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2019年 06月 08日

初夏の旅 三度目の長崎巡礼 その8 オランダ坂

友人宅でのお参りを済ませ、去年と同じ、石橋電停裏のオランダ坂に向かう。

一台の軽乗用車が下りてきた。車で通るような場所ではないだろう・・と可笑しい。
上五島石がびっしりと敷き詰められたオランダ坂。

帰宅して、ソプラノ歌手で芸大教授の藍川由美氏がうたう「古関裕而歌曲集」のCDを引っ張り出して聴く。

雨のオランダ坂、島原の子守唄、長崎の鐘、新しき朝の。

長崎はよく歌われるが、「雨のオランダ坂」が菊田一夫の戯曲「上海」の劇中歌だとは知らなかった。
昭和21年上演とあるから、その当時のスタッフは、もうどなたもご存命ではないだろう。
楽譜を通して音楽だけが残る。
いや、織井茂子の歌声も記憶されるだろう。

異人屋敷、ミッションスクール、石畳、確かにエキゾティックだなあとおもう。


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開放された異人屋敷が二つ。
そのうちのひとつに入る。

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枇杷がたわわに生っている。洋館と枇杷。長崎だな、と感じる。

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どこの礼拝堂で使われたのだろう。
教会にあるべき長椅子が二つ向かい合って、それぞれ別のものだとわかるが、よくマッチしている。

更に歩を進めて、もうひとつの公開された洋館を訪ねる。
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中で喫茶室があり、どこにでもお掛けくださいといわれて、座った場所は、一番よい眺めの席なのだそうだ。

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人影がが懐かしい。

お茶はカステーラが付いている。
羊羹でもよいのだけどな。

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二階のこれは、寝室になるのかな。借家として建てられたのだそうだ。
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玄関先にもどったところでコート掛けが、表は客用、裏は家人用、と分けられていることに気づいた。
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by coppoumon | 2019-06-08 14:06 | 行った | Comments(0)


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