2009年 12月 11日
大阪センチュリーの20周年コンサートのひとつである、ベートーヴェンの第九を聴きにいった。 ちょうどその日はセンチュリーが交響楽団として初めて音だしをした、その日なのだそうだ。 府の音楽団からの転身、楽団員をオーディションで、これでもか、これでもか、と過酷なほどに絞ったという音楽仲間の話を聞いていただけに、メンバーに残った友人の努力と邁進ぶりを、ことさら、喜びに感じた。 さすが、12月初めは日暮れが早い。 開演時間までにはまだ間があるので、「うれてもうらないしょうてんがい」を散策してみた。 とらや・・は、羊羹ばかりではない。居酒屋が暖簾を掲げたところだ。 ひょっとして阪神タイガースのファンなのだろうか。と、妄想しながら「占い」の幟が並ぶ商店街を歩く。 ここは梅田街道、とよばれて、尼崎まで続く旧道なのだそうだが、なんとなく横浜の石川町に似ている。 海が近いからだろうか、微妙に見通せないこの道の向こうは何なのだろうと、おもわせる、ロケーションが似ているのだろうか。 古くからの喫茶店が幾つもあるので、立ち寄りたくなる。 5時を少し回ったばかりだというのに、暗い。 適当に切り上げて、シンフォニーホールへ向かった。 初めに指揮者の小泉和裕氏が挨拶に立って、それから演奏が始まった。 演奏は、見事だった。 ソリストたちも上手いとしか言いようが無くて、ソプラノの人など、あんなにも魅力のある声を、歌を聴かせるのか、と感動した。 この日のソリストはsop 飯田みち代、mezz 林美智子、 ten 望月哲也 bar 成田博之 版の違いからか、アーティキュレーションが、ところどころ違っていて、それもおもしろかった。 最近大阪センチュリーは、働きづめではないか。。。とおもう。 しかし、実に緻密な演奏をする。
by coppoumon
| 2009-12-11 13:24
| 大阪
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