2012年 11月 01日
タイトルは立派だが、貧民食。 木枯らし一号かと思わせるくらいの突風が吹いた。最低気温は10度。 夏の最高気温から27度も下がると、さすがに堪える。 高槻の松坂屋の地下を上がったところに出店があって、京都府産葉つき大根一本100円とある。 立派な葉だが、バッグに入らない。 今日は荷物の関係で葉っぱは無理だなあ、とおもったら、これ、少し傷が入ってしまって、50円でいいっすよ。と押し付けられた。 綺麗な大根だった。 帰宅そうそう4センチずつに輪切りにして分厚く皮をむき、面取りして、水と酒と昆布で柔らかくなるまで煮る。 その間に玉味噌を作った。 昆布も細切りにして添える。 美味しい。もうすぐ、冬だものなあ。 大根は真ん中辺りから5切れ取れた。 昆布を20センチ鍋に敷き、大根を並べてひたひたに水を入れ、日本酒をカップ3分の2程入れて柔らかくなるまで煮る。 その間に玉味噌を練った。 白味噌300グラム弱が冷蔵庫の中にあったので、日本酒カップ半分弱、砂糖大さじ山2杯、全卵を割入れてはじめ中火、すぐに弱火で練る。 固くなりすぎたら酒で伸ばせば良いので、気楽に鍋の底をかき回す。 大根を茹でた汁を飲んでみると、これがいける。塩を加えるだけで箸洗いの澄まし汁になりそうに、うまい。 結局、大根ひと切れ10円の計算。昆布も細く刻んで添えた。 今日のメニュ。 大根の風呂吹き。 豚と白菜の蒸し煮。カボスを絞る。 ひじきと人参とうすあげのたいたん。 大根スープ。 雑穀ごはんと柴漬。焙じ番茶。 もし、お客様だったら、ブリを焼き、大根スープには巻湯葉が入っただろうとおもう。 風呂吹き大根、もう一つ食べたいが、只今我慢中。
by coppoumon
| 2012-11-01 20:17
| 常の日の惣菜
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Comments(2)
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mitsuketai at 2012-11-02 21:45
貧民食なんてどんでもない表現(笑)
高価な食材さえ使えば富裕食なんてこれまたおかしな話です。 素材を考え、手間をかけ、季節を感じる…コップさんの食卓を拝見して いるといつも心がぽかぽかしてきます。 身近な食材に季節感を感じる…これこそ山紫水明を愛でる日本人に とっては至福食とでもいうべきでしょう、この心の豊かさが日本からだんだん消えていくのはまことに寂しいことですね(ペコリ)
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coppoumon at 2012-11-03 00:09
隊長、私は大根が好きです。
好きな理由は、絶対食中毒にならないからです(笑)。イマイチ体力の無かった私には、これは大事なことでした。この冬もまた、楽しい大根食で長い冬を乗り切ろうと思います。 貧民食を褒めてくださり、恐縮です。 |
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