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2010年 01月 17日

大阪センチュリー交響楽団・京都特別演奏会

気温が低すぎて、外出を控えたくなる日曜日。
去年の公演の日も寒かった。友人に誘われて演奏後に葱焼きを食べに行ったが、今年は友人が所用で先に帰ったので、私は、久々に北山大橋近くの喫茶店を訪ねた。

コンサートは、ブラームスのピアノコンチェルト第一番、ソリストは、小菅優。
ベートーヴェンのシンフォニー第3番「英雄」
アンコールにモーツアルトのメヌエットが演奏された。

さて、ブラームスは小菅優さん、本人初演だったそうだが、女の人でもあの曲をこなすのかなあ・・と驚き。
指揮者の小泉 和裕さんのほうが、たどたどしかった。

最初にフォルティッシモでオケが鳴り始めたとき、いつものシンフォニーホールのようには響かないことや、もっと、カサカサな音に聞こえることに面食らったが、ここのホールは、一箇所よく響く場所がある・・と大フィルの友人が言っていた場所が、前から14、15列目にありそうだ、と発見。
私が座ったのは2階L48番ちょうどホールの真ん中。思ったよりわるくない。

英雄は、一楽章の展開部に入ったところから自分が感動していることに気づく。
三楽章のピチカートもきれいに揃っていて見事。ホルンも見事。終楽章も見事。

小泉さんの持つデリカシーな部分が今回、理解できた。

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ホールを出たときはすこしずつ暗くなり始めていて、比叡山がわずかに形を残していた。
今日1月17日は、15年前阪神大震災があった日。

その時、このホールは出来上がったばかりで、中でパイプオルガンの組み立ての最中だった。
地震の朝、飛んできたオルガンビルダーのkさんが、オルガンの無事な姿に泣かんばかりに、喜んでいたという。

震災の後のある日、私は北山通りを西に歩いたいかにも喫茶店らしい喫茶店で、コーヒーを飲んでいた。
ドアは二重。床はチーク材、カウンターも20センチほどの分厚さのチークの一枚もの。建築金具は真鍮。

椅子は布張り。古材を使った柱に、漆喰の壁。

ロイヤルコペンハーゲンのカップ類。バカラの花瓶。

デュアルのレコードプレーヤー、ラックスのアンプ、スピーカーはJBL。

今日、久々にその店を訪ねた。10数年前のままのたたずまい。バカラには赤いバラ。
髭を蓄えた私より若いマスターも健在。

コーヒーの値段も全く上っていないような気がする。
他所の倍はするのだが知る限り京都では最も味が良い。

時間の流れは近頃なんだか加速中。
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by coppoumon | 2010-01-17 22:49 | 京都 | Comments(0)


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