2005年 08月 02日
母方の祖父のところで戦前戦後と働いておられたご夫妻は、近江の高島町のご出身で、 律儀な方たちで、盆暮れ、彼岸は必ず墓掃除に帰ってこられ、何かとお土産物を頂いた。 法事で帰省されたときは、必ず料理を届けてくださり、中に私がいつも楽しみにしていたものがあった。 それは、丁子麩ときゅうりの辛子酢味噌和えで、母が何度チャレンジしても届かない美味しさだったがある年から、立派な折り詰めが届くようになった。 お身内が段々高齢化してきて、たくさんの人数分、料理を作ることが出来にくくなったことから、仕出しを頼むようになったというのである。 琵琶湖に行くとそんなことを思い出す。 琵琶湖のキャンプ場は志賀町で、北側に小さな川があり橋を渡ると高島町である。 今年は、町に探検に出ることにして、あのご夫妻が買ってきてくださった土産物を探した。 丁稚羊羹。 子持ち鮎。 萩乃露の奈良漬。 お二人とも召されて十年以上経つが、見覚えのあるパッケージは何一つ変わらない。 それらを探し当てて自分への土産にした。
by coppoumon
| 2005-08-02 09:15
| 美味しかった
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