人気ブログランキング | 話題のタグを見る

のんびりいこうよ

coppoumon.exblog.jp
ブログトップ
2016年 08月 22日

2016夏の終わり

京都市立美術館で、コレクション展「京都・美の系譜」が開催されていて、23日までというので、出かけた。
買い上げられた、日本画の村山春菜さんの作品も展示されているというのを、観る目的もあった。
出品は104点。すべて、見ごたえのあるものばかりで、堪能した。

その前に、建物向かいの国立近代美術館に入った。

2016夏の終わり_e0036151_09063383.jpg
4階の展示が100点余り、後で知ったのだが、撮影可能な作品があること、鉛筆でめもすることは可能であった。
建物のいたるところに、トイレの入り口や、受付にまでもマネキンがさりげなく展示され、デパートのウインドウなどで、なじみのある顔にも出会った。これらは京都で作られた、とある。


ユージン・スミス氏のフォト「水俣」シリーズ。

堂本印象、三輪晃勢たちが活躍した頃の日本画。


2016夏の終わり_e0036151_09070545.jpg
3階にも100点ほどの展示。
これらは、内容が深すぎて、私には伝えるだけの才能が、無いよう・・無い。
三階の展示は撮影、メモ禁止。

四階展示物とボーダーレスなものが多いが、こここそが「アンフォルメルと日本の美術」

中学、高校生時代に観ていた芸術新潮の作品が、本物で、対峙できる良い時間だった。

岡本太郎氏が、自身のコピーをマネキンで作る工程、対面、着衣させて並んだ様子・・・これも雑誌で見ていたが、
あらためて、その時代を懐かしく思った・・というより、つい昨日のことのようであった。

展示の内容に負けないくらい、外も熱い。

2016夏の終わり_e0036151_09061961.jpg
ロビーから南側を見ている。
ここでしばらく休憩。

予測はしていたが、冷房で冷え切ったからだを、向かいの市立美術館へ渡る横断歩道の熱風で、瞬間に温めることが体験できる。
電子レンジに入れられたような恐怖感は、まだない。

単に酷暑である。



by coppoumon | 2016-08-22 09:27 | Comments(0)


<< 真珠川 北原千代      炎暑とはいうが、腹は減る >>