2017年 12月 03日
白血病からカムバックして親御さんの介護に、郷里へ帰っていた友人が召されたと連絡があった。 驚いたが合点もいった。 彼の魂の平安を祈るために、京都の山奥の静かな場所に出かけた。 途中、蓮華寺にお参り。 これまでに見たことの無い枯れた景色だった。 それも、何とすばらしい紅葉で、人の出もまたおびただしいものだった、と、お寺の方がおっしゃる。 これは虚子の父の法事で読まれたはずで、今の時期だろうとおもう。 お昼前に御蔭神社を目指した。 途中で、お昼の準備に帰る清水さんというおばあさんに会った。 近くも、遠目もきかへんようになりまして、失礼しました・・と。 田圃は籾殻が積まれ、冬の景色だ。 私は穏やかな12月初頭のこの時期を、一番好ましいと思う。 いつも、連絡があったときには、彼が、すぐ家のそばまで来ていた。 大病の後、「な~に、また向こうで会える・・」というと、一瞬、面食らって、すぐに破顔した彼。 そのうち時期が来れば召された彼が私を迎えに来るだろう。
by coppoumon
| 2017-12-03 22:21
| 京都
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