2017年 03月 16日

うばたま

うましもの・・という言い回しは好きではない。
おおかた、製造元の自画自賛であったりするからだ。

うばたまは烏羽玉とも表記され、ぬばたまの・・という言葉が変化したものといわれる。

うばたまは好きか?ときかれると、返答に困る。自分では買わない。頂くこともない。
買わないのは、サイズが小さいのと、なんとなく黒砂糖がえぐいような気がするからである。

松壽軒にいくと、大きなうばたまがあった。

うばたまを、このお店で見るのは、初めてなのですが・・大きいですね。というと、
「お初めて?そうなんですか?時々は出しております。
黒砂糖を使うものですから、表面の羊羹地・・ですけれども、エグミが出ないように考えて
拵えてあります。なかは漉し餡です」
と、お店の主が答えた。

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あれ?
おさらの模様と、黒文字の位置が合っていない・・なんともおそまつ。
まあいい、ご愛嬌だ。

食い意地が勝ると、こうなる。

うましもの・・・言葉はこういうお菓子のことを指すためにある。





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# by coppoumon | 2017-03-16 23:26 | 和菓子 | Comments(0)
2017年 03月 10日

誕生日の頃 うましもの

一番寒い頃に生まれたらしい。
寒くてもこの時期が好きなのは、そのせいだろうか。
厳寒期は、身が引き締まる思いがする。
生きていこう、という意志が強くなる。

では、夏の一番暑いときはどうか・・
これがあきまへんねん。
エアコンのほどよく効いた部屋で、薄いケットを被り、投げやりにごろ寝して、
季節の過ぎるのを待つ。
なんせ、39度です。脳みそ腐る・・

いやはや・・

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京都のうましもの・・とある。
長崎まで修行に出かけて、学んだカステーラなのだそうだ。

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京都には、天皇家の方々がお求めになる味噌松風という和菓子があり、あとを引くおいしさだが、わたしは、やはりカステーラのほうが好きだ。

で、この「カステイラ」、悪くない。
悪くない、というのは、京都には京都生協の「さくらカステラ」という安くて美味しく、飽きのこない「うましもの」があり、甲乙をつけがたいのだ。

値段を考えると、悪くなくて当たり前・・という気がするのだが、ええやん、おいしいねんから・・と内なる声が言う。




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# by coppoumon | 2017-03-10 22:22 | Comments(2)
2017年 03月 09日

2017 初春のコップレストラン

久々に開店。

お客様は5人。

ビーフストロガノフの予定をしていたが、モモ肉を買ってきて、それなりに厚めの薄切りに作らないと、美味しくない、とこだわると、無理。

今回は、お疲れさん会でもあったので、手抜きをする。

ハッシュドビーフ。

赤身の良いところがあった。

牛肉赤身、シャンピニオン、舞茸、シメジ、たまねぎ。

トマトピューレーにレモングラスを入れて、水を加えて煮詰める。
砂糖代わりに、ケチャップを足して作ったソースを、
たまねぎ、肉、きのこをバターとオリヴ油で炒めて加えちょっと煮る。

バタライスではなくて、麦ご飯。

初めに、ジャーマンブレッド(砂糖をまったく使っていない)を薄切りにしてモツアレラチーズをのせて焼いたもの、焼いた薄切りパンにパテ、ピクルス、オリーブを適当にチョイスして食べてもらっている間に、
ハッシュドビーフが出来あがる。

次に、フルーツサラダ。
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パイン、イチゴ、キウイ、スナップえんどうなどに、マヨネーズとヨーグルトを半々したものをドレッシングとした。

そのあとは、頂き物のうばたまで、お薄。

お薄は、来客用に、別のものを買い置きしていたのだが、今回は、自分だけ用の上等を出した。
ま、いいか。身内なんだから。

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# by coppoumon | 2017-03-09 23:12 | Comments(2)
2017年 03月 09日

未だ冬 常のごはん

いま、九条葱が美味しい。

寒さでアンをたっぷり溜め込んだ九条葱は、すき焼きがおいしいとか、鴨ネギがよい、とか、
いろんな食べ方を教えてもらうが、そこに九条ネギ到来。

出来るだけたくさん食べようと思うと、笹に切って卵とじにする。それを炊き立てのご飯に載せる。
単に玉子丼。
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玉子を美味しいと思うのは、春になったからである。

笹かれいの大きいのを見つけた。
半分から分けて、薄口と酒で煮た。
大きいので骨も容易に摘める。
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この角皿の絵付けは東洋陶器のデザイナーの遊び、なのだそうだ。
40年以上使っている。

100年まではヴィンテージ、100年以上はアンティークと何かに書いてあった。

好物のチキンカツを載せることもある。

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# by coppoumon | 2017-03-09 22:39 | 常の日の惣菜 | Comments(0)
2017年 03月 09日

寒い日の休日

日差しは明るく、家の中に居ると春を感じる。
しかし外出した日は、その寒さに閉口してしまう。

休日はガラス越しにまばゆい透明な光が入ってくるように、窓ガラスを磨く。
やはり春だ。


寒い朝を、どうやって過ごせというのだ。
そりゃもう、お茶の時間を増やすに限る。

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モンブランを二つ。

定番のモンブラン。
もうひとつは季節物のショコラのモンブラン。

ショコラのほうが小さい。
小さいのではなくて、この量が、適量、と言わんばかりに濃い。

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# by coppoumon | 2017-03-09 22:23 | Comments(2)
2017年 03月 03日

建仁寺・久昌院拝観

平生は、非公開のお寺であった。

何の予備知識も無く出かけたのだが。長篠合戦の徳川方であった、奥平信昌の菩提寺であった。
合戦の様子が襖絵に描かれていた。

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枯山水ではなかった。

奥に書院があり、茶室が4つもある。
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さすがに大名の寺だけあって、書院でお茶を楽しんで、のちに庭をめでる、というので、泉水がしつられてあるのだそうだ。
書院の杉戸はソテツか描かれていたようだ。
その奥の書院は、一見、簡素なつくりであるが、意匠が凝っている。
つい、この間まで、江戸時代だったのか・・とおもわせるような、空間である。
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合戦で、影の功労者であった鳥井強之助(すねのすけ)の解説をしていたスタッフに、「父はその鳥井の18代目です」という人物が現れ、感動した、という稀有な話も伺った。

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# by coppoumon | 2017-03-03 22:27 | 京都 | Comments(0)
2017年 03月 02日

2月に弾いたもの

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# by coppoumon | 2017-03-02 22:54 | 音楽の勉強
2017年 03月 02日

重労働

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この寒いのに、とんでもなく働かなければいけないことになった。

若い頃は、20代のころは、それが普通のことで、何の苦も無くやってきたことだから、いまでも、やってしまうのだが、
複雑なバッハを弾いていて、無理せんかてええで・・と耳元でささやかれたような、そういう錯覚が、デジャヴとして押し寄せてきた。

帰り道、ケーキを買って帰った。ショーケース全部、食べてしまえそうなテンションだった。

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翌日は「お多福」に気分転換にでた。
目当てはプリン。

絶品である。甘さが、かなり控えてあり、カラメルはビターで、絶妙さに感嘆する。

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これだけ甘いものを食べれば、疲れも取れるであろう、と踏んだ。

いやいや、万が一ということがある。
カステーラを一本買った。

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カステーラは1週間かけて、食べた。

まだ、なんとなく疲れている。

疲れが取れるまで、おいしいものを、もっと探してこなくてはならない。
食べ疲れるまで、食べるのだ。

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# by coppoumon | 2017-03-02 22:10 | Comments(2)
2017年 02月 20日

パール柑(文旦の一種らしい)のジャム 2017・1・A

今年初めての柑橘のママレード
通し番号が2017・1・A ということになる。

パール柑とは面妖な・・・・・小さな文旦で、500グラムぎりぎりの大きさであった。
人造真珠のタチウオの皮のような面影をパール柑に探すが、それは無い。
あったら・・買わないか・・・。

もっとほかに名づけはあっただろうに、とおもいつつ、熊本の農家から届くという桃山の販売店で求めた。

皮を剥いてそのまま食べると、美味しいのか、美味しくないのか良くわからない。
文旦であるから、そういう味ではある。
レモン1個、皮だけ刻んで足すことにした。

パール柑 2キロ。
レモン 皮のみ1個分。
三温糖 700グラム。
ブランディー 少々。

文旦はペクチンが少ない。袋も小さくきざみ、種も一緒に煮るべきかもしれない。



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出来上がりを焦げ目をつけないトーストに載せてみた。


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# by coppoumon | 2017-02-20 12:54 | ジャム | Comments(4)
2017年 02月 12日

かれいの日

日曜日に誕生日が来ることには、それほど強い記憶があるわけではない。
10日深夜から降り始めた雪も11日朝には止み、寒気だけを置き去りにしていった。

日曜日のあさ、裏庭に回ると、ひょこっと、ジョウビタキのメスが顔を出した。胸毛をふくらませて、まん丸だ。
梅や椿にりんごを差しながら、ああ、ジョウビタキがりんごを食べるのを見たことは無いなあ・・それでは、と、
畑を掘り返してから部屋に戻ろうとした。
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ジョウビタキに背を向けるようにシャベルで掘り返していると、ジョウビタキは降りてきて端のほうで獲物を捕らえている。
畝からそっと離れて、斜面の草取りを始めると、今度は近くに寄ってきて、手元を見ている。
2メートルも無い距離だ。

場所を変えるとまた近くに来ている。
ストーカーや、いわれるで・・と声をかけたが逃げる気配も無い。

部屋に戻りたいのと、しばらくえさ拾いに付き合ってやりたいのとで、この寒さに辛抱できる間は、庭に居て、土を掘り返してやるはめになってしまった。

今日のような冷えのきつい日に戸外で働く人たちの辛さを思う。

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お昼を食べに出る約束をしていた。
行き先は船宿でもあった元料亭鍵屋。

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押し寿司、ごんぼ汁、うどん。
催事があるときのいつものメニュだが、くらわんか舟で売られたごんぼ汁が、くらわんか茶碗で供される。
うどんは細めんだが、コシがある。
京都は同じように細めんでありながら、コシが無い。大阪のけつねうろんでおますな・・と、お出汁までとっくりとあじわう。悔しいくらい美味い。
ごんぼ汁は、ごぼう、カシワ、薄揚げ、おから・・でニンジンが入っていなかった。

いやさ~ここはどこじゃと・・とはじまる淀川三十石舟舟唄の二番にここは枚方・鍵屋の浦よ、やれさよいよいよ・・・という句が出てくる。

のんびりした民謡である。一番は、淀辺りの風景、三番は天満の八軒屋。
このうたは、川くだりだけではなく、綱で舟を曳いて川を上がる唄もあるそうだが、上がりの方は、私は聴く機会がまだ無い。


帰り道、本屋さんに寄る。
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この本屋さんは、わたしにとって、パラダイスである。
大きすぎて、洋書など、どこにどんな本があるのか、まだ、理解できていない。

良い日曜だった。めでたし。



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# by coppoumon | 2017-02-12 11:04 | Comments(2)