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2017年 08月 27日

天王寺ステーション界隈

この近辺に初めて連れられてきたのは、5歳の頃。
針中野という駅で、のちに親戚になる、母の妹のお連れ合いの実家であった。
その後、近鉄の古市という駅に替わり、目の前の古墳を眺めた。

古市に行くことは、ないだろう、とおもっていたが、良いオルガンがあるのででかける。

演目は皆、バッハだった。

「目を覚ませと呼ぶ声がきこえ」から始まった。奏者のこの曲を、20年まえから、折々に聴いたが、きょうはこれまでになく拙かった。

曲が始まる前に、すでに覚醒していた。
それは、わたしの列の前のオバンの身なりであった。

黒い服を着て、首から、耳、手首に至るまで、大小の白い、丸いものを体にまとわせているすがたが、いかにも、オルガンキーボードのようであり、パイプをはずしたオルガンをおもわせたからだ。

しばらくして、わたしは座席を移動した。10年続くこの企画は、常に入りが50人ほど。どこにでも座れる。

終演後、ホール前のバス停で立ち止まった。渋滞気味ではあるが、向こうからバスが来ている。
古市駅まで700メートル。歩いて、まったく面白みのない町並みのところに、バスは藤井寺行きと表示が出ているのがわかる。



バス停では妙齢の婦人が、私がベルギーへ行ったとき・・などと話し、
あんた、小曲集、どんな色の本、使うてんの?
あたし? なんつうか、水色の本で・・

と、会話が聞こえる。今日の演奏はバッハのオルガン小曲集だった。
レクチャーと演奏、という題目であったが、音楽を聴いた、という印象からは程遠いものであった。

そうだ、藤井寺は商店街があった。
古い町並みや、遺跡のおおい所だ。
気分転換にバスに乗ろう。

婦人らのほか、ホールの客らしいひとたちが5人、全員バスに乗った。何てことだ。

そうして、帰りの電車まで同じだった。

天王寺の駅ビルは MIO という名にかわっていたが、古くからある北京料理の「百楽」がまだ存在しているというのがわかり、早目の夕食を済ませた。

阿倍野にくることは、まずない。
辺りを散策。

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なんという名づけだろう。今日のコンサートそのままじゃないか。と、通り過ぎざまに、ずっと以前、ごちゃごちゃとした通りに、美味しいものやが、軒を連ねていたことを思い出した。

それらしいところに行くと、ビルになっていて、とおりが少し再現されていた。

石炭ストーヴで煮つづけたドミグラスをつかった洋食屋。
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お隣の、饂飩屋。

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2軒の店はいちども入ったことはないが、その先で、マニアックなウンチクつきのコーヒー屋に連れて行ってもらったので、記憶していた。

きょうは手土産に、鶴屋八幡本店で和菓子を求めたのだが、和菓子ひとつより安く、おなかが一杯になることに、驚いた。

和菓子はそう考えると決して安いものではない。
なんとなく渡す気分になれなくて、持ち帰って来たのだった。


ハルカスを眺めた。
夜は、このように見えるのだ。
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ハルカスの夜景。
本来なら、ハルカスから夜景を楽しむのだろうけれど。

携帯で、しかも、ズームで300メートルほどの高さの先端を真下からながめる。











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by coppoumon | 2017-08-27 23:30 | 大阪 | Comments(0)


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