分を決めるのは、大変難しいものだそうで、作った人の味覚そのものがでて、
こうする、と教えられないし、覚えられるものでもないのだそうだ。
小さい頃から、身につけさせるのだそうだが、人の気を知る前に仕込まねばならない、といわれていたそうだ。

はあ、そんなものなんですか、と言うと、次に味覚が冴えるのは色恋を卒業してからなんです、と料理人が笑った。

今日のお昼のメニュは、

柚香かぶらの千枚漬、
野菜の炊き合わせ(京にんじん、高野豆腐、蓬麩、壬生菜と薄揚げ、小芋、鳴門の生麩、かぼちゃ)
かぶら蒸、
白ご飯、
高菜の醤油漬

明日は私の誕生日と言うことで、夜は母の手作り。

ビーフカツ、温野菜添え(ブロッコリーと粉ふき芋、キャベツ)
烏賊とサトイモ、人参のたいたん
自家製の山椒ちりめん
具沢山の味噌汁、味噌は分銅金の合わせ味噌。
ご飯を軽く一杯。
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by coppoumon | 2010-02-11 22:14 | メニュ | Comments(2)