2006年 04月 06日
桜の季節になった。 今年は開花が遅いのか、近年早すぎたのか、4月1日に西陣へ遊びに出かけたときには、まだ二分咲きといった有様だった。 西陣で食事をしたとき、先付けに、親指の第一関節ほどの、小さな寿司飯にきゅうりの柴漬けの小さく刻んだものを載せたのと、たけのこの先の柔らかい浅漬けの薄切りに、ふきのとうが添えてあった。 食事を終えて店の玄関を出ると、お向かいは五辻の昆布屋、右隣は和菓子の千寿軒、その数軒下には、金時という名のおまん屋。千寿軒の和菓子は一個340円くらい、金時のおまんは105円。 金時で、ピンクのういろう地に白餡が入った、サクラの花びらの形をしたおまんと、焼き芋と言うお菓子を買う。どちらも僅かにニッキの香りがする。 山椒昆布、若筍昆布、ココアで包んだ黒豆、奈良漬、京飴、落雁を買いもとめ、二つに分けて、郷里の二軒のお家に、既にビニールハウスで茶摘が始まっている宇治の一番茶を添えて、花見のお土産に送った。 子供の頃から親しんだこの郷里の桜は、山桜。 相当に年を経ているようで、元の幹は途中で腐って、それでもまだ、花を咲かせている。 二重で、花びらが十枚だったような気がするが最近確認をしていない。 花が咲きそろうのが毎年4月10日ごろで、この桜の花の匂いを好きだった。 なんとか、この木の正確な名前が知りたい。 どういう、雅な名前を持つのだろうと判るのを楽しみにしながら調べはするが、見出せないままに時間が過ぎていく。 撮影は2003年、アルパ10d、マクロスイターf1,9
by coppoumon
| 2006-04-06 08:14
| 郷里
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Comments(4)
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ykzanshou
at 2006-04-06 10:11
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おはようございます。桜は色んな種類があるのですね。
この間、今は染井吉野一色になりすぎている感があると、なんかで読みました。 先日、朝日の夕刊で、桜→大和心→軍隊の連想を否定している人たちの記事があり救われた気持ちです。 改めて、敷島の大和心を‥‥という詩を読み直しました。
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coppoumon at 2006-04-06 11:24
関東生まれの染井吉野は、羽根木公園に、びっくりするような大木が何本もありました。満開の桜を見てみたいです。
決して品の良い花ではない、と評価されてるようですが学校には必ず植えてあったので、桜のスタンダードのような気がしますね。 遠くで見ていても、あのピンクはきれいです。 桜と錨は、たまに、デパ地下で、レトルトカレーになって紙箱入りで見つけます。 海軍式海老カレーは、本当のレシピを聞いた事があります。ブランディーでフランペした海老と、仕上げにエヴァミルクが入るのです。 私は進駐軍の時代しか知らないのですが、あのカーキ色には懐かしさと嫌悪感があります。
僕が学生の頃はちょうど入学式の頃に満開になっていたような…
やはり近年は早く咲いていたんでしょうか。 これも地球温暖化が原因なのかなぁ? 今年もこの週末は近所の公園は賑わいそうです (-^〇^-)
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coppoumon at 2006-04-07 23:52
とらさん。
桜は4月7日ごろが満開だったように覚えています。やっぱり温暖化で早いんですよ。女の子も温暖化なんですかね、高校生のような小学生いますね。高槻に行くバスの中で高校生にしてはお気の毒に、と思って観察してたら、小学生同士で、映画館に行く途中だったようです。 温暖化は良くない。 |
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