2013年 12月 18日
生まれて初めての入院で、初めての手術をした病院は、建て替えが進んで新しい建物にはドアや窓が取り付けられていた。 古い方は昭和30年代のデザインの中に武田五一のエコーを探したりした。 あの頃お世話になったスタッフはどうしておられるだろう。 そんなことを思っていたら晩秋、整形外科にお世話になってしまった。 前回は、退院の日がはっきりしていて、疲れもあったので個室だった。 今回は、どうしようと思ったが、6人部屋に一人だった。 「ばあ」と妹が入ってきた。「あれ?私、既視感があるよ。来ることになってたんや」と、とんでもないことを言い出す。 私は、そういう運命だったのか、と可笑しい。 明日は長時間の手術だというときに 榎本健一・エノケンの「ダイナ」という歌を思い出した。 旦那、ちょっと抱いてちょうだいな。けちけちしなさんな。心のままよ。 君が何をしようと御意のままよ、勝手にしやがれ♪ 咄嗟にでるのは、こういう音楽なのだ。 命、預けます♪ これは、麻酔薬を混入される時にも出なかった。 部屋は日によってふたり、3人、4人と出入りがある。 ええ、この病棟は、手足のことは早いんです、とスタッフはにこやかに言う。 窓からはポンポン山は見えない。
by coppoumon
| 2013-12-18 12:32
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Comments(2)
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mitsuketai at 2013-12-18 23:38
コップさん!“おてて”が痛々しすぎます!寒さは響きませんか?
ところでポンポン山が見える病院ってどこですか?武田吾一さん絡みだと京都の日赤かなあ?と思ったりしますが、ポンポン山までは見えないし…
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coppoumon at 2013-12-19 08:49
11階建ての建物が増えて、景色がイマイチですね。市民病院です。
市駅からも、病院の建物は見えづらいです。 となりに新しい病院が建築中で、今度は眺めが・・と、いやいや、もう、入院したくないですけど。 |
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