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2011年 01月 23日

のど風邪の日の、昼ごはん

通りすがりのタバコの煙を吸ってから、喉がいたのですが・・・・あ、のど風邪ですな。お薬を出しておきます。

風邪ですか?

風邪もいろいろありますから。

診察は30秒。30年ほど通っている医院でのやりとり。

やはり、耳鼻咽喉科の医者に行くべきだったなあ・・とあとからため息をついても、始まらないのだが、毎年こういうことになって、2週間かけて自然治癒を待つ時期が今年もやってきた。

大根飴を作った。
麦芽糖を頂いて、どうしたものだろう、と思っていたら、教えてくださった方がいたのだ。大根を1センチ角に切って水飴をかけておくと、さらっとした大根飴が出来ます。喉が痛いときに良いですよと。

大根はこの冬、切らしたことがない。
炊飯器でご飯が炊きあがる間、大根を焚いた。

皮を厚めにむいて、面取りして、昆布を敷いた鍋に水を被るくらいに入れて日本酒をどばっといれ、弱火で40分ほど煮る。

ただ、それだけのことだが、昆布出汁と日本酒の旨みを吸った大根は良い色に煮含められて、出汁に入れた昆布も適当に切り、柚子味噌をのせて食べる。

柚子味噌は、徳島の友人が送ってくれたもので、自分で玉味噌を作ることは最近、まったくない。

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大根を煮た汁は、塩を落としてスープにして飲む。
これは、うまい。

箸洗いのように、甘ゆばでもあればさらによい。鯨の蕪骨でも入れてあればこの上ないなあ、とおもいつつ、シンプルな汁を飲む。

風邪気味の、この日の昼ご飯は

ふろふき大根、

かますの干物

何にもはいっていない大根のスープ。

酸茎の葉の部分を刻んだもの。

バナナ一本。
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by coppoumon | 2011-01-23 13:37 | 常の日の惣菜 | Comments(6)
2011年 01月 19日

寒波のなかの年越し

年賀状を今年は2種類作った。
早くから撮り溜めしておけばよかったのだが、身近に題材があると、逆にタイムオーヴァーさせてしまった。
その場所というのがお向かいの農家の方の持ち山。

そこは小さな峠になって猿田彦を祀ったお社がある。峠を降りても、また山に登らねばならない。
江戸時代の絵図にも描かれた山深い猿田彦神社。
古い家がまばらに集落を作っていたその場所は、いつ行っても飼い猫が擦り寄ってきては遊ぶ、のどかな場所だった。

鳥居の隅に四角い大きな箱のようなものがあり、みると、車を外された「だんじり」で四面に波兎が、彫られていた。


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もう、2面あったのだが、画像が見つからないので、また撮りに行ってもよいなあとおもう。

4面の中、一枚が見返り兎になって、後ろを振り向いている。

ケヤキの大きな一枚板を調達し、絵師、彫師、宮大工と手をかけただんじりに、かってのこの小さな村の財力をおもう。

写真を撮るうちに、あ、猿田彦だから、見返り兎なのだ、と合点がいった。
猿田彦は道案内の神様。

そうだった、莵道稚郎子(うじのわきいらつこ)が、河内の国から宇治に向かう途中で道に迷い、兎が道案内をして助けたという昔話を思い出した。

この山の手前は旧北河内、この山を越えた向こうの山は鳩が峰。
鳩が峰の上からは、かっての巨椋池が見渡せて、その先が宇治。
迷ったのは、本当にこの場所だったのかもしれない。

人生を導く神の使いと見て、見返り兎を吉祥の文様とする意味は、うろ覚えの昔話の中にあったのだ。

賀状にはためらわず見返り兎を使った。

波兎は縁起ものなのだそうだ。
波といえば、年の暮れから寒波襲来で、人間のほうが走り抜けている。
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by coppoumon | 2011-01-19 23:04 | Comments(0)
2011年 01月 18日

水曜日のメニュ

今週は、試験のためお休み。
水曜日のメニュは来週に持ち越して実施するかもしれないし、違うものかもしれない。

デパ地下にシロナガスクジラの肉が売られていた。
家で冷凍しておけばいいよっと、威勢の良い声で売り手が絡む。

子供のころ、父が夏に半解凍された鯨の赤身を、相伴の飼い猫と一緒に、しょうが醤油で晩酌していたことを思い出した。
連日鯨の刺身だった。
ネコは大喜びで、鯨を食べる猫と、私は笑ったが、余りの美食は、猫の体に悪いそうだ、と、どこからか聞いてきて、猫が難産してからは、鯨を与えなくなった。

どこかこっけいな話だが、猫は鯨をすきである。

鯨ではりはり鍋をしたい。

鯨がないのであれば、代用になるものとして、生麩を薄切りにして油で揚げて熱湯をかけて、甘い目のうどんだし程度の出汁をつくり、水菜と軽く煮る。白身の魚を白焼きにしてそのうえに乗せても良い。

これ、晩御飯のおかずになるのだろうか。日本酒が要りそうだ。

さて、今回予定していたのは、くみ上げ湯葉の餡かけ。
健啖本人のリクエストの温野菜のサラダ。

シャリアピンステーキ。

鳥取牛のランプ肉、2枚で数百円。

包丁の峰を使って2本で交互にとんとんと叩いてのばし、玉ねぎの下ろしたものに30分つける。
玉ねぎを拭って、塩コショウしてバタで両面を強火でサッと焼き、
別に玉ねぎをみじん切りして、バタでいためて肉にかけて供する。
付け合せはクレッソンくらい。


まとめると、

大根、京人参、干し柿の膾。

シャリアピンステーキ。

温野菜・・・・かぼちゃ、芽キャベツ、玉ねぎ、洋人参、ベーコン

くみ上げ湯葉の餡かけ、

雑穀ご飯、赤かぶら、壬生菜、酸茎

鳴門金時の飴炊き。


寒すぎるので、バタをたっぷり使ったステーキと、バターを使った温野菜を用意するが、
私はステーキよりゴマサバの柚庵焼のほうが良い。
サバの身に一切れ4つほど切れ目をいれて柚子の薄切りを挟んでフライパンで焼き、皮目はグリルで焼きなおす。

鳴門金時は細い物を使う。
鍋に水を入れ芋は3センチほどに切り面取りをして、砂糖を入れてくちなしもあれば割って入れ、煮る。
柔らかくなったら取り出して、カラメル状態まで煮汁を煮詰め芋とあわせて仕上げる。
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by coppoumon | 2011-01-18 23:46 | 常の日の惣菜 | Comments(0)
2011年 01月 10日

2011年の正月風景

寒波に見舞われた正月。

歳末に友人が茶碗を焼いて、お正月に使うように、と送ってくれた。

伊羅保の茶碗。

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手取りがよく、端正で、胴を〆るようにつけられた箆目や線彫りに郷愁がある。
郷愁があるということは、対馬の焼物として、かれが目指すところに到達しているからなのだろうか。

見込みから茶溜りまで、よく溶けた釉が,ガラス釉のように、きらきら光っている。
新しい茶碗は、時々、かりん・・と貫入のはいる音がするが、今のところ、それを聞いていない。
目の前で聞きたいので、私の留守中には鳴らないでほしい、などと思う。

このような形で、正月を寿いでくれる友人を持つことは非常にありがたい。感謝である。



某日、京都岡崎の日展に出かけた。
昨年特選だった、お弟子さんのおねえちゃんが、今年は無鑑査で出品しているから、と招待状を頂いた。

題は『東大阪』

背後で「東大阪、めっちゃおもろいやん」と二人連れの声が聞こえる。
昨年、今年と大きな飛躍が感じられる絵。

絵葉書は作られておらず、写真は完売。

帰り道を京阪三条まで歩く途中、白川で饅頭を買った。

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写真は祇園饅頭製。
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by coppoumon | 2011-01-10 17:21 | Comments(0)
2011年 01月 08日

コップレストラン繁盛記

水曜日のメニュの日は、お休み、と思っていたら、健啖君の予定変更で、金曜日になった。

あれこれあって、お昼を出すことになった。

一月七日は七草粥の日。粥に水菜を刻んで、小さなもちをこんがり焼いて粥にのせて食べたらおいしいだろうなあ・・と話をしながら、作り忘れてしまった。

絵に描いた餅だった。

さてと、お昼は、

かぼちゃと人参のポタージュ。雑穀入りの冷やご飯があったので、しゃもじの先に少し掬って入れた。
これは、コメの粘り気で、少しだけ粥のイメージ。

チキンライス。

かぶらのあちゃら漬け。

ブドウ豆。

桃山と、村雨の巻物で、お薄を二服。

かぶらは今年2度作った。前の分は、かぶらもそんなものか、という程度の出来だったが、正月前に寒波がやってきて、かぶらが甘くなっている。
健啖君もふう~ん、と甘さを不思議がっているが、寒波がくれば、根菜は美味しくなるものだと、わかったのかどうなのか。

で、晩御飯も食べてから帰るので、夕飯の時間を早めて欲しいといいつつ、どヘタなピアノに付き合わされた。




一月六日は寒の入りだった。
このブログに遊びに来られる「美味しいもの見つけ隊」の隊長さんから、寒の入りには油揚げをたべるのだと、伺った。
健啖君は知らない、という。私も、不幸にして知らなかった。

で、油揚げを食べることにして、水烏賊をクワ焼にする。


白味噌仕立てで、京人参、蓬麩、生シイタケのはいった雑煮。
餅は丸餅で、焦げ目を楽しみに、焼く。

ニシンと大根のたいたん。

白菜と薄揚げの煮びたし。

水烏賊のクワ焼、水菜添え。

雑穀ご飯、酸茎。

健啖君のリクエストでブドウ豆。


ここのところ、コップレストランは和食がつづく。
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by coppoumon | 2011-01-08 19:52 | 常の日の惣菜 | Comments(2)
2011年 01月 08日

骨董と骨董品

話の中で、骨董品という言葉が出た。
テーブルにでている食器を見ながらのことだった。
相手は友人の次男で、俗に言うガキ。
幼い頃は、こっちにおいで、というと「なんでや~」と悪態をつくクソガキだった。

長じて、このブログでは健啖君として登場し、心の飢えでも満たすかのように、腹のなかの大袋に食べ物を詰め込む。


いや。その作家はまだ生きてるよ。

じゃあ、これは。

その作家も。

じゃあこれは。

それは、去年6月に亡くなられた。

骨董品じゃないの?

日常に使う骨董品というのは、ガラクタの類だったり、身内のもののことだったりするので、骨董品という言葉を聞くのは新鮮だった。

骨董はこれ。伊万里の古い唐子。

へえ~。

正月前に、こういう話をしてそのままになっていたが、『骨董』は自分の知らない世代。
新しくとも、ひいじいちゃんたちが使っていた時代以前の道具については、『骨董』と呼んでもよいと思うよ、と改めて話をした。



小林秀雄と白洲正子って、しってる?と聞いてくる。

うん。

骨董のコレクターなんだって。
で、日常の生活の中で使いこなしているんだって。と本で読んだ事を思い出したから、いま、骨董品のことを聞いているわけ。


ここにあるものはピアノだって40年以上使っているし、輪島塗のお碗もそうだし、1970年代からのものが、現役で使われているからなあ。
こういうものは愛着、愛惜の念をこめて骨董品というかもしれないし、老いが始まったわが身のことは、自嘲をこめて骨董品と言うよ。
でも、骨董とは違うなあ。

話を聞いていた相棒は、判ったのか、どうでもよくなったのか、話を変えてしまった。

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by coppoumon | 2011-01-08 12:00 | Comments(0)
2011年 01月 05日

水曜日のメニュ

今年初めての水曜日のメニュ。

天候の悪さと寒さで、家の中が一番心地がよい。
家の中にいると練習とティータイムの繰り返しで夜になってしまう。

今週水曜日は、健啖君が来ないということで、メニュも実際に作るのは、お休み。

予定してあったのは

白味噌仕立ての雑煮。 中は大根、京人参、ヨモギ麩、シイタケ。丸餅を焼いて、5色。

黒豆、日の出人参。

アマダイ塩焼き 開いたものを酒を塗って焼く。

水菜、林檎、長いものサラダ。

これでは足りないだろうから、チーズオムレツを焼くか。
焼いたオムレツの上に、鳥レバーを焼いたものをのせて、パリジェンヌにするか。
オムレツは雑煮の前に出す。

他に、ニシンと大根をたいたん。

ご飯はいつもの雑穀ごはん。酸茎、かぶらあちゃらづけ。柴漬け。


聖護院かぶらの昆布締めというべき千枚漬を求めに、四条河原町へでる時間が惜しいくらい、ピアノの練習に明け暮れしている。

練習の合間に千枚漬もどきを作った。

酸っぱいものが苦手なのでピクルスを作り置きしていたが、最近作っていない。
蕪のほうが簡単なので、この冬欠かさず作っている。

20センチくらいのかぶらを半分(500グラムくらい)

酢40cc、水40cc、砂糖大匙2杯。

昆布を針に切る。

タカの爪の種を取ったものを細かく切る。一本の半分くらいで良い。

かぶらは分厚く剥き薄切りにしてぱらぱらと塩をまぶし、長い時間放置しておく。
水が出るので、しぼって昆布とともに調味酢にあわせる。

柚子があるときは薄切りにして蕪とともに漬けるとよい。

市販の調味液に漬けた千枚漬よりはよほど美味しいと思う。
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by coppoumon | 2011-01-05 15:09 | 常の日の惣菜 | Comments(0)
2011年 01月 03日

くろまめ

母はもともと豆を煮ることをしなかった。
ある時、母から煮かたを聞かれて知らなさ過ぎに呆気にとられたが、たしかに煮て食べさせてもらった記憶はない。

言うと金時豆が上手にできるようになったので、次に黒豆を教えた。
それ以後、豆を煮るのは母の得意の一つであったが、黒豆で一昨年大失敗をして、作りたいなどといわなくなった。

今年はこちらで作って母に渡したが、私が作ったものは味が薄いせいか、まずい、と言い切る。
母は砂糖を多めに使い、仕上げに醤油を入れる。
それだけはご勘弁と、何度もいったが、問答無用なので可笑しい。

豆は29日夜には出来上がっていて、薄味で美味しかった。しかし、日持ちはしないので、砂糖蜜をつくって、漬け込んで浸透圧で豆に甘味が移るのをまつ。

蜜がさらっとしたシロップになり、それがまたおいしい。

生姜をしぼってお酒の肴にもする。

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豆は滋賀の教林坊の門前に200円と書いておいてあったものを煮た。250グラム入っていた。


きっかり8時間水につけたら膨らみすぎたものがたくさんでた。
割れたものなどを取り除いて、水を替えて7時間半煮た。
スローポットという商品名の煮込み鍋を使うので煮込むのは楽である。

そのあと砂糖を足して30分ほど煮込んでおしまい。

そのとき砂糖の分量を豆と同じにしておいて、美味しいならそのまま、保存したければ、翌日の朝砂糖蜜を作ってよく冷まし豆を漬け込んで一日置いて出来上がり。

元旦の朝の仕事になった。

正月に作ったのは、この黒豆と日の出人参、白味噌仕立ての雑煮だけ。
精進そのもので、すっかり、お寺さんである。
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by coppoumon | 2011-01-03 13:32 | 常の日の惣菜 | Comments(0)
2011年 01月 03日

冬休みと年越し

12月26日から、1月10日まで長い冬休みを取ることが出来そうで、雑事をこなしながら耳についた音垢を取る良いチャンス、毎日、音を聞かずに生活できる楽しみがある。

年末は天候が大荒れで、寒波と雪。
お向かいの農家の方がお餅を持ってきてくださった。

ずっしりとした立派な分厚い餅にまじって、お鏡用に大きな餅が入っている。
お重ねしなさい、ということなんだなあ・・とおもい椿皿に懐紙を敷き餅を重ねる。
みかんはすでに食べつくしていて林檎しかない。上に乗せるものがないので三つ餅を重ねた。
一番上はゆらゆら。

三つ積んではふるさとの兄弟姉妹と回向する・・

地蔵和賛を思い出して、いやいや、めでたい正月になんということだ、と気を取り直す。
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去年は花瓶に花屋さんが正月用の花を活けてくれたが、今年は29日に求めたミニチュアの水仙の寄せ植えを飾る。
花が終わると地面に下ろす。

慈姑を懐紙にのせて正月飾りにする。
郷里の友人宅でもそれをする。
京都の人はしないというので、そうだろうなあ、もっと気の利いたものをかざるだろうなあ、とおもう。

慈姑をみると、正月をれんそうする。
ほろ苦い味をすきである。



ヴェランダの赤、白、黄色のミニバラはまだ咲き続けていたが、白い花以外、正月に剪定した。
いろんなものを切り落とす・・そういう新鮮な気持ちになる、私の唯一の正月行事。
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by coppoumon | 2011-01-03 12:50 | 眺めのよいアパルトマン | Comments(0)