2011年 07月 13日
待ち合わせをしたら、40分ほど時間のロスが出来てしまった。 場所は金剛。路線を跨ぐ橋上駅の改札まで引き返して、みると古い集落の名残が残っている一帯があることに気づいた。 どうやら神社があるらしく、道路が迂回している。 迂回した手前から向こうは何かの街道だったかもしれぬ、と15分間だけ歩いて見ることにした。 微妙に見通せないように計算され、地形に沿って建てられた軒並みを歩いても人に出会うことはない。 赤煉瓦の塀は、京都の石畳小路の煉瓦塀にそっくりだ。 大正から昭和の初めごろの左官職人の腕が、こういうところで確認できる。 常夜灯は3メートルほどの高さで、かなりの大きさ。 笠の一部が欠けているのは車が当たったのか、地震で落ちたのか。 やはり高野山への街道なのだろうか、と思いながら常夜灯を丁寧に見るが、他に一切の文字は彫られていない。 初めて歩いた場所のはずが、ことごとく既視感が襲ってきて、去りがたい場所だった。
by coppoumon
| 2011-07-13 21:53
| 大阪
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