2013年 01月 09日
仕事初め、とはいうが、大阪での仕事の帰り、やがて45年にもなるであろうお付き合いの和菓子屋さんで、生菓子を求めた。 時間が遅いので、数えるほどにしか和菓子が残っていない。 日によっては、「今日は、もう、なんにもありませんねん」などと申し訳なさそうである。 雪平の侘助は白餡。金団の松の緑だったか、常世だったか、(御名を忘れてしまった)は黒の粒餡。 普段に食べる鶯餅、桜餅も絶品。何が絶品かというと、餡。 写真は十三の永楽堂寿浩の御製。 大阪の和菓子は、京都のものと比べると、なんとなくふくよかな気がする。 道頓堀の福寿堂、堺筋の菊屋、今橋の鶴屋八幡、あ、菊屋は奈良というべきかもしれない。 どれをとっても、そう思う。 梅田から淀屋橋まで歩くことがある。北新地を抜けるとき、3店舗あった和菓子屋が2つ無くなっていることを思う。いなば播七のお店だけが健在。 近頃は、新地で飲んでも、菓子折りやすし折など、手土産にしないのかもしれない。
by coppoumon
| 2013-01-09 22:12
| 和菓子
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Comments(4)
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mitsuketai at 2013-01-09 23:34
北新地もそうですが、大阪市内も含め、粋なまじめな和菓子屋さんがずいぶん閉店していてさびしいですね!それと同時に昔ながらの“うぐいす餅”がなくなり、あってもけばけばしい色粉を使ったうぐいす餅もどきみたいなものしかなくなってきています。桜餅は残ってほしいなあ(笑)
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coppoumon at 2013-01-10 08:44
隊長、私の住む町の旧村域にあった「杵福」(良いなまえでしょう)という店も後継者がなく昨年店を閉じました。1キロ歩くと3軒は饅頭屋がある町の風景・・こういうのも消滅していくのでしょうね。
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apercevoir at 2013-01-12 11:55
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coppoumon at 2013-01-12 17:28
おはなちゃん、おはな工房のおかげで、この茶碗も安喜にできちょるんよ。怪我が治って、人前に出れてうれしんよね。おおきにね。
茶碗の名前は里桜じゃけえ。 |
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