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2010年 05月 29日

有馬煮

ありまに・・・有馬煮・・というと、山椒が入っている。
アルマーニではない。

神戸に出かければ、アナゴの白焼きを買って帰る。

一口大に切って、鍋に入れ、ひたひたに日本酒をいれ、同量の水を加える。
加えた水の半量の醤油を更に加えて火にかけ、沸騰したら中火にして、実山椒を加えて、焦げ付かないように煮きる。

それをざるに上げて、ウチワであおいで冷ましで、ビンに入れて保存する。4,5日で食べきってしまう。


同じように、ウナギで有馬煮を作る。

白焼きを買う。売っていなければ、蒲焼を買って熱湯をかけてざっと、タレを落とす。

ウナギは縦に切って、それから、3センチ角くらいに、正方形に切る。
一口大であれば、形にこだわることはない。

あとは、酒、水、醤油、実山椒、とやり方は同じ。

これは、お茶漬けをするときに重宝する。

気が向くと、実山椒を入れた後で、テーブルスプーン一杯弱のみりんを加えることもある。
そのときは小さな丼に白ご飯をいれ大葉を刻んで、その上にこのウナギの有馬煮をのせる。

蒲焼を買ったらタレがついていることがある。このタレを酒と水ですこし薄めて鱧皮を温め、大葉を刻んだご飯に乗せる。
このときグラグラ煮ると生臭くて食べられないので注意する。

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写真は紫陽花の向付け。
食べきってしまうと紫陽花の花が現れる。


おはなちゃん、やってみんさい。美味しいけんね。
はじめにひたひたに酒を入れる分量が難しいときは、はじめにメジャーカップに水を入れて、鍋に入れた量を覚えておいて、その後酒をいれんさい。
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by coppoumon | 2010-05-29 18:40 | 常の日の惣菜 | Comments(0)
2010年 05月 29日

かたつむり

明日から6月。
パン屋を通りがかると、カタツムリパンが、白いクリームのと、抹茶のクリームの2種類、50個ほどずつを大きな籠に盛り付けてあった。

カタツムリは5個で一人前。
ニンニクバターにエシャロットのみじん切りを練り混ぜて、カタツムリの殻に押し込み、身を詰めてまたバターをのせてオーヴンで焼く。

熱で溶けたバターをパンですくいながら食べるのをみて、「おい、ニンニク食べれるのか?」と、友人が尋ねた。
「これだけは、量さえとらなければ大丈夫だ」と答える。

別の友人はペンネでニンニクの入ったグラタンを作っていた。
「大丈夫、臭くないから」とわらう。
パセリをうんと、刻んで混ぜておいたから、ニンニクの匂いが消えるのだ、と。

まさか、カタツムリのパンにはニンニクは入っていないだろうけれど、このパンを仕込んだ職人さんは、左利きだったのだろうか。
いや、そんなことはない、ふちから中に向かって小さく「の」の字を書くのだから。

轆轤だったら、左利きか右利きかとっさに判断がつくのだけどなあ・・と違うことを思い始めた。

アジサイはまだ咲かないが、明日からはカタツムリの季節なのだ、と思うと、天候不順なことも忘れる。

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by coppoumon | 2010-05-29 18:11 | Comments(0)
2010年 05月 22日

おやつ

なつっこい、腕の良いお兄ちゃん、といった風情で、小さな和菓子屋が開店したのは35年前。
最近、店のシャッターが降りていたが、久々に明かりがついていた。

100日入院してきたよ・・と昔おにいちゃんの、そのおじさんはぼやく。

退院したから、翌日から元気に仕事ができるというわけではないのだが、また、店頭にはいつものお菓子が並んでいた。

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若鮎、漉し餡の柏餅、粒餡でヨモギの生地の柏餅。

3時のおやつは3種類。

以前は5つ食べたものだ。

あ、そのうち二つになり、一つになるのだろう。
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by coppoumon | 2010-05-22 20:08 | Comments(0)
2010年 05月 20日

都会

私は行ったことの無いパリの街で、名古屋の知人は引ったくりに遭った。
しかも、地下鉄の階段を上ろうとしている途中でのことで、バッグのヒモを手放さなければ
転倒して転げ落ちていただろう、という。

その息子は別の折に鞄をひったくられたという。
鞄の中には楽譜。楽譜だけは個人的な書き込みなどがあって、持っていかれるとどうにもやりきれない。
紹介されて、セキュリティの高いアパルトマンに住んだら、部屋を荒らされパソコンを持っていかれた・・とも聴いた。

私に入る身近なパリのニュースはそんなもので、雑誌で見るフランスの暮らしとはかけ離れている。

大阪駅の前は高層のデパートが建ち、増築をして、近景がなくなってしまった。
狭い道路に車があふれているのが、しいて言えば景色だ。

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行ったことの無いパリの絵。

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樹木は枝を見せ、人の顔を区別し、声がとどく。


日本では、大部分の人は、高いところに上りたがり、地面の近くでは得がたい見晴らしを味わうのが、好きなようだ。

しかし・・人のことは言えないなあ。
わが家も4階だが、見晴らしが良くて、六甲まで望める。
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by coppoumon | 2010-05-20 13:19 | Comments(2)
2010年 05月 19日

ブルターニュ

オルガンの上に掛けっぱなしの絵がある。
外すと壁紙も額縁の裏蓋もヤケて変色しているのだが、夏37度にもなるこの気候だと避けることは出来ないようだ。

額のガラスを拭こうとおもい絵を外してみた。
40年間見て来た絵だ。描いた人も75歳前後だろうなあ・・と思う。
直接会ったことは無いが、ドイツ生まれでウイーンにアトリエを持ち、南フランスやスペインを好んで書いていた。

ペンシルヴァニアから京都に来ていた、キースという友人は、この人を知っているといい、自分の街で個展があった、といった。
ドイツ生まれでウイーンに住んでパレット・ナイフが得意で・・と。

じゃあ共通の知人か・・と笑った。

標題は「ブルターニュの田舎」
暗喩するかのように絵の手前に3つの巨石が置かれる。
道を引き返せば海に出るのだろう。

私はこの絵を見た時にドビュッシーのLA cathe’drale engloutie ・・沈める寺を思った。
この絵からは、海も、蜃気楼も見えないが、わずかに覗いた空の蒼さだけが海と続いていることを感じさせる。

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海に沈んだ古い街、Is。

新しく出現した街は、イスのよう・・ということで Par Is ・・・Paris と呼ばれるようになった。
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by coppoumon | 2010-05-19 15:43 | Comments(0)
2010年 05月 18日

聞き逃したセンチュリーの定演

2月から、体調のせいで、夜の演奏会に行くことを躊躇するようになった。
ティケットは2,3,4月と買っておいたのだが、当日になってどうも自信が無いというので不意にしたものばかりだ。

日曜日の夕方、fmをつけておいたら、センチュリーの150回定期の放送が始まった。

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ベルリオーズの「リア王」序曲。
ラフマニノフ、パガニーニ変奏曲。
ニールセン交響曲第4番。

まだ長い曲を聴く元気は無いだろうなあ・・と思いつつ、ベルリオーズを聴き、
ラフマニノフを聴いた。
ピアニストは若林某。
この定期の日は、勉強の日なので、座席もふさわしい場所を買ったのだが残念・・とおもいつつ
聴き始めると、いまいちピアニストが冴えない。

きっちり弾けているのかどうなったのか、アクシデントを気にせずに聴いても、練習番号74と私たちが呼ぶところでは大きく外れた。
一度だけの演奏だし、なにかの箇所でわだかまってしまうと上手くはいかないものだけど、と、ソリストの身になってはみたが、とにかくこのラフマニノフが終わったらもう、寝よう、と思っていた。

ところが、次のニールセンが抜群の出来だった。
楽器が呼応しあって、ぴたっと焦点が合って構築されるニールセンに奥の部屋のオーディオと、ダイニングのラジオとの間をうろうろとした。
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こういう形でも150回定期演奏会が聴けたことは嬉しい。
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by coppoumon | 2010-05-18 09:40 | 聴いた | Comments(1)
2010年 05月 10日

カスバの女

私は出来の悪い歌謡曲を聞くのが好きだ。
好み云々より、なぜ、そんな曲が出てきたのか、なぜヒットしたのか、しなかったのか。
曲のアレンジや楽器の使い方・・そんなことを考える。

出来の良い歌謡曲を、上手なアレンジで上手い歌手が歌ってくれると、心地よく聞く。

カスバの女。

こんな良い曲がなかなかヒットしなかったそうだ。

うちには、なぜかこれが8種類もあった。

一番初めにエト邦枝さんが歌った彼女の若い頃の声は知らない。

うちにあったのはどれもが1970年前後の録音で、

フランク永井・近藤 進編曲

アイリー・隆 ・山倉たかし編曲 

三界えり子・牧野昭一編曲

丸山明宏・高田 弘編曲

ちあきなおみ・高田 弘編曲

ちあきなおみ・蔦 将包編曲

美輪明宏・高田 弘編曲

フランク永井は1961年の録音で、低音にも高音にも彼の魅力を感じつつも、バックのバンドのほうが上手。
この数年後彼の最高音である高い「D」で声が伸びなくなって、キーをひとつ下げて歌っている録音があるが、一段と歌が上手くなっている。

アイリー・隆は上背のある大男だったそうだが亡くなっていて、ほかに残されたレコードがないか探すが全く見つからない。
声の質、歌いまわしが独特で、こういう歌い方、解釈をするのか・・と驚いた。
唯一この人だけが作曲されたオリジナルキーで歌っている。
ガンに冒され、絶唱になった「鶴」というレコードを探すのだが、見つからない。
「鶴」は多分ロシア民謡での曲ではないか、とおもう。

三界えり子のことも、全くわからない。

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70年代はキャバレー全盛で、新発売のレコードを持って歌手がキャバレーにキャンペーンに行くことは多かった。

京都にベラミというおおきなキャバレーか、ナイトクラブがあったとき、そこで歌った丸山明宏のライヴ放送があったがそれは60年代の終わりだったとおもう。

高田弘のアレンジは垢抜けしている。費用もかかっているんだろうなあ、と思いながら丸山と、ちあきなおみを聴く。
それぞれ別のアレンジだが、歌手のイメージに合わせたのか各々の雰囲気を出している。
丸山の歌の捉え方は、譜面に沿って譜面に書かれたものを音楽として伝えようとする。
ちあきなおみは、独特の彼女の世界を歌う。
丸山から美輪明宏になった1995年の彼の歌は、キーも演奏時間も変わらないので、1970年の録音時の伴奏テープをそのまま使っているのかもしれない。
彼の25年の歩みは、その年齢でないと出せないものがあることを感じる。

たくさんの好きなミュージシャンたちがいるが、私はサックス奏者ばかりではなくアレンジャーとしての小谷充さん、高田弘さんを、特に好きである。

また、ヴィクターのバンド、オーケストラは抜群に上手いと思うし、コロンビアの揃えるサックス奏者などは抜群である。
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by coppoumon | 2010-05-10 11:43 | Comments(0)
2010年 05月 06日

昼ごはん

家でご飯を食べることを、外食に対して内食というのだとか。
なんという日本語だろう。

退院した日は朝食だけで帰宅した。今となってはお昼も済ませてくれば良かったと思うのだが、
外食したいとは思わないので、何か作ろうと、冷蔵庫を探す。

マヨネーズとバターを使わないサンドイッチ。

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生協のサンドイッチ用のパンは7枚でワンセット。初めからミミが無い。

材料は五島列島のスイートトマト、貝われ、これまた生協のロースハム。

バジルマスタード(edmond fallot 社)

バジルマスタードはニンニクが入っていることが多いので、特に注意して買う。バジルがあれば買うほどのものでもない。

パンはその日の気分で焼いたり、そのままだったり。
すぐ食べるときは、焼いた方がパンの香ばしいにおいで満たされる。

これにフルーツを刻んだカピス海ヨーグルト(脂肪分0%生協にあった)の予定であったが、お腹が一杯になってしまった。
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by coppoumon | 2010-05-06 13:18 | メニュ | Comments(2)
2010年 05月 05日

常食 C

生まれてはじめての入院を経験した。
名医と評判のお医者様だし、外科なので、退院の予定が立っていたことが更に気楽さに拍車をかける。

一度は、入院を経験して、病院食も食べてきなさい・・とこれが美味しかったのだ。
そして、意外と味が濃い・・というと、母は苦笑いしていた。

入った日の夕飯。

鳥から揚げ、人参、ブロッコリーの温野菜。厚揚げ、大根のたいたん。温野菜のサラダ。もずく。

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某日

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某日

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部屋は南面して庇が深いので直射日光は入ってこない。日章旗の向こうには生駒山の頂が望める。
高槻に住んで生駒を見て暮らした能因法師の気分だ。

その日は満月だった。薄いカーテン越しに月が左から右に横切っていくので、一晩中月光浴が楽しめた。
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私には特別な日だった。それはこのブログで書いた蓮華忌と名づけた友人の記念日だった。
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今、病院建て替えのための工事が始まっていて静かとはいえなかったが、非常に良い場所にあって、
さわやかな気に満ちた場所だった。
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by coppoumon | 2010-05-05 20:47 | Comments(4)