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2010年 06月 28日

さらに歩くと

暑中見舞いのための撮影を終えて、丁度お昼だったが、雲行きがややこしい。
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迎え鐘を突いて閻魔さまに挨拶をし、食事をどうしようと考えていたが、松原通りの「力餅」に入ってみることにした。
「力餅」は、十三にも、茨木にもあった。あった、というのは、無くなってしまったからだ。

力餅は、本店が京都にあり、そこで8年修行をしたら、店を出すことが出来る・・店名は力餅で、出資もしてくれるし、さまざまなノウハウも教えてくれる・・・ということで、京阪神に相当数の店があり、麺類、どんぶり物、団子、いなり寿司、など、一応のメニュウはあるものの、出店すれば、その人の裁量で、やっていけるのだそうだ・・と、単なるフランチャイズではない、おもしろいシステムが数十年前に出来上がっていたのだそうだ。
現在も150店舗ほどあると。

店に入って驚いたのは大理石のテーブル。それを支える足は鋳鉄。

注文したのは、中華蕎麦。

細麺、チャーシュー3枚、メンマ、もやし、小口切りの細葱、濃い口醤油の鶏がらスープ。
麺にたいする具の量が、ほど良い。
濃いさ加減は、錦にあった「山茂登」と良く似ている。あった、というのは、もう、無いからだ。

注文ができあがるまで、いなり寿司をひとつつまんだ。

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店を出て、大福餅に目が行った。大きさが子供のころに買ってもらっていたものと、そして、たまに近所に住む対馬の友人が作って持ってきてくれる大福と同じなのだ。

東大路に出る。

梅雨の平日は閑散としている清水道のバス停に、赤い小さな和傘を差し、ちょんまげに鉢巻。遠めにも玩具の大小をさして、新撰組の羽織をきた、色黒のおじさんが歩いてきた。
だれも、そのおじさんを一瞥しただけで、何事も無いようにバスを待つ。


誰も見てくれなければ、お洒落をした甲斐もないのではないか。
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by coppoumon | 2010-06-28 09:20 | 京都 | Comments(0)


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