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2014年 05月 27日

葉茶屋

伏見桃山で下車して、商店街をくだり、L字型に折れてしばらく歩くと中書島に出る。

途中で目印にする葉茶屋さんがある。宇治茶、とある。
一度でも買いに入ればよさそうなものを、何度通っても、買い求めたことは無い。
店の中は100年以上変わっていないのではないかと思わせるくらいの古い茶箱が並んでいる。
今度、何が何でもこの店に入ってみたいと思う。
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その店を正面に見て東側に酒饅頭で有名な芙美屋があるが、反対方向、つまり西側の「幸餅」という看板のかかった店の饅頭も洗練されてとても美味しい。

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前を通るたびに気になる喫茶店は、今日もお休み。

この辺り、鳥羽伏見の戦いで焼け出されているのだそうだ。だから古いといっても明治に入ってからの建物がほとんどだという。
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by coppoumon | 2014-05-27 23:28 | 京都 | Comments(4)
2014年 05月 24日

バラジャム

目分量で、作り方もあてずっぽう。
40年以上ジャムを作ってきた経験と勘で、ペクチンさえ確保できたら、バラの花のジャムもうまく行きそうにおもう。なるようになるだろうろ、居直ってバラジャムを作った。

頂いたのは白いバラ。
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花びらをむしりとって水洗いして、水気を取り、三温糖をまぶして強く揉む。

花びらがこんなに少なかったかと思えるほどに減って、ボールの中には砂糖水と花びらに別れる。

ペクチンをどうするか。りんごを買ってくるか、イチゴにするか、それとも、ママレードの上澄みを浚うか。
白いばらで三温糖なら黄色く仕上がるだろうから、ママレードのペクチンに助けを借りて、ママレードの上澄み、絞った花びら、砂糖水をなべに入れて煮詰めた。

色はママレード、匂いはバラ。

それで、味のほうはどうだったか。

う~~ん。苦味をそのまま残した、バラの香り入りのママレードだ。
これ、イチゴのペクチンに手伝ってもらえば、もっとうまくいくような気がする。

また、チャレンジしよう。
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by coppoumon | 2014-05-24 00:07 | ジャム | Comments(0)
2014年 05月 22日

湖畔のバラ

湖西線に乗って知人宅に伺い、お茶をご馳走になり、帰り際にバラを頂いた。1年ぶり。
薬剤を散布していないので食用菊ならぬ、食用バラである。
どのように食べるか・・今夜中に結論を出さねば。

お茶をいただき・・というような生易しいものではなかった。チョ~~豪華。

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ババロアはうんと大きい。
ゲーテも通ったというライプチヒの酒場で、食事をしたときに、デザートだと、豆腐ほどの大きさのフランボワーズのババロアが出た。
今日はそれにも引けを取らない。
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こういう幸せな日こそ、私の望み・・などと、バッハのカンターターにありそうなお題目を唱えて即興で歌いたくなる。
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バナナとクルミの入ったケーキ。その横の2種類のジャムはコップ製。

心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くして・・・全部たいらげてきた。

こんな日は文章はいらない。ひたすら写真で楽しかった時間と味覚の思い出に浸るだけである。

そうだった。
皆さんでアメージンググレイスを歌い、わたしがピアノで伴奏をしたのだった。
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by coppoumon | 2014-05-22 22:28 | Comments(0)
2014年 05月 21日

新茶と、本田武久さん

製造直売の伊勢茶を、送ってきてくださった。
深蒸しなので、静岡茶に近いだろうか。宇治茶とはかなり違う味わいに仕上がっている。

今日は思い切ってその伊勢の新茶の封を切った。

お湯を沸かしているときに、遠藤周作氏が、お世話になった人が14人いて、お茶と水を陰膳のようにお供えする、というのを聞いたことを思い出した。

それで、私も身近な3人にお茶を供える。
もうひとつ、私で、4つである。
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部屋のすみずみまで香りが立つと空気が清められたような気になる。
お茶室もそうだものなあ。

しばらく黙想。

小一時間もたたない頃、約束の日の3日も早く,注文していたCDが届いた。

本田さんは、病を得てからも目を見張るように活躍されていたが、演奏を聴きたいと願いつつも2012年、母の逝去した年に亡くなっておられたことに、後で気づいた。

座間に住んでおられ、土地勘がないのでわからなかったのだが、幼稚園時代からの仲良しの、入谷三丁目の家から1キロも離れていないところだった。そうして、高校の後輩の住む相模大野からであれば自転車で5分。その先、従姉の住む町田市は相模から1キロちょっと。
町田から電車に乗らなくても自転車で一筆書きのように、往復7キロほどで行動できる範囲だったのだ。

後悔しても始まらない。
ユーチューブで彼の歌声を聞いて、偲んでいたが、今日は将に、彼の声がやってきた。
開封前に新茶を差し上げた。
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4メートル離れて、音を出してみると、この清められた空気の中で、まるでそこに彼が立って歌ってくれているような錯覚に陥った。
彼の歌の解釈も若々しく、声も清冽で、音楽も共感を呼ぶ。


浜辺の歌
初恋
ゆく春
夏の思い出
九十九里浜
くちなし
落葉松
昨日のしみ
死んだ男の残したものは
めぐり逢い
八重重吉による五つの歌曲作品7
八重重吉による3つの歌曲作品13

伴奏は鳥井俊之氏。
ピアノはタカギピアノのスタインウエイで、これが見事な調律で、そこから引き出してくる鳥井氏の音も絶品。

今日ほどに、我が家の昭和48年生まれの、三菱モニタースピーカーの性能をありがたく思ったことは、いままでに無いといえる。


改めて、本田武久氏の魂の平安を祈ります。
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by coppoumon | 2014-05-21 22:11 | Comments(0)
2014年 05月 18日

蒜山の野蕗

以前の住まいのすぐ近くに同郷の人がいて、電話をくれるなり、5分でマンションの下で待っていた。
あるとき、細めの、一抱えもある蕗を持っている。

もらいもんだけど、食べるの手伝って・・という。
下処理をして、そこらじゅうに配ったことを思い出した。
美味しい蕗だった。

野蕗・・・キャラブキのことだという。では、皮をむかずに済む。

説明はこうだった。

板ずりして4センチに切り、たっぷりのお湯で10分ゆで、水に2時間ほどさらしあく抜きをすること。
酒、みり、んしょうゆで煮詰めておけば冷蔵庫で1ヶ月持ちます。

ちょうど山椒の葉が柔らかく芽吹いている。
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ご飯の友でおます。やめられしまへんがな。と、大阪弁になる。

4センチというのは、一口で食べきるサイズで、尺貫法の一寸のことのようだ。
筒井茅乃さんに頂いたキャラブキは、お庭に植えたものを佃煮にしたとおっしゃった。
そのうち、裏庭に植えようかなあ。
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by coppoumon | 2014-05-18 20:50 | 常の日の惣菜 | Comments(0)
2014年 05月 18日

もうひとつの伊羅保・對州伊羅保茶碗

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by coppoumon | 2014-05-18 20:26
2014年 05月 16日

安政柑のママレード

安政柑をはじめて見た。
文旦の異種なのだそうだ。

皮が思い切り分厚くて、果実の粒が大きい。
アクは少ない。
文旦もそうだった。ほとんどアクが出ないので手間がかからない。

2キロを750グラムの砂糖で煮る。
皮をむいて下準備をし始めて、出来上がるまで5時間半。

冷めてみないと味は良くわからない。
しかし、あまりにも単純な味のような気がして、広島レモンを1個絞って入れ、三温糖を150グラム足した。

これ以上はいじらない。

翌日、冷蔵庫に入れたものを食べてみると、自己主張をしない穏やかな味。レモンを足して正解だった。
病気のとき、こういう穏やかな味覚のママレードだと、香りに邪魔されない分、食欲が出るかもしれないなあ、などとふと思った。

実際、4日ほどして味が落ち着くまでは本来の味ではないのだが、美味しいと思う。
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by coppoumon | 2014-05-16 12:12 | ジャム | Comments(0)
2014年 05月 14日

思いがけない別れ・大丸心斎橋店

今の大丸の建物は心斎橋側と御堂筋側とに分けて建てられたのだそうだ。
その前は木骨レンガ造りのビルだったのが火災で焼けた、と聞いた。母はその古い大丸を知っていたそうだ。
祖母が、デパートは大金持ちの行くところでおます・・と言い、近くに住みながら、なかなか連れて行ってもらえなかったけれど、大きな吹き抜けのある、モダンな建物やった。と言う。
一階は森をイメージした豪華な内装だった。30年ほど前に大改装があって、電飾を減らして省エネになり、いつの間にか一階から地下に降りる大階段が無くなっていた。
いや、地下鉄から上がって一階に抜ける大階段というべきだろうか。
そのあと、2階のアダムススタイルのエレガントな空間が無くなっていた。

今日、日春展に村山春菜さんの日本画「おいなりさん」を観に出たので、大丸百貨店の日ごろは目につかない部分を見て楽しんだ。

建て替えの発表があったので、いずれはこの建物も消えてしまうのだろう。
ヴォーりズの面影は残るのだろうか。

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by coppoumon | 2014-05-14 22:55 | ヴォーリズ | Comments(0)
2014年 05月 11日

枇杷色の御本茶碗

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by coppoumon | 2014-05-11 15:07
2014年 05月 10日

八十八夜から1週間

八十八夜・・今年は5月2日だった・・・前後はカラッと晴れ上がり遅霜の心配がされるほどの上々の天気だった。
いつも求める葉茶屋の主人はニコニコ顔で、去年の渋い顔とは真反対である。
最高級の初昔で一服してから・・とおもったが、待てよ、以前二服して、出がけに新茶を出してくれたが、頼りなさすぎたことがあった。
じゃあ、今年は新茶の出来が良いことははじめから分かっているのだから・・と、抹茶を楽しむのはやめて、いきなり新茶を頂いた。

良い香りですね。豊かな気持ちになります・・と店の主人と話をした。
3時をとうに回って、観光客もまばら。
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このあと、お決まりの裏道を抜けて川魚専門の店と、隣り合う和菓子屋と、地元の人たちが利用するマーケットによって手に持てるだけ買い物をする。
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すっかり観光客の引いた宇治のメインストリート。
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気分転換に歩くなら、京都市内よりも葉茶を商う宇治の方が私は好きである。
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by coppoumon | 2014-05-10 23:15 | 京都 | Comments(2)