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2016年 03月 30日

春は始まったばかり

大神楽が23個ほどの蕾をつけて、落ちないで、皆、咲いて終わった。そうして、今、衣通姫(そとおりひめ)が、枝の先端の蕾を開花させている。

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花蘇芳はこれから。乙女椿は四分咲き、サンシュは散り始め。

今年は、3月中旬になってやっと、ママレード作りを始めた。

通し番号、2016のA  になるのは、実生のグレープフルーツ2キロ、三温糖800グラム、バレンタイン12年もの。

これは、冷えて、味が落ち着くと、なかなかに良い。ちょっとジューシー。
東隣のお宅の裏庭に、立派なグレープフルーツが成る木がある。いつか頂戴して作ってみたいとおもうのだが、こちらの庭に木を植えたほうが、気兼ねなくジャムにできるのではないかと思う。
本当は三宝柑のほうがよい、いや、両方植えたらよいのだ・・とそんなことを考える。

通し番号、2016のB は、北原千代さん宅の八朔2キロ、高槻の農家の日向夏200グラム、三温糖750グラム、バレンタイン12年もの。
出来立てを瓶詰めにして、鍋に残ったのを、食パンでぬぐって食べてみた。
子供向きではない、丹精込めた割に、難しい小意地の悪い味だなあ・・と思った。

4日ほどは味が落ち着かないので、なんともいえないが、八朔だけのママレードだと味が予想できるので、日向夏を加えた。味が複雑なほど、おいしくできるはずである。

さて、どうなりますか。

意地が悪い、というのは、ほろ苦さである。しかし、それこそが春の味覚といえばそうなのだ。
八朔はお年賀に頂戴した。それを、我が家の某所で保存して寝かせておいたものを使った。

楽しみである。
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by coppoumon | 2016-03-30 23:32 | ジャム | Comments(0)
2016年 03月 25日

桜餅

大阪十三の、永楽堂寿浩には、2種類の桜餅が出ていた。

寒梅粉でクレープを焼いて餡を巻き、さらに桜の葉でまいたのは、江戸前。
これは、寒梅粉なのだろうか、桜餅というより、「麩の焼き」のようなエレガンスなおいしさである。

もうひとつは、普通にある、桜餅ではあるが、口の中でのほどけ方が、よい。
それと、餡が大変おいしい。

淡いピンクの餅のいろが、フラッシュで飛んでしまった。

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くみ出しは、賀善。

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唐子なのだが、白抜きで、普段の染付けとは逆である。

ここの、蛸唐草の皿を欲しかった。求めようとして、白抜きの、蛸唐草を見せられたとき、ちょっと手を出すのをためらった。

蛸唐草は、それっきりである。
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by coppoumon | 2016-03-25 21:30 | Comments(0)
2016年 03月 24日

春分あとの満月の日に近く

オルガンの友人が来て、演奏と東北からのメッセージが聴ける、というので、会場となる宝ヶ池の、国際会館近くの教会に足を運んだ。

宝ヶ池は素通りするだけで降りたことはない。
一人で遠出するには、もう、ぎりぎりといってよい距離・・遠さなのだが、実際には1時間前後で行くことができる。

ただし、一旦、伏見桃山で降りて、手土産をさがし、近鉄から京都地下鉄へと、非日常のような、そうでないような行程で、ちょっと時間を多めに見積もる。
そういうことを頭の中で反芻する自分に、なんだか、慎重になったなあ、行き当たりばったりでもいいのじゃないか・・とけしかける自分が居て可笑しい。

コンサートは、大変よかった。演奏への旗振りのつもりでもあり、心の糧として自分を鼓舞するためにでかけたのだが、大変有益だった。

画像はない。

コンサート終了後、写真など、ご自由に、ということだったので、楽器をちょっとだけ撮影させていただいた。

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これは88鍵あるけれど、ピアノではなくて、足踏みオルガン。

外に出て、比叡山を見る。

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微妙に、春には未だ遠い。

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空の色、広い公園に、ポーランドを思いだしたが、ここは日本、京都である。

時々、自分がどこに居て、どこに行くのか、そんなことを思うときがある。
今まで、なかった感覚だ。

こんなところで、ワルシャワの記憶がよぎるなどとは思わなかった。

場所はどこでもよいのだ。どこででも、生きてける。


今日のコンサートの中で、バッハの「バビロンの流れのほとりに」が演奏された。


イースター直前の、この静けさを好きだ。
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by coppoumon | 2016-03-24 21:22 | Comments(0)
2016年 03月 19日

大徳寺から今宮神社・威徳院をもとめて

今宮神社の門前では、参道をはさんで、向かい合うようにあぶり餅屋が二軒あり、二人の老婆がそれぞれに、客を招く声も名物だと言われていた。

行きと帰りで、両方立ち寄ればよさそうなものだが、それもなんだかなあ・・片方だけというのもちょっと二の足を踏むなあ・・と、思いつつ、50年近い年月が流れているのに気づいた。

大徳寺の塔頭で、国許の菩提寺の威徳院というお寺があったのだそうだ。
国許から60石を送っていた、というので、ほかの塔頭と比べて規模を、連想していた。

場所はまったくわからなかったが、天瑞寺北、甘棠院改め威徳院。ということがわかり、歩いてみることにした。

天瑞寺跡地は、龍翔寺が再興されているが、拝観謝絶だという。
大徳寺のマップでは、龍翔寺の北角が欠けている。

なるほど、そこに威徳院があったのかもしれない。

龍翔寺は、門を閉ざしているはず・・が、幔幕が張られて、なにか法要が行われていたようだ。
門を入って本堂のほうに顔を出すと「本日はありがとうございました」と声がかかった。
そういいつつ、カメラを提げた外人に「クロースだ」と身振り手振りで言い、幔幕をはずす作業に追われていた。
それにしても、きびきびと作業は素早い。

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方丈と本堂だけのお寺のようである。庭は奥まで椿の林のようだ。

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山門を出て北に欠けた部分にまわってみた。

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ここに、威徳院があったのだろうか。

すぐそこには今宮神社。

なるほど、2軒の茶屋が向かい合わせに建っている。

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私が入ったのは「かざり屋」。
一人前。と注文すると15本の、親指の先ほどのもちが串に刺されて白味噌のペーストのようなものがかけられて供される。

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食べ終えて店を出て振り返る。

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近くに比叡山が見える。

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灯篭には宝暦と彫ってあった。

威徳院の確証はないが、この景色、灯篭はきっと、對馬藩士たちも目にした光景だったに違いなく、やはりどこかで国許の反映を探す自分に気づく。

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by coppoumon | 2016-03-19 23:19 | 京都 | Comments(0)
2016年 03月 17日

30回目の古渓忌

古渓忌は3月17日と決まっていて、年によって曜日が変わる。
昨年は、体調を庇って出かけなかったが、今年は、お茶の先生たちと出かけることができた。

よい天気である。

元銀行だったといわれる古い建物で食事。

お任せのお弁当である。

初めにさわらの飯蒸が出た。

半月の弁当の中には、フランスの鴨の腿肉を焼いたもの。柿膾。湯葉と山芋、留めわさび。八方だしの野菜の煮浸し。
畑菜とうす揚げのたいたん。野菜の炊き合わせ7種ほど。

お吸い物の中は、わかめ、かまぼこ、豆腐、しいたけ。

さざ波ご飯。

ゆっくりと、小一時間ほど食事を楽しんだ。

大仙院は、入ってしまうと撮影禁止なので、画像はない。

入り口の松は、今生天皇の幼児時代のお手植えだそうで、過保護の松、といわれるほど、大事に育てているのだそうだ。

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茶席は10人、お道具では、白丹波の丸形水指を一番に目がとまった。そのあと、釜の、阿弥陀堂。宝暦時代のものだと会記にある。

香合は、名物「袈裟懸」。

茶碗は替えで、萩の大仙井戸茶碗。主茶碗は紫野窯の、「臨済」という銘の赤い茶碗で、これは展示がされていた。

お茶の先生のところには、永楽さんの、猿の絵のある御本茶碗、私には、大ぶりの織部、もう一方は井戸の絵のあるお茶碗だった。
井戸は古渓和尚が、博多で井戸を掘られたことに因むのだそうだ。

お茶をいただいた後、古渓和尚のお墓におまいりして、沢庵和尚の住まわれた部屋で墨跡を拝見。

そうこうしているうちに、ほかの観光客と一緒になって、方丈に入って、押し出されるように退出。



さて、来年まで、楽しい日々でありますように。
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by coppoumon | 2016-03-17 22:15 | 京都 | Comments(0)
2016年 03月 10日

3月 雛の節句 2016

3月1日・・・朝、ジョウビタキが鳴いた。オスの声だ。
そろそろジョウビタキも渡りを始めるだろう、と耳を澄ますが、それっきりだった。
この冬は、裏庭に出て、畑を掘り返してもやらなかったなあ・・と思い返す。
ひとつは、畑に出ても、ジョウビタキが来てくれなかったということにも依る。

庭仕事を遠めに見ていたこれまでのヒタキと、今年の鳥は、別物だったのだろうか。

裏庭は早くから天王寺かぶらの花が咲いて、種まで待つべきか、抜いて、ラディッシュのための苗床を整えるべきだろうか・・と迷いつつ、結局は何もしなかった。

3月1日・・・何の日だろう。そうだ、ショパンの誕生日だった。1810年の生まれだから、いま、いくつになるのか・・そんなことは考えない。

駅近くの和菓子屋を覗くと、ことしも外郎製の菱餅を拵えてあった。
ほかに右近の橘と、左近ではない桜があったが、橘を求めた。

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3月7日・・・鶯の初鳴きを聞いた。
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by coppoumon | 2016-03-10 18:03 | Comments(2)
2016年 03月 08日

また、春が来た(49回めの春)

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by coppoumon | 2016-03-08 11:30 | 住まう
2016年 03月 08日

2016・2・29

閏年なので、2月に第5週目がある。
暦では、一番最後の日。
明日からはMARCH、新しい年がはじまる、と考えられたことがあるのだそうだ・・とこどものころにおぼろげに聞いた。

この日は仕事日であったが合間に、写真を撮った。



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朝起きると、まもなく光が差してくる。冬の薄ぼんやりとした光ではない輝き。

家の西側の、到底日が差さないところで、桜草が咲いている。
植えたのではなく、近所の人が、ヴェランダのプランターの土を捨てさせてほしいというので、置いていかれた残土のなかからは、4種類ほどいろんな芽が出てきた。

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28日には出先から、一筆書きのように京都を回って帰宅した。
大和大路の恵比寿さんの賑わいは何だったのだろうと思うほど、人の気配がない天満宮を通り抜けようとして花を見た。

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何気ないところにも、京都だなあと、思わせる何かがある。
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by coppoumon | 2016-03-08 10:56 | Comments(0)