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2017年 12月 28日

千枚漬け 暮れの京都

12月に入って、やたら寒い。
冬が大急ぎでやってきて居座る。

年末にはおいしいかぶらが育つだろう、と聖護院かぶらを求めて食べてみると、うまい。

村上重に行くと、張り紙がしてあり、「10月の台風の影響で聖護院かぶらの生育が遅れ、品薄となっておりますので、地方発送は年内終了とさせていただきます」という状況。

店内で、販売はしているから、無くなると言うことはないだろう、と日を改めた。
ついでに、店頭だけの販売という白菜、柴漬けも求めた。

すぐきは、樽売りをしているべつの場所に行かねば、気に入ったものは無い。

それから松原へ出て、閻魔様に挨拶をした。


ここの鐘は紐を曳く。
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犬が覗いているみたいだ。

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六道の辻に来るとなにやらにぎやかだ。

六波羅蜜寺では31日まで踊念仏がおこなわれているはずで、一度は行って見たい。
まてよ・・・
手前のお寺のようだ。三味や太鼓がにぎやか。
松島・・これは、寿ぎの歌だが、どうも、ちがうようだ。
お寺だろ・・と思いつつ門をくぐると、餅つきが行われており、正体が解せた。

曲が変わる。

あなたのリードで 島田も揺れる
芸者ワルツの悩ましさ

乱れる裾も 恥ずかしうれし


これが苦労の初めでしょうか


あれまあ、なんとまあ。
芸暦70年かもしれないアーチストの声は心地よい。
太鼓を叩くそのお衣装はマリア様のドレスのようにうつくしい水色だ。
ここはお寺、ちゃいまんの・いやいや、あの世とこの世の境い目ならではの、パフォーマンスだ。
ご住職のお気に入りのマドンナかも。
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鳴り物入りのお餅つきは初めて見た。

ええもん、みさせてもろて、おおきにどす。



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by coppoumon | 2017-12-28 23:04 | Comments(0)
2017年 12月 28日

クリスマスの朝

24日の夜はケーキを食べなかった。

朝、教会でオルガンを弾いた。
バルバストル、ダカンのノエル集から4曲用意していたが現代のイギリス人の作品と、ダカンを弾いた。ダカンだけで7分半ほどかかった。
全体として60分の分量である。

夕方、深夜とミサはあったが、朝だけの演奏だったので帰宅した。
チョコレート、クッキー、焼き菓子をそれぞれの方々から頂戴した。



何か届いている。

まさか、黄金、没薬、乳香?
では無かった。

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来年の誕生日までにゆっくり楽しもう、と考えた。

25日朝、

ホームメイドのシュトーレン、ベイクド・チーズケーキを頂いた。
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別の方から、名古屋の外郎を頂いた。
また別の方からみかんを頂いた。
おなじく、金柑を頂いた。
三浦半島から送ってきたという、お花を、正月用に、と頂いた。
水仙、白梅、千両、など花瓶にそのまま入れたらよいようにセットしてあった。

晩年、たくさんの人たちからの善意、好意、愛情のぬくもりが反映されたブラームスの人生や作品を思った。
来年はブラームスをたくさん弾こうかな。

感謝。
わが身にも、幸多かれと、祈る。






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by coppoumon | 2017-12-28 22:36 | Comments(2)
2017年 12月 25日

イヴの前後の食事

お題はおいしそうなもので、期待感一杯だが、実際には、日課のピアノの練習にオルガン練習が加わると、へとへとである。

23にちは礼拝堂に出かけてオルガン練習予定と決めておいたので、前々日から、金時豆、千切り大根を煮た。
対馬から干物が届いているが、88歳のおっ様からは葉書が来ない。
礼状を書く前に、まずたべよう、ということで、
イワシのみりん干し半身。
千切り大根、人参、薄揚げのたいたん。
青海苔いりの出汁巻き玉子。
金時豆。
大根葉のぬか漬け。
デザートに金団。
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食後に、淀大根とあげのたいたんを仕込んだ。

京都では「おだいと薄あげのたいたん」という。
よど大根は丸大根。

これを日曜日クリスマスイヴの夜に食べた。

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他にはポークチャップ。付け合せは人参とポテトのサラダ。
ご飯は、滋賀のみずかがみに、頂いた黒米、赤米、みどり米を加えた。
大根の葉で菜めしのようなこともした。
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なにかもう一品あったような気がするが忘れた。
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こういうものも食べた。

ケーキは無い。

オークションで、マリア様が、売り飛ばされていた。
よりに寄って、お産の、この日にである。

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江戸期のキリシタンの遺物である。

わがやのマリヤ像と、全てが共通している。
気になったのは鏡を磨いて、太陽の光を当てて、その影を見ることが出来るかどうか。

しかし、なにもクリスマス前夜に売れていくとは恐れ入る。

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by coppoumon | 2017-12-25 23:11 | Comments(2)
2017年 12月 25日

クリスマス・イヴ 2017

クリスマスイヴが日曜日に当たった。

教派によって異なるが、教会では、あさ、夕、深夜、翌日の早朝、朝と、5回のミサが捧げられる。

二度目の霜が降りた。

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2月に咲くはずの寒菊が咲いている。
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太神楽がひとつ開きはじめた。この両日で、開いてくれるだろう。
一年近くかかって小さな蕾がここまで大きくなる。

このつばきは結実しないので、なんかお気の毒である。

ブラームスのオルガン曲「バラは咲きぬ」をながいこと弾いていないのを思い出した。

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by coppoumon | 2017-12-25 10:33 | Comments(0)
2017年 12月 23日

2017冬至の頃

一年を振り返る。緊張感もなにもない頭で。
良い歳だった。
寝込まなかったから。

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樟葉の、仕事先のホールから高槻方面に落ちる太陽を見る。
この場所から、また太陽が北上してくるのを、40回ほど見ている。

いったん太陽が死んで、あすから昇るのは、義の太陽、といわれる。

本屋で「トーストが焼けた」というフレーズを盗み出してきた。
北原千代さんの、元のフレーズは、もっと研ぎ澄まされた洗練されたものだったが、
朝の冷たい水とともに、盗み出すときに破壊されたようだ。それも私の頭のなかで。
また、現代詩手帖を立ち読みしてこよう。

香ばしくパンが焼けた。
それはいいけれど、ナプキンに包んでパン皿に置かないので、パン皿は軽度のやけどをしている。
毎日がチーズ・オン・トーストなので、ずいぶん熱いだろう。
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パン皿は26年間使ってきた。拭きうるしだから、修理に出そうかとかんがえる。

父の命日に近い某日、大阪の教会を訪問して、挨拶をして納骨堂へ行こうとしたら、司祭が祈祷書を持ってあとから付いてきてくれて、祈りをささげてくれた。

26年になるのですね。

司祭がおっしゃる。

もう、そんなに経っているのか。
その26年をざっとなぞり、自分の年齢に26を足して、これから先の、予定の不透明なことに、おどろいた。



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by coppoumon | 2017-12-23 09:39 | Comments(0)
2017年 12月 21日

サギの集団・マドンナ・干し海老など初冬の京都

初冬は、天気の良い、暖かな日がおおいはずなのだが、気温だけが低かった。

元女子大生とその子どもを待っている間、高野川と鴨川のあいだの三角州を眺めに行き、東側には種苗店があるので、侘び助か、紀州雲竜の苗でもないかなあ・・などとも考えた。

待ち合わせて八瀬まで行き、里山を歩いてマドンナの店で柴漬けを買い求めて、また出町へもどる予定なのだ。

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鴨川は冬の水涸れを待って、工事が始まっているようだ。
水溜りが出来ているのかサギが集まっている。

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鴨川の鴨は、野性味が少なく、餌をねだりそうな按配なのだが、この日のサギも人がいても飛び立つ様子ではないようだ。
いや、ぎりぎり我慢しているのかもしれない。
50羽ほどがたまに持ち場を取り合いするのか、つつきあったりしている。

鳥は群れて格を落とす・・・だったっけ。
人も、鳥もみな群れて格を落とすのだったかな・・・

今日のサギは、そういうことが無い・・詐欺じゃあ。

S屋のパンを多めに買い込んで出かけた柴漬け屋はクロースしていた。昨日で、全て売り切ってしまったので、冬休みなのだそうだ。
今度は、3月1日から・・と書いてあった。

パンは持ち帰ることにして、出町までもどり、別のマドンナの喫茶店を尋ねた。

常連の先生方が食事をしていた。
何か食べるものが・・と言いかけると、あ、きょうは食べるものがみな出てしもて・・・あ、カキフライでよければ、さっき衣をつけたばっかりやし、そうしはる?とマドンナが言う。

40年も前、マドンナは、日本画の舞妓さんのように美しい人だった。
今も、そのままの美しさは変わらないが、まったく気取りが無く、親切で、必ず常連客がおしゃべりを楽しんでいる。

マドンナが、二人。

京都に出るときは、必ず、馴染みのお店を訪ね、安否を確認する自分の行動パターンを面白いと思う。

もう一軒、蘊蓄(うんちく)屋とよんでいる乾物屋がある。
そこで必ず橘湾の干し海老を買い求めるのだが、今日は、その、蘊蓄おじさんに出会えなかった。
どうも、そのご両親が店の番をしておられたようだ。

もちろん、干し海老を買い求めた。大きく、立派だった。

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by coppoumon | 2017-12-21 21:24 | Comments(2)
2017年 12月 16日

聖護院かぶら

聖護院かぶらを求めた。
20センチほどで、950グラムあった。

毎年のことだが、薄切りにして南蛮漬けを作る。

障子といわれる固いぶぶんまで分厚く剥くので、その皮と、人参でポタージュを作り楽しむ。
今回は熊本の人参だったので、やさしい黄色になった。

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松葉ガニが届いた。
茹でてあったので、むしって身を解し、マッシュしたポテト、玉ねぎの薄切りとともに、ほんの少しのマヨネーズをレモンで伸ばして和えた。
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今は無い、グリル太田という店のメニュであった。
蟹が味噌も身も一杯ぶん入っているので、ど素人の皿の上のもののほうがおいしい。


レモンは堅田の農協で求めた。これがまた、しっかりしたよいレモンで、絞った後を、お風呂に浮かべて楽しんだ。

今年は冬の訪れが早い。
寒さも楽しみに、おいしいものを探そう。



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by coppoumon | 2017-12-16 22:48 | Comments(0)
2017年 12月 11日

やきもちなど

時々、ご近所から美味しいお土産を頂く。
でかくなるはずだったおはぎもそうだし、九条葱せんべいなどは逸品だった。

母が、死ぬ少し前面白い話をした。
「私、最近ちょっとひがんだりすんねん」
新しい自己の発見ですか?
「いままで、人のことなんか、うらやましいなんて思うたこともあらへんのになあ」
そら、言いたいこというて、好きなことして、遣いたいだけ遣うて、よろしい人生でおましたもんなあ。
「そんなことないで。おかげで、男衆しか触らんようなお金もさわってきたし、したくない掃除、洗濯、炊事もやったし」
どんなんやねん。 
「わたしな、元来が二号さんタイプやおもうねん。着せ替え人形のようにええべべきて、月々のお手当をもろて、毎月、何に使おうかな・・思うて使い切ってすごすのんが好きやねん」            
父様は、観賞用の美人や、いうだけやったなあ・・とがっかりしてはったで。迎えに来てくれへんのんちゃうやろか。
「そやな・・この間来たんは、おじいさんと、おばあさん、兄ちゃんにM君(私の義弟)やったわ」

罪のない人だった。
私も似たのか、人をうらやんだり、妬んだり、ひがんだりしたことが無い。発達障害かもしれない。


この歳になって、初めて焼き餅を焼いた。





冷めたらトースターで焼くと良いと書いてあったからだ。

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上賀茂の名物で、2軒ある焼きもち屋のお漬物も売っているほうの店のものだった。
もうひとつの店は、おじいさんが上半身、シャツ一枚で、一心に餅に焦げ目をつけていた。

餅は神様への最上のお供えだといわれていた。
あんこ入れて、焦がしてもええんやろか・・と少し心配になる。

わたしは焼き餅より焼き芋のほうが好きだ。
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これは寺町通の小松屋の御製。餡が上等。
もうひとつ、金時という店の焼き芋を好きである。

肉桂の香りが勝っていて、五個十個と余分に買くなる。




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by coppoumon | 2017-12-11 23:15 | 和菓子 | Comments(0)
2017年 12月 03日

蓮花寺から御蔭神社へ

白血病からカムバックして親御さんの介護に、郷里へ帰っていた友人が召されたと連絡があった。
驚いたが合点もいった。

彼の魂の平安を祈るために、京都の山奥の静かな場所に出かけた。
途中、蓮華寺にお参り。
これまでに見たことの無い枯れた景色だった。

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今年は紅葉が短かったのだそうだ。
それも、何とすばらしい紅葉で、人の出もまたおびただしいものだった、と、お寺の方がおっしゃる。

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秋が過ぎ去ってしまった。
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本堂裏に残っていた紅葉に、虚子の、「濃紅葉に 涙せき来る 如何にせん」という句をおもった。
これは虚子の父の法事で読まれたはずで、今の時期だろうとおもう。

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頂くお茶席の毛氈は紅葉より赤い。

お昼前に御蔭神社を目指した。
途中で、お昼の準備に帰る清水さんというおばあさんに会った。
近くも、遠目もきかへんようになりまして、失礼しました・・と。

田圃は籾殻が積まれ、冬の景色だ。
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やまは冬。
私は穏やかな12月初頭のこの時期を、一番好ましいと思う。

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一番初めに神様が降り立った場所、と言われる御蔭神社。


いつも、連絡があったときには、彼が、すぐ家のそばまで来ていた。
大病の後、「な~に、また向こうで会える・・」というと、一瞬、面食らって、すぐに破顔した彼。
そのうち時期が来れば召された彼が私を迎えに来るだろう。

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山を下ると、瑠璃光院の裏にあたる、その敷地から、瑠璃色の光が差している。

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by coppoumon | 2017-12-03 22:21 | 京都 | Comments(0)
2017年 12月 02日

成化年製

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大明成化年製と書かれた伊万里・・・という記事を時々ご覧に来られる方があって、非公開なので、申し訳なく思う。
別に、非公開でなくても良いのだが、プライヴェートなことを書いてあるので、公開していないだけのことなのだ。

ほかにも成化年製とかかれた古伊万里があるので、お詫びがてら画像を置く。
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これが苺大福の小鉢の「高台」


もうひとつ。
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どちらも、きれいな焼き物だなあとおもう。
両方とも萩唐草が描かれている。



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by coppoumon | 2017-12-02 23:19 | Comments(2)