2015年 11月 07日
京阪四条・・いまでは祇園四条というのだが、そこで下車して松原通まで下がり、烏丸で上がって、また京阪の最寄り駅に戻る。 京都に遊びに出るときは、行き当たりばったりなのだが、それでも、一筆書きになるようにコースを取る。 まず、宮川町をくだる。お茶屋さんの角々に菊の鉢が置いてあり、舞妓さんと出くわすことがあるが、本当に美しい。 舞妓のコスプレで歩く人たちが多いので、眉をひそめている人たちもいたようだが、まったく別物なので、気にはならない。 お昼ごはんを食べに、明治40年創業と言う洋食屋さんに行ったが、建物の修理でお休みしています、とご亭主が出てきて挨拶をしてくれた。 それで、最近、目覚めた「力餅」という食堂に入った。12時前だというのに地元の人ばかりで繁盛中。 ラーメンではない中華そばが売りのようで、わたしも従う。 で、早々に店を出て焼き芋屋の前を通る。 このオレンジとベージュのタイルは、色の組合わせに約束事があるのだろうか。 大阪でも焼き芋屋といえば、このような店構えだ。 釘隠しや取っ手を細工する店などがいかにも京都である。 行き先は平等寺。 5年ぶりの公開というので、薬師如来、高島屋が勧進して修復されたばかりの「涅槃図」、鈴木松年「仁王画」を拝観。 泉湧寺の涅槃図とここのものは、作者が同じではないかといわれている。 そっくりである。 ただし、こちらには天邪鬼の横辺りに、いないはずの猫は描かれていない。 そうして、高島屋というのはもともと穀物商として、この平等寺の前に店を構えていたと知った。 寺の右手を見ると、古い鉄筋コンクリートの建物がある。 いつごろのものなのだろう。サッシュはアイアン、鉄の扉の中は木の扉で古び方がとてもよい。 一階は喫茶店と何かを販売するお店になっていた。 クリのお菓子、本日分売り切れました・・と断り書きがしてあった。 わたしが知らないだけで、よく流行っているお店なのだろう。
by coppoumon
| 2015-11-07 21:28
| 京都
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