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2015年 11月 30日

伏見

母方の祖母が戦時中疎開して、買い物に出るとなれば、中書島まで電車に乗らんとあかんねん・・といっていた。
伏見区は伏見市だった頃の名残があって、一通りのものが何でも揃っていたのだそうだ。

そんなことを、思い出しながら、砥ぎをしてくれる店を探しておいたので、でかけた。
ついでだから昼食を摂る。松花堂弁当の右上には茶碗蒸しが運ばれてきた。
このお店は本来、昆布屋さんだそうで、12種類の炊き合わせは絶品。

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仕上がりの約束の時間までかなりあるので、入ったことがない道を歩いてみると、和菓子屋のおおいのにきづく。
500メートル四方に8軒。それぞれに立派な店構えで、上菓子ではなくて、その日のおやつに供するものが並んでいる。

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昨年お茶を楽しんだ店で、時間を消費する。

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月桂冠本店事務所は、いま喫茶室。庭に、今日は猫がいなかった。

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by coppoumon | 2015-11-30 08:06 | Comments(0)
2015年 11月 24日

晩秋の北山松ヶ崎界隈

松ヶ崎大黒天の青楓をみながら、秋は紅葉がみごとだろう・・と見込んで出かけてみた。
しかし、今年は行けども行けども、まるでダメである。

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せっかくなので、鷺森神社から曼殊院あたりを散策してみた。

まず、ながい参道を鷺森神社に立ち寄る。
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うれしいのはほとんど観光客に会わないこと。しずかである。

弁天さんで、ぜんざいを食べて、曼殊院へ。

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美しさはこの程度。これでもよく色づいたほうだとおもう。

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それでも秋です。

庭の松は船ではなくて、鶴なのだそうだ。

何度も来ているので、桂離宮の面影を記憶することにして、ディテールを見て回った。

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建物はシンプルでうつくしい。

庭は枯山水で滝組があり鶴亀の島がありキリシタン燈籠があり・・と説明するタクシーのガイドさんの声をたよりに、フムフムと、聞く。

それより、手水鉢のお地蔵さんは、エンゼルの羽だし、なんか十字架が彫ってあるように見えてしかたがない。
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遠州好みのお庭・・・最近は遠州好みといわれる庭に出会うことがおおい。
しかし、あまり知識がないので、もったいないかぎりである。

寺を出て、しばらく歩く。

サンシュの葉がおちて、実だけが残っている。

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駅に着けば人の波だろう、とおもいつつ、人っ子一人いない道を歩く。
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きょうは2万歩にもなりそうだ。
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by coppoumon | 2015-11-24 23:17 | 京都 | Comments(2)
2015年 11月 23日

晩秋の大津

3連休二日目は日曜日であった。

神父様が、大津にお説教の出前をなさるらしい・・というので、30年ぶりにそこに出かけ、帰りは湖西線の堅田から琵琶湖大橋を渡り、佐川美術館へ。

古田織部展である。

この方、隠れキリシタンであったらしい。らしいというだけで、今回の展示にはそういうことはおくびにも出てない。

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へうげ者と言われるにふさわしい展示だった。

キャフェで休憩。

器は大倉・・。

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コーヒーを飲む。ケーキも食べる。

陽が少しずつ傾いて、独特の世界を作る。
こういうとき、人生の暮れを想い、寂寥感に襲われるのが、人の心の常なのだろうに、モンブランの美味さに、そういうことに頭が回らない。
美味しい物を食べると、ひとは妥協的になる・・といったのは、サヴァランだったかゲーテだったか・・そんなことも思い出さない。

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楽吉左衛門も拝見。
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こんなに満たされた気分で美術館を退出できるのは幸せである。

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by coppoumon | 2015-11-23 22:31 | Comments(2)
2015年 11月 23日

晩秋の3連休

私にとって、10月、11月と、いちばん苦手な時期も難なく去ってしまえそうな、この3連休。

昨年は自重した。その前年、2013年は散々だった。
今年は3日とも、外出した。今のところ無事なのだが、もう1週間ほど自重しなくてはならない。
気分は死語になった天中殺。

21日は京都新聞社にいくついでに八瀬まで足を伸ばし、御蔭神社、柴漬け屋に立ち寄る。
瑠璃光院のまえには200人ほどの列が入山を待っている。
お一人様2000円の拝観料であるが、美しかっただろうか。
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3人で鯖寿司を食べにいった。
開店前から食事にありつくまで60分ほどみせのまえで待たされた。

丁度店に入る人数が私たちのグループの前でおわった。

店の中がなかなか配膳がされない・・とみると、トップに入った夫婦者のところにザル蕎麦が運ばれた。と、そのあと天丼、鯖寿司一人前(大降りが5切れ)、鍋焼きうどん・・だと。

なんやねん・・と後ろの主婦らのこえが喧びしい。
無責任ではあるが、その詮議がおもしろおかしいのでつい、聞いてしまう。大阪から来たのだそうだ。

なんや?の矛先の夫婦者らは、流行の爆買いならぬ爆食いのようだ。

人相だけではちょっと判らないが、テーブルマナーがエキゾティック。

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みせは2回転めにはいり、私たちも昼食にありついた。

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もう、これだけ食べたら3人とも満腹感この上なしで店を出た。

新聞社のかえりは、高倉通りをさがって、亀廣永で和菓子を買い求める。

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お薄を点てるころには御名をすっかり忘れてしまった。

美しい紅葉は今年に限って、和菓子の中だけのような気がする。
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by coppoumon | 2015-11-23 22:06 | Comments(0)
2015年 11月 21日

たまには読書もいいもんだ

風邪をひいてやたらと咳が出る。
あ、この咳は、あの生徒さん・・とおもったときは微熱であった。
ぼんやり微熱もあるが、寝転んで本をながめる元気はあるので、池澤夏樹個人編集・日本文学全集の中の、日本霊異記(伊藤比呂美訳)、今昔物語(福永雄彦訳)、宇治拾遺物語(町田康訳)を読んだ。

夢中になって、身を乗り出して読むので、風邪はなかなか抜けない。
さて、熱が冷めて、何を読破したんだか・・・さっぱり覚えていない。こらあきまへんわ。記憶をとどめない、という新たな能力が加わったのであろうか・・と嬉しくなったが、わらしべ長者のもとになった話があったことは覚えていた。

咳が収まるころ、お隣から柿はいかがですか、今年は小ぶりですがおいしいですよ、とちょうだいした。
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柿はおすそ分けをしたのだが、翌日は、クリ蒸し羊羹とクリ金団になって到来した。
その日の夜、メールが入った。生徒さんからだった。
新婚旅行から帰国したばかりです。ショコラをお送りしました。日本未発売のものです。

その翌日は日曜日だった。演奏の帰りにパウンドケーキを5切れ頂戴した。

看護師のかたが、主人が漬けたぬかづけです・・とはやとうり、きゅうり、天王寺カブラを届けてくださった。

大分のカボスと野沢菜、安曇野に行ったお土産と言うフィナンシェも到来。

パリのショコラも届いた。

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こんな日が続くのは、毎日でもうれしい。


柿を頂いたことは、国許から取り寄せたお菓子を、お隣に差し上げたことから始まった。

わらしべ長者の気分だった。

どれも美味しかったが、ショコラは実に美味しかった。

Lie’baux というショコラ屋。

Lie' は、楽しいという意味の古語だから、すばらしくたのしい・・という意味なのだろう。

その下に小さな字で、しょこらとまかろん、と書いてある。
う~~ん、こんどはマカロンが、欲しくなるではないか。

ありがとう、また、行っておいで・・とメールを打っておいた。
いつでも、何度でも。とも。
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by coppoumon | 2015-11-21 22:20 | Comments(0)
2015年 11月 16日

東山仁王門

先日、伊藤若冲の天井画を拝観に行ったときに、テント屋さんがあって、帽子やかばんを作ってくれる、ということがわかり、その場で注文しておいた。

出来た、ということで、受け取りに出かけた。

さて、それはいいものだった。そのまま、南禅寺まで歩いてみようとおもったが、まずは喫茶店で休憩。

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先客は一人。

見回すと、ロイヤルコペンハーゲンの、ニューイヤーズプレートがずらっと並んでいる。
凄いコレクションだなあ・・と感心していたら、イギリス製の、童話集のミニプレートが50枚壁にかかっていた。

ますたーが出てきて説明をしてくれたが、すぐにわかる童話もあれば、まるで判らないものもある。

コーヒーカップも、ロイヤルコペンハーゲンだった。

ほかにも紅茶の缶がたくさんコレクションされていた。

そのひとつひとつをゆっくり眺めていたかったが、わたしに続いて、10人の団体客が入ってきて、そのあと二組のお客で、総勢客は18名。

切りの良いところで、退出。

もうちょっと居たかったなあ。ざんねん。

上の写真は、お客のおっちゃんが、店主に「あのう・・・・10人なんですけど・・」と切り出した図。

また、かばん屋に行って、帰りにでも立ち寄れば良い。
パクリといわれた東京オリンピックのエンブレムも飾ってあったのも、あれは、いずれ珍品とよばれるに違いない、などと、楽しんだ。
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by coppoumon | 2015-11-16 12:45 | Comments(2)
2015年 11月 07日

週末は徘徊 パート3

喫茶ハイドンは客のイメージの器でお茶を供してくれるというので、つい、行きたくなる店なのだが、丸太町の天神さんのワイワイ市でホットコーヒーを飲んでしまい、まっすぐ京都府庁旧本館に向かうことにした。

知事室オープン中とある。敷地、建物内は観芸祭で、人と同じサイズの鉄の蟻などが入り口に待ちかまえて、中に入ると、京都で活躍するさまざまなジャンルの人たちの作品が展示してある。


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直に向かったのは知事室である。
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知事室から見た執務室。ドアの上のペジメントに差がある。
写真は撮らなかったが、東側の窓から比叡山と大文字が眺められた。
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アールデコの戸棚。
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府知事公館のにわも開放中というので、行くことにした。
さて、着いたが、閉門。
あれれ?訊ねると15時半までだったのだそうだ。
府庁で17時までといわれたのですけど、スタンプだけでも・・というと、かかりの人が、鉄の扉を開けてお入りください、という。

いつも、夜、ホールに来たときに見る庭である。

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西日の差す庭は、見事。ツワブキの満開に目を奪われてしまった。
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by coppoumon | 2015-11-07 22:22 | 京都 | Comments(0)
2015年 11月 07日

週末は徘徊 パート2

平等寺に行くまでに、仏光寺に立ち寄った。
静かなお寺で、誰もいない。かってに本堂に上がってお参りする・・そういうお寺であったが、ある美大とコラボして、京都ならではの商品を即売する店や、精進のお昼ご飯、スイーツなどを出すことになり、いつも若い人たちが集まっている。
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真宗のお堂は美しい。
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本堂は欅作り。平等寺と細工がよく似ている。
埋め木が楽しい。
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そこから、地下鉄で丸太町へ。京都府庁の近くのハイドンという喫茶店に行くはずだったのだ。

で、丸太町で、アグネス教会手前の天神さんがにぎやかなので入っていった。手作り市なのだそうだ。
そこで、ジンジャーレモンティーを頼んだはずが、ホットコーヒーが出てきた。

よろしな・・・(京都は不満、不興のときにも。こう表現する)ハイドンいかれしまへんがな。

で、アグネス教会の角を曲がると、街角散歩で、教会の入り口を開けて建物の中に招き入れている。
ステンドグラスの美しいレンガ造りの教会。
ところが、その向かいの有栖川宮旧邸も開けているというので、そそくさと、そちらに移動。
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建物の北半分は廊下でつながっている。
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裁判所所長宿舎にあてられた建物のプライヴェート部分は、質素。
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何の飾り気もない、建築材料も普通の家のほうが、もっと立派かもしれないような材料。
ただし、人目に触れる部分は、それなりに貴族の屋敷である。
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玄関のふすまには、桐と菊。
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もう一度もとの場所、いわゆるパブリックスペースに出る。
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庭は、「植地」11代目小川冶兵衛氏によるもの。

それまでは、飼い犬が野犬化したような庭であった、という。
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by coppoumon | 2015-11-07 22:01 | 京都 | Comments(0)
2015年 11月 07日

週末は徘徊

京阪四条・・いまでは祇園四条というのだが、そこで下車して松原通まで下がり、烏丸で上がって、また京阪の最寄り駅に戻る。

京都に遊びに出るときは、行き当たりばったりなのだが、それでも、一筆書きになるようにコースを取る。

まず、宮川町をくだる。お茶屋さんの角々に菊の鉢が置いてあり、舞妓さんと出くわすことがあるが、本当に美しい。
舞妓のコスプレで歩く人たちが多いので、眉をひそめている人たちもいたようだが、まったく別物なので、気にはならない。
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お昼ごはんを食べに、明治40年創業と言う洋食屋さんに行ったが、建物の修理でお休みしています、とご亭主が出てきて挨拶をしてくれた。
それで、最近、目覚めた「力餅」という食堂に入った。12時前だというのに地元の人ばかりで繁盛中。
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ラーメンではない中華そばが売りのようで、わたしも従う。
で、早々に店を出て焼き芋屋の前を通る。
このオレンジとベージュのタイルは、色の組合わせに約束事があるのだろうか。
大阪でも焼き芋屋といえば、このような店構えだ。
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釘隠しや取っ手を細工する店などがいかにも京都である。
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行き先は平等寺。
5年ぶりの公開というので、薬師如来、高島屋が勧進して修復されたばかりの「涅槃図」、鈴木松年「仁王画」を拝観。
泉湧寺の涅槃図とここのものは、作者が同じではないかといわれている。
そっくりである。
ただし、こちらには天邪鬼の横辺りに、いないはずの猫は描かれていない。

そうして、高島屋というのはもともと穀物商として、この平等寺の前に店を構えていたと知った。
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寺の右手を見ると、古い鉄筋コンクリートの建物がある。
いつごろのものなのだろう。サッシュはアイアン、鉄の扉の中は木の扉で古び方がとてもよい。
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一階は喫茶店と何かを販売するお店になっていた。
クリのお菓子、本日分売り切れました・・と断り書きがしてあった。
わたしが知らないだけで、よく流行っているお店なのだろう。
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by coppoumon | 2015-11-07 21:28 | 京都 | Comments(0)
2015年 11月 02日

まだまだ菊の花がにぎやか

11月のお火焚きは8日と書いてあった。

東大路にでたので、浪川菓舗で金柑餅と栗蒸し、それにおこしを買った。

お火焚きには、おこしや、みかんを、おくどさんに供える。
おこしは三角に切り調えて、水をあらわし、枳殻の生垣など見ることは無いが、柑橘は家の周りに植えて類焼を防ぐのだそうだ。

わがやでは、収穫感謝の意味で、マリア様におこしと柚子をお供えした。
ついでに、口切の茶のために、茶臼の香合を出した。

天の皇后の前に、茶臼の香合。

マリアはん、お暇なら、しっかりお茶挽きなはれや・・・火の用心もしといなはれや・・・と、労働を強いる。

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裏庭で菊をかぞえる。

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今のところ、6種類である。

もう一種類、黄菊があるから7種類あるようだ。
ただ、これはかなり遅咲きで、数が少ないので、株分けをして、来年は増やしたい。
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by coppoumon | 2015-11-02 21:08 | 住まう | Comments(2)