2006年 04月 29日
フランスのピアノは香水の音がする、といわれた事がある。私はあるときジル・マルシェクスのレコードを発見して入手した。 彼はモーリス・ラヴェルの友人で、私のピアノの先生が2年半師事していたことを知っていたからだ。 静子先生はおっしゃる。 「演奏に、出来、不出来のある人でした。出来の良い時は、素晴らしい演奏をした人です」師は、最晩年、お訪ねしたときにこのように話してくれた。何と言うことか、再生してみると、音にノイズがほとんど無いのだ。鮮やかな音でクープランの「ひらひらする髪飾り」が響いてくる。 ジル・マルシェクスを日本につれて来てフランスのピアノ音楽を紹介したのはバロン薩摩・薩摩治八郎だったことはずいぶん後で知った。
by coppoumon
| 2006-04-29 08:33
| 静子先生
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