2006年 03月 24日
スヴェーリンクのオルガン曲に「菩提樹の木の下で」という曲がある。人によっては「桜の木の下で」と訳す。 何にしても木陰に違いは無い。そこでアヴェックが愛をささやいているよ、というルネッサンス時代の音楽なのだ。 耳には心地よいが、変奏曲になっていて途中、相当早く弾かねばならないので、大御所でも時折立ち往生するのだそうだ。 私は、友人が達者に弾くのを幾度も横で聞いて、それに、私が弾いても、そんなものだという認識しかないが、ピアノと違って、パイプは反応が異なるので、楽器によっては弾きにくいのかもしれない。 しかし、大きな木の下では、やっぱりみんな、遊んだり、語らったりして過ごすのだ。 シャッターを切りながら、お前には孤独が、良薬さ、と、声が聞こえてくる。 ま、それはそれだ。 大きな木・・。 おおきな 栗の 木の下で あなたと私 仲良くあそびましょう おおきな 栗の 木の下で ずっと以前、男の子のお弟子さんが、歌っちゃいけない、といわれたよ、と、「Y」のキャンプでこの歌を習ってきて、家で大きな声で歌っていたら、お父さんがのけぞり、お母さんがあぶら汗をかいて、説明してくれた、というので、私に歌ってもらった。 ・・・・・・大きな 栗と、 栗鼠の歌。 小学生だった彼も、今年は後厄を迎えている。
by coppoumon
| 2006-03-24 23:38
|
Comments(6)
大きな木はなんか自分を抱えこんで包んでくれているような優しさを感じます。
大地に根を広げてその場所で見守ってくれているような… そんな大きな人間になれたらいいんですけどねぇf^_^;
0
Commented
by
zara-7 at 2006-03-26 05:49
Commented
by
coppoumon at 2006-03-26 06:06
とらさん。
大きな木が街なかでは少なくなってしまいましたね。私の近所のムクノキも、ほとんどが切られています。妖精たちが住処を失って去り、テレヴィの中ではどらえもん。リアルな世界ではバケモンばっかり。
Commented
by
coppoumon at 2006-03-26 06:13
ZARAさん。
良い景色でしょう、なんせ、向こう岸だもん。やっぱ、お彼岸に出せばよかったかなあ。 これね、賀茂川の上流、下賀茂の辺りです。 土手の上はうるさいほど車が通行していますが、河原は別世界。
Commented
by
zara-7 at 2006-03-26 22:22
Commented
at 2006-03-26 23:03
x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
|
アバウト
カレンダー
カテゴリ
全体 読んだ 聴いた 美味しかった 見た 旅先で 買った ああ、びっくり 作った 考えた 郷里 大阪 京都 摂津、茨木、高槻 ヴォーリズ 静子先生 和菓子 メニュ ジャム 常の日の惣菜 眺めのよいアパルトマン 絵いろいろ 住まう 裏庭 音楽の勉強 未分類 記事ランキング
以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 more... フォロー中のブログ
最新のコメント
ファン
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||