のんびりいこうよ

coppoumon.exblog.jp
ブログトップ

<   2015年 08月 ( 7 )   > この月の画像一覧


2015年 08月 31日

2015・8・晦日

旬の川魚をつくだ煮にして売る店がある。
北小松の松月、堅田の魚富。

堅田の陣屋があったあたりは古い町並みが残っている。
散策。

以前から、さがして能く分からなかった和菓子屋があった。

e0036151_92453.jpg


e0036151_931592.jpg


伝統的な和菓子屋のスタイルなのだろうか、大阪ミナミの八幡筋にあった鶴屋という和菓子屋そっくりの
店構えである。

街中で見ることが出来なくなった和菓子屋のたたずまいは、どこか懐かしい。

葛餅、抹茶洋館を求め、一休餅とあるのを追加する。

一休餅は羽二重と牛皮のあいだくらいの柔らかさの生地に抹茶、黒ゴマをいれて人差し指のf第一関節ひとつほどの大きさのものを2つ包んである。
ほどくと、わずかにまぶされた白砂糖がこぼれそうになり、口に含むと、甘さにおどろく。

上品なお菓子を堪能して、しばらくは和菓子をほしいとはおもわなかった。

暑さのすさまじい年であった。
分厚い無垢材の床から暑さが伝わるなどとはこれまで経験したことが無かった。

e0036151_920161.jpg


そうして確実に季節がかわっていく。
[PR]

by coppoumon | 2015-08-31 09:21 | Comments(0)
2015年 08月 30日

次は羽曳野

次はですね、羽曳野。

遠いなあ。遠いですよね。
じゃ、こっちで調べて、また。

ことしは4回も友人の演奏を聴いた。聴く回数が重なると、またやってる・・・程度になってしまうのだが、場所が変わり楽器が変わると、面白さが先立つ。

かれは手の内を全部見せてくれるのだが、だからといって真似をしても、おなじような音は絶対にでない。

e0036151_844982.jpg



古市で降りた。親類が住んでいたので、遊びにいったことがあるのだが、そこがどこだったのか、いまではわからない。二上山が視界にあると、遠いところに来たなあとひたすらにおもうだけである。

何か食べておかねば、と駅を降りてはいった喫茶店はゴージャスな昭和レトロだった。
e0036151_8485334.jpg


当日のランチ、というのがあって、トリのグリルだった。
注文すると、まっとうな美味しいランチが出てきた。

もうちょっと居たいような、そういうきぶんで店を出た。

帰路は天王寺駅から環状線で京橋へ。

天王寺ステーションデパート・・いまではなんと言う建物なのかは判らないが、記憶にある売り場にあがってみた。
このエスカレータをあがると、小さなペットショップで、手乗り文鳥を売っていた・・などとおもうのだが、40年前の話。
エスカレーターだけは改装の方法が無いのか、記憶を呼び戻すきっかけがある。

e0036151_856027.jpg


しかし、通り過ぎる場所だっただけに、雑踏だったという思いのほかには何の感慨もない。
[PR]

by coppoumon | 2015-08-30 09:01 | 大阪 | Comments(0)
2015年 08月 22日

名残の朝顔

大文字が終ると和菓子屋の店頭に桔梗が並ぶ。
むくげ、桔梗、乱れ桔梗、秋風・・葛饅頭にも栗が入っていたりする。

朝顔が店頭に二つ。
これで最後なのだろう。今日のお茶席に出たお菓子に違いない。

e0036151_22263150.jpg


甲府から白根町に入って南角屋という旅館に宿泊したとき、「ここらへんでは、初物と、終いのなりものをとてもよろこびます」といって最後の収穫であろう葡萄をお土産に頂戴したことを思い出した。

それは、20年以上も前の話だ。

私は旅館の主人の話からアルファでありオメガである、という聖書の言葉を思い出した。

今年はこれまでにない酷暑だったが、大文字の翌日には秋風が吹きはじめる、といわれるとおり、時折涼しい風が吹いている。






朝顔・・・御製は松壽軒
[PR]

by coppoumon | 2015-08-22 22:31 | 和菓子 | Comments(0)
2015年 08月 18日

送り火の頃 2015・8

暑中見舞いが行きかうと知人の消長を聞かされる。
ちかごろは一緒に遊んだとか、遊んでもらったすぐ目上の人たちの訃報を聞く。
弔いを出したのは90歳になるその親である・・などと聞くと、胸がふさがりそうである。

ご回向の旅へと、西を向いて歩こう、というわけではないが、静かなところに行きたくなって家を出た。
出ると、家のほうがよほど静かだったりするのである。

修学院でおりて、妙法の山のふもとに行く。
年に一度、送り火を焚く山であるが、大文字のように、護摩木、薪を勧請しなくても、ヴォランティアスタッフを募集しなくても、地元の人たちだけですべてが調えられる、というのだから、すごいパワーが動くのだろう。
これこそパワースポットではないか・・と勝手に理屈をつけた。

電車を降りた客は4人。

双鳩餅を売る菓子屋がある。お迎え団子、白蒸し、おはぎ、送り団子などとも書いてあり、お盆が過ぎていくことをおもう。

高野川を渡り、法の字のふもとの妙円寺に入る。山門と言うより、大黒天の鳥居をくぐるのだ。
e0036151_22503942.jpg


法の山は立ち入り禁止。すでに準備が整っており、薪にはビニールがかぶせてある。
「明日、から消しを取りに山に入ることを、許可する。消防隊が消火にあたるので、邪魔にならないように協力のこと」とタテカンがあった。

e0036151_22551983.jpg


お寺は10人ほどの参拝客。絵馬堂でのおそば、庫裏でのお茶席などを勧められるままに安息と、瞑想の時間を持つことが出来た。

e0036151_22581182.jpg

e0036151_22582699.jpg


お茶席は、影だしのはずが、お茶の先生と弟子が、高齢のお連れの方にお手前の最中だった。

お茶碗は、清水六兵衛の晩年のものでございます。もうひとつは竹軒の珍しく金色の塗りのもの。
茶杓は、「送り火」でございます。棗は・・・と説明をしている。

高齢の婦人が、「きれいに掬われて」「蓋おきは、朝顔ですの? いやあ、けっこうどすな」などと、話すのが否応なく耳に入る。

鬼籍に入った知人たちの魂の平安を祈りつつ、一服頂戴する。

しばらくお道具拝見。

釉裏紅の蓮のつぼみの香合も見事。
e0036151_23131782.jpg


e0036151_23133346.jpg


いつか火が灯るのを見たい、とおもう。
[PR]

by coppoumon | 2015-08-18 23:11 | 京都 | Comments(0)
2015年 08月 07日

アンリ・ド・レニエ

50年近く前、パルムグレンを知っている人、その作品を弾いたひとは何人いたのだろうか。
舘野泉さんが、監修された楽譜が出回るまで、ヘルシンキの版などは、入手困難このうえない代物だった。

あるとき、同門の友人に楽譜を拝借した。
友人はじぶんがレッスンを受けた楽譜にさらに、こういうものもあるよ、と加えて貸してくれた。

パルムグレンの「鳥の歌」の楽譜の下隅に、静子先生の字でボードレール、レニヱ と書いてあった。

二人の詩人から、時代的な背景を読み取れ、ということなのだろうか。
そのことについては、先生とも友人とも話をしていない。

e0036151_2202138.jpg


レニエは好きで、意識して作品を探した。
近頃になって鴎外や荷風が翻訳していることを知った。

先生も愛読しておられたかもしれない。

レニエはモンフルールの生まれ。
ボードレールは、凋落の後、母親の別荘があったモンフレールを再三訪れている。

部屋にモンフルールの油絵がある。セーヌ河の河口にある港町なのだそうだ。

e0036151_2245772.jpg


近頃は、旅行をしたい・・とまでおもうようになった。海外はもう、充分堪能したつもりであったが、ブルターニュとモンフルールは潜在的によほど興味があるようで、部屋に絵を掛けて楽しんできた。

さて、静子先生の意図は何であったのか。こんど機会があれば、友人に聞いてみよう。
[PR]

by coppoumon | 2015-08-07 22:13 | 静子先生 | Comments(0)
2015年 08月 07日

酷暑 2015・8

暑中見舞いをだした。ご高齢の方にはそれなりに京都のものをお送りするために、京都まで出かけた。
デパートに行けば、それなりのものが選べるが、デパートに出さないお店も多い。
自分のためのものもそこで買い求める。

暑い日だった。涼みがてら円徳院を拝観。
百鬼夜行というテーマだった。
丸山応挙の掛け軸も、毎年のことで馴染みになってしまい「まいどっ」と挨拶をする。
去年は高台寺で見たよなあ・・というお化けたち。

献茶が体験できる、というので、設えがあった。

e0036151_1153818.jpg


神様への呈茶なので、息がかからないように、扇子で口元を覆うのだそうだ。

その動作を、傍目にみていると、扇子で覆われた口元・・というのが、「私は神様に隠し事があります。いつも人の悪口を言っています」と思えてくる。

そんなことを、お茶の先生に申し上げると、塩をまかれるだろう。

去年と同じく「毒石錦包」の掛け軸もだしてあったが、ことしは撮影禁止(このブログ、2014・8・30のところで、みることができます)。

拝観後、外に出ると、まだ、昼間だというのに、ばけもんだらけ・・・
[PR]

by coppoumon | 2015-08-07 12:00 | 京都 | Comments(2)
2015年 08月 01日

大祓会の頃

暑中お見舞い申し上げます。

e0036151_8523212.jpg


大阪湾から温められた風が淀川をさかのぼって、男山にさえぎられる辺りが枚方市。
30年前は必ず昼過ぎに雷がひと暴れしたもので、くずは名物だと、信じていた。

e0036151_8553072.jpg


いまじゃ、照り付けるだけ。

温暖化はどこまで進むのだろう。

夏ばてする前に、うなぎ・・ね。
あれば食べる程度で、好みでもない・・というより、高すぎる。
京都で見たうなぎの立派なのが、5000円ほどだった。天然うなぎだからそうなのかもしれない。

うなぎの入った冷やし茶碗蒸し。うざく。蒲焼き。卵豆腐とうなぎの吸い物。

使いまわせば、そんなに高いものでもないなあ・・とせこいことを考えた。

まあいい。

とりあえず、土用餅で、つめたい焙じ茶をたのしもう。
e0036151_96531.jpg

[PR]

by coppoumon | 2015-08-01 09:07 | 大阪 | Comments(4)