2018年 10月 26日
天気に恵まれて、大名庭園を歩く。 たくさんの履物が並んでいたのが、まったく見当たらないので、入って、茶道体験。 昨日、合流した友人と待合に入ると、白湯に食用菊を一片浮かべたものが出された。その、まろやかなこと。 小さなおかけじが掛かっており、鳥が描かれている。 「あの鳥はなんというのでしょうねえ」と友人が聞く。 ・・・さて、頭の黒い鳥なら知っているけど、頭の白い鳥は知らないよ」と私。 茶席に入って、あれは、母鳥でございます・・とお話があった。 お手前はお裏さんだった。明朗なお嬢さんが、あ、違った・・などとやり直しをされたり、いかにも楽しそう。 トラノオ、ホトトギス、テリハなどが活けてあるまんなかに、真っ赤な撫子が一輪、自己主張をしている。 後見のお茶の先生が入ってこられて、名残でございますから、撫子を・・・釜も少しお客様のほうによせて、水差しは小さなもの・・ええ高取でございます。 お菓子は「初紅葉」。 お作りになるほうも色々と工夫を凝らしてくださいまして・・と、名残惜しい時間を過ごした。 さて、それから先ほどお手前をしてくださったお嬢さんと別室で、はい、袱紗を、このように持ちまして、はい、鼻をつまむような感じです。はい、ぎゅっと握って・・と袱紗を裁き、御棗を清めて、茶杓を清めて、つの字に掬い、茶せんを振る。 この間の会話がとても面白く、無駄の無い動きに感心してしまった。 さてと、床のおかけじであるが、大徳寺の話をしているうちに、何と書かれていたか、失念してしまった。 まあいいかあ。それも名残。 あれ? 主茶碗も忘れているよ。なんだったっけ?? 次客の友人のは志野茶碗で、三島。これもよかった。 大丈夫かなあ、私。覚えられなくなってるよ。
by coppoumon
| 2018-10-26 23:53
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