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のんびりいこうよ

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2011年 05月 29日

五月という月

庭に出てみると、花時に受粉の真似ごとをした梅は、花の後、お向かいのおじさんによって剪定されて実を捜しても見つからない。

一本だけ、剪定されなかった枝には、びっしりと実がついていたので、その実を数えた。
50あるのかなあ。あれば、ジャムになる。

5月は庭に出て、2度、木の芽を指先で摘んだ。
木の芽は、「みーちゃん」という食堂に持っていき、年に数度食堂の営業時間外に利用させてもらっている駐車場の地代代わりになる。

今年は花柚が2つしか花をつけていなかった。


演奏のための仕込みの時間を縫って宇治に行った。

新茶を郷里に送るためである。

八十八夜当日に摘んだお茶を翌日に求めて送るのだが、今年は、日が過ぎてしまい、店頭に無かったものを融通していただいた。

五月という月_e0036151_705573.jpg


川魚屋、和菓子屋、揚げ物屋の並んだ通りへ出て、それぞれに買い物を済ませる。
先日、更地になっていた和菓子屋が建て替えられていた。

へえ。2週間で建替えましてん。と店主のおじさんは言う。

五月という月_e0036151_755722.jpg


いまどきの人は、甘さが控えめで、保存の利くものを作れ、と相反する要求をしはりますよって、難しいですわ。と、私がこの店で一番好きな菓子を置いていない説明を始めた。

あれをつくっても、残ることが多いんですわ。だいたい、甘いもん物好きな人は、あのお菓子を喜びはりますわな。
それが、甘くないのをくれ、言う人が増えてきましてん。

それでも、時々は作ります。


確かに、ここのお菓子は甘い。 
それでよいのだと思う。

by coppoumon | 2011-05-29 07:13 | Comments(0)


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