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2013年 12月 30日

年の瀬 その2 2013 対州白茶碗

この年の廻りは良くない・・と40年以上も前に、「コンピューターで見るバイオリズム」という100円で遠い将来まで見通せる機械に教えられていた。

それがどうした、というものでもないものの、そういうこともあるかもしれない、と、個人年金にも加入し、表向きは、「貯蓄型」と銘打ったがん保険にも入って磐石の体制であったはずなのが、がん治療も40年間で全く変わり、保険会社も配当は心もとなく、私の知恵より、このコンピューターの勝ちであった。

2013年もやがて終わるが、立春までは気を抜かず、みえぬ鬼どもに礫をぶつける日を待ちたい。

見えぬ鬼ならともかく、鬼も裸足で逃げ出しそうなヒト科の生物もいるから、その老獪さもまた、ここで書きたいなあ、と思う。でも、誰も読まないかもしれない。ここは居心地のよい自分のための場所なのだから。

あ、脱線した。

ともあれ、何事もなかったかのように、2013年が過ぎていこうとしている。

鉄分の多いものを、ということで、お薄を楽しむ。

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ボディを、元のように健康に作って、今年よりサチオオカレと我が身を寿ぐ。

今年、私と関わりご縁のあった全ての方々のうえに、神様の祝福に祝福が重なりますように。

祝新年!!
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by coppoumon | 2013-12-30 21:41 | Comments(0)
2013年 12月 29日

年の瀬 2013  対州御本茶碗

お茶碗を一つ、差し上げることになった。

どれを選ぶか・・というより、差し上げるであろうお茶碗をいくつか選びだしてお別れのつもりでお薄を点てた。

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1720年には閉じられた窯。

明治以前に、このお茶碗を手にしてお茶を味わった人たち全てに会ってみたい気になった。
茶碗の内側には30ほどの御本。外側には70ほどの御本。

大振りで、控えめな、いかにも武家好みの茶碗。


2013年は、どのような年だっただろう。

自治会の仕事を引き受けて、後半、バッテリーが上がっていたのかもしれない。
9月には生まれて初めて帯状疱疹になった。
11月にはおおきな手術だった。

同級生たちの親御さんの訃報も多かった。また、同級生の訃報もあった。
こうして人生の時間というものを考えさせられる。

茶碗は私の手から離れて、どこまで生きてくれるだろう。
収まるところに収まるというから、あまり心配はしていない。

よそ様に差し上げるつもりの茶碗。
実際には茶碗の方から見限られたとしたら・・・それは嫌だなあ、と瞬時に思う。
もっと、茶碗と友情を培っておくべきだった。

お別れなら「與福」と命名しようか。そんなことは軽々しくしないほうがよいか・・

これが、茶碗ではなくて、1720年代のヴァイオリンだったら・・賞味期限ギリギリだなあ。

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by coppoumon | 2013-12-29 11:21 | Comments(0)
2013年 12月 27日

クリスマス2013

クリスマスの朝、例えば、ベッドの周りを探しても、なんにも代わり映えのしない景色。

それどころか、絶食。
採血があります。
レントゲンに行ってきてください、と退院後初めての診察だった。

診察は80分遅れで、執刀医の先生と面会。

ヘモグロビンの値がかなり改善されたこと。

手術で500cc以上の血が失われたのだそうだ。
それを、輸血か、体が血を作るのを待つか・・リスクを考え、自分の体が血を増やすのを待った。
ヘモグロビンの増加のグラフを先生と覗き込む。
うん。かなり改善されたので、この調子。

それからね、もうちょっと、肘が伸びて、屈折出来たら良いです。
リハビリに週2回通いますか?と迫られる。

もうひと押し・・というところでちょっとだけ無理をしてみてください。

ついつい、かばってしまうのです。

それはそうでしょう。ああいう折れ方をしたのですから・・先生は静かに笑っている。

しばらくは通院して下さいね。ということになった。

それから生徒さんを教えて、食べ損ねたお昼を喫茶店で済ませて、帰宅すると日はとっぷりと暮れていた。

天王寺かぶらの間引き菜を下茹でしておいたものを、細かく刻んでオムレツを作る。
茹でて冷凍しておいた南瓜をピュレして牛乳で伸ばしてポタージュにする。

絶食したので食べることができなかった朝食が、クリスマスの夜の食事になった。

パソコンの電源も落とし、携帯も電源を切り、小さな音でオーディオを楽しむ。


誰も訪れることのない、静かなクリスマスは、耳の正月。
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by coppoumon | 2013-12-27 00:09 | Comments(0)
2013年 12月 24日

クリスマス・イヴ 2013

「きつねひこ」と屋号をもつお宅の庭にピンクの大きなバラが咲いた。
さすがにクリスマスだなあ、と思いを寄せる。

ブラームスの「一輪のバラは咲出で」

弾こうと思いつつ、ミサでは一度も弾かずじまいだった。
準備だけはしている。
時間切れだったり、優先順序の関係で弾くことのなかった曲。

うちの裏庭にも、「きつねひこ」さんと、同じバラがあり、蕾も出てはいるのだが、来春まで、ずっと待たねばならないようだ。

水仙が咲いた。
風の強い日で、ピントがずれた。

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黄色と、白の菊も咲いている。

黄白なあ・・・水引じゃあるまいし。

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「庭の千草」に出てくるのは、一人遅く咲いた白菊の花で、露にたわむや、霜におごるや・・人の操もかくてこそ・・と褒める。

原語の the last rose of summer では、どうして、皆が咲くときに一緒に咲かなかったのだい、と戒める。

せっかく花枯れの時期に咲くのだから、褒めてやろう、と思う。

「きつねひこ」さんの庭のバラを追加。

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by coppoumon | 2013-12-24 23:10 | Comments(0)
2013年 12月 21日

冬至の頃 2013

気温が7度より上がらないという。
京都に出かけたいのを、あまりの寒空に、見合わせてしまった。
裏庭に出ると万年青に赤い実がついていて、山茶花が開いていた。

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12月27日まで入院していますか?

主治医は、私に長めの入院を勧めた。

もちろん20日の退院でも、それ以前でも構いません・・とも言ってくれた。

家でのんびり休めるのも、良い機会だからと、早めに退院することを望んだ。
もう一つ、病院食が、ちょっと、塩辛いように思えて苦手だったのだ。

紅玉1,6キロでジャムを作った。紅玉も今年はもうおしまい。

今日の食事。

朝食。

50gのトースト2枚。1枚はゴーダチーズを載せて、もう一枚はりんごジャムで。
バナナ一本。
ホットミルク。

昼食。

対馬のアジの開き
対馬のひじき、金時人参、薄揚げの煮物
雑穀ごはん210g
白菜の味噌汁
きゅうりの粕漬け

3時のオヤツ。

干しいちじくとくるみのフルーツケーキ、ドライプルーン、煮出しミルクティ

夕食。

ポークチャップ100g メイクインの粉ふきいもに玉ねぎスライスの付け合せ
天王寺かぶらの間引き菜煮浸しと削りかつお
雑穀ごはん
昼の残りの白菜の味噌汁
きゅうりの粕漬け



就寝前にホットミルク
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by coppoumon | 2013-12-21 19:33 | Comments(2)
2013年 12月 19日

クリスマス・コンサート

人前で弾くとき。
いつも、これが最期になるかもしれない、と思う気持ちで準備して演奏を終えるので、本当にその日で終わりになっても、何ら悔いることも、思いを残すこともない。

むしろ60代を超えるまで、正確に弾き続けてこられたことは、感謝である。

そう思うようになったのは、若い頃から、60代の諸先生方の来し方を拝見してきたからだろうと思うのだ。

アル中で弾けなくなった先生。
リューマチで苦しまれた先生。
巧さのあまり、日常の訓練をしてこなかった先生。
残された片手で燃え尽きるまで弾いておられた先生。

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これはどう訳すのがふさわしいのだろう。

私は、小さい子どもに、手ほどきをするとき、このことを一番大事にする。
よその先生から来た生徒さんで、これはもう、手遅れじゃないか・・と思っても、言葉を尽くして、弾いても見せて、少しずつ染み込ませて行くように努力をするが、そんな生易しいものではないかもしれないので、魂の状態なんて、わからない人には伝わらないのかもしれない。

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ただ今、肘の故障中。
ギブスを外して、むくみが引いたばかりの手は弱々しいが、働き始めた時、一番良いピアノを入れてくれた学園の教室の、古くなってしまったピアノの鍵盤で記念撮影をした。

今はまた少し手の表情は異なる。


今日は自宅であまり熱心には弾けないが、自分の楽しみにさらっと弾いてみた。

かの、戦メリ。
山下達郎の、クリスマスイヴ。
デューク・エリントンの、 c jam blues.

冷静に聞いて、悪くない演奏。

粉砕骨折だったのに、手のひらは上にも下にも自在に曲げることができて、鍵盤の上に沿わせることができることに感謝。

これも、手術は完璧です。とおっしゃった、主治医のおかげで、深く感謝している。
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by coppoumon | 2013-12-19 21:03 | Comments(2)
2013年 12月 18日

去年も同じ道を歩いた

11月22日。
いつもは季節の変わり目で熱を出すことが多かったこの日、京都新聞社に出かけた。
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こうして御所から比叡山を望む京都の街を、私は好きだ。

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フランス料理の店は相変わらず繁盛している。
ここまで食事に来ることはなかなかないと思うが、季節の良い時に、一度訪れたいと思う。

季節の良い時に・・などと思うのは、自分も年を重ねたなあとおもう。
以前なら、どんな日でも良かったのだから。

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芭蕉の葉の茂る喫茶店もずっと前から存在するように、今日もある。

私はある。

なにか神学的で哲学的だけど、この先もずっとあり続けて欲しい風景をいとおしみつつ通り過ぎた。
また、来年もこの道を歩いて、同じことを思うのだろう。
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by coppoumon | 2013-12-18 20:35 | 京都 | Comments(2)
2013年 12月 18日

懐かしがっていたら・・

生まれて初めての入院で、初めての手術をした病院は、建て替えが進んで新しい建物にはドアや窓が取り付けられていた。
古い方は昭和30年代のデザインの中に武田五一のエコーを探したりした。

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あの頃お世話になったスタッフはどうしておられるだろう。

そんなことを思っていたら晩秋、整形外科にお世話になってしまった。

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前回は、退院の日がはっきりしていて、疲れもあったので個室だった。

今回は、どうしようと思ったが、6人部屋に一人だった。

「ばあ」と妹が入ってきた。「あれ?私、既視感があるよ。来ることになってたんや」と、とんでもないことを言い出す。
私は、そういう運命だったのか、と可笑しい。

明日は長時間の手術だというときに
榎本健一・エノケンの「ダイナ」という歌を思い出した。

旦那、ちょっと抱いてちょうだいな。けちけちしなさんな。心のままよ。
君が何をしようと御意のままよ、勝手にしやがれ♪

咄嗟にでるのは、こういう音楽なのだ。

命、預けます♪

これは、麻酔薬を混入される時にも出なかった。

部屋は日によってふたり、3人、4人と出入りがある。
ええ、この病棟は、手足のことは早いんです、とスタッフはにこやかに言う。

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窓からはポンポン山は見えない。
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by coppoumon | 2013-12-18 12:32 | Comments(2)
2013年 12月 14日

広島レモン

広島からレモンを頂いた。
近所のスーパーにも広島レモンが並ぶことがあるが、色も形も大きさも抜群に健康そうだ。

冷蔵庫の中には、何のジャムもない状態なので、何かを作らねば、と思っていたところだ。

11月末、今年最後になるだろう紅玉を求めて帰宅するはずが、アクシデントで2週間入院、家を空けたおかげで、こなさねばならないことを優先順序の順に片付けているのだが、捗らないものだ。

12月の紅玉は傷みが出ているだろうなあ。レモンの果実をたっぷり使って作る紅玉のジャムも美味しいのだけれど。

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レモンのママレードは皮だけを使う。

果実は、何か別途に使うとなれば、りんごを煮るより今は思いつかない。

りんごと、レモンの二本立て。


さて、レモンを使って上手にママレードができますか、どうですか。
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by coppoumon | 2013-12-14 17:02 | ジャム | Comments(4)